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  1. 越前市議会 2022-02-18
    02月24日-02号


    取得元: 越前市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    令和 4年 3月定例会         令和4年3月越前市議会定例会(第2号) 令和4年2月18日の会議に引き続き、令和4年2月24日午前10時から会議を再開した。  =======================================1 議事日程┌─────────────────────────────────────────┐│           令和4年3月越前市議会定例会議事日程            ││                        令和4年2月24日午前10時開議 ││  第 2 号                                  ││ 第 1  議案第16号 越前市職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について   ││ 第 2  議案第17号 職員の育児休業等に関する条例の一部改正について      ││ 第 3  議案第18号 越前市国民健康保険税条例の一部改正について        ││ 第 4  議案第19号 越前市公民館使用条例の一部改正について          ││ 第 5  議案第20号 道の駅「越前たけふ」の指定管理者の指定について      ││ 第 6  議案第 2 号 令和3年度越前市一般会計補正予算(第9号)        ││ 第 7  議案第 3 号 令和3年度越前市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)  ││ 第 8  議案第 4 号 令和3年度越前市介護保険特別会計補正予算(第2号)    ││ 第 9  議案第 5 号 令和3年度越前市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) ││ 第10 議案第 6 号 令和3年度越前市水道事業会計補正予算(第3号)      ││ 第11 議案第 7 号 令和3年度越前市工業用水道事業会計補正予算(第2号)   ││ 第12 議案第 8 号 令和3年度越前市下水道事業会計補正予算(第2号)     ││ 第13 議案第 9 号 令和4年度越前市一般会計予算               ││ 第14 議案第10号 令和4年度越前市国民健康保険特別会計予算         ││ 第15 議案第11号 令和4年度越前市介護保険特別会計予算           ││ 第16 議案第12号 令和4年度越前市後期高齢者医療特別会計予算        ││ 第17 議案第13号 令和4年度越前市水道事業会計予算             ││ 第18 議案第14号 令和4年度越前市工業用水道事業会計予算          ││ 第19 議案第15号 令和4年度越前市下水道事業会計予算            │└─────────────────────────────────────────┘  =======================================2 本日の会議に付議した事件 日程第 1  議案第16号 越前市職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について 日程第 2  議案第17号 職員の育児休業等に関する条例の一部改正について 日程第 3  議案第18号 越前市国民健康保険税条例の一部改正について 日程第 4  議案第19号 越前市公民館使用条例の一部改正について 日程第 5  議案第20号 道の駅「越前たけふ」の指定管理者の指定について 日程第 6  議案第 2 号 令和3年度越前市一般会計補正予算(第9号) 日程第 7  議案第 3 号 令和3年度越前市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 日程第 8  議案第 4 号 令和3年度越前市介護保険特別会計補正予算(第2号) 日程第 9  議案第 5 号 令和3年度越前市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 日程第10 議案第 6 号 令和3年度越前市水道事業会計補正予算(第3号) 日程第11 議案第 7 号 令和3年度越前市工業用水道事業会計補正予算(第2号) 日程第12 議案第 8 号 令和3年度越前市下水道事業会計補正予算(第2号) 日程第13 議案第 9 号 令和4年度越前市一般会計予算  =======================================3 出席議員(21人)     2 番 中 西 昭 雄 君         3 番 砂 田 竜 一 君     4 番 清 水 一 徳 君         5 番 桶 谷 耕 一 君     6 番 近 藤 光 広 君         7 番 橋 本 弥登志 君     8 番 小 玉 俊 一 君         9 番 加 藤 吉 則 君    10番 大久保 健 一 君        11番 吉 田 啓 三 君    12番 題 佛 臣 一 君        13番 三田村 輝 士 君    14番 安 立 里 美 君        15番 大久保 惠 子 君    16番 川 崎 悟 司 君        17番 城 戸 茂 夫 君    18番 小 形 善 信 君        19番 前 田 一 博 君    20番 前 田 修 治 君        21番 片 粕 正二郎 君    22番 川 崎 俊 之 君  ───────────────────────────────────────4 欠席議員(1人)     1 番 吉 村 美 幸 君5 議  事        開議 午前9時58分 ○議長(川崎俊之君) では、皆さんおはようございます。 これより本日の会議を開きます。 本日の会議の欠席届が吉村美幸君から参っておりますので、御報告いたしておきます。 ここで小泉企画部長から特に発言の申出がありますので、これを許可いたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 2月18日に行いました議案第9号令和4年度越前市一般会計予算案の提案理由説明において、6ページ10行目中、自主防災組織育成事業に「4,427万円」と御説明いたしましたが、正しくは「442万7,000円」でありますので、ここに訂正しておわび申し上げます。 なお、正誤表はお手元に配付してありますので、よろしくお願いいたします。  ================ △日程第1 議案第16号 ~ 日程第4 議案第19号 ○議長(川崎俊之君) それでは、本日の日程に入ります。 日程第1議案第16号越前市職員の配偶者同行休業に関する条例の制定についてから日程第4議案第19号越前市公民館使用条例の一部改正についてまでの4案を一括して議題といたします。 この際、申し上げます。 今定例会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入替え制により議会への出席者を最小限に抑え、マスク着用の上、演台、一般質問席以外での答弁については自席に着席したままで実施しますので、御理解、御協力をお願いいたします。 これより行います理事者への議案質疑につきましては、一問一答方式により1議題につき質疑、答弁を含めて一般会計当初予算を除き30分以内の時間制限により行います。 質疑は議題に供与されている案件について議員が賛否等の態度決定をできるよう疑問点を問うことが目的でありますので、議員各位にはその範囲を逸脱することなく、簡明簡潔な発言に努められますようお願いいたします。 また、申合せにより、各議員が所属する委員会の所管事項については、施策の大綱に関わるもの以外の詳細な事項に関しては避けることを例としておりますので、申し添えておきます。 理事者におかれても、質疑の趣旨に沿った適切な答弁をなされるよう、ここで改めてお願いいたしておきます。 なお、一般会計当初予算の議案質疑の時間制限等については、議題に上がった際に改めて申し上げます。 それでは、本4案に対する質疑に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) おはようございます。よろしくお願いします。 それでは、議案第16号です。越前市職員の配偶者同行休業に関する条例の制定についてお願いをします。 まず、ここの休業とはというところですが、内容をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) 休業でございますけれども、休業と申しますのは、市職員の身分を保有しながら長期間職務を行わないことを休業というふうに申します。なお、休業における期間中におきましては、給与や各種手当等は支給されないということになります。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) ということは、これは育児休業というところの休業と同じような考えということでよろしいですね。 続いて、育児休業と同じなら、福利厚生、今ほど給与は支給されないということなんですが、ほかの福利厚生はどこまで付与されるのか、教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) 福利厚生につきましては、配偶者同行休業期間中におきましても、いわゆる地方公務員共済組合法、私どもでいうと市町村職員共済組合になりますけれども、こちらのほうの掛金をお支払いいただく必要はございますけれども、医療費の給付など、休業前と同様の助成を受けることができます。 なお、今、育児休業と同行休業の違いというところでの御質問もいただいたところでございますけれども、育児休業の場合につきましては、いわゆる給付金が共済組合から支給されるというのに対しまして、この同行休業制度についてはそれが支給されないという、その差がございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) どこまで福利厚生というのか、福利厚生の範囲が結構広い解釈と狭い解釈とあって、民間の会社でいくと、福利厚生は海外なんで同行する旅費を支給するとか、そういったところもあるかなと思うんですが、それはいかがでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) 企業のほうは海外に出張という扱いを取られるということから旅費を支給されるということになろうかと思いますけれども、本市におきましてはその旅費を支給するという規定は設ける予定はございません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 次に、この届出とか承認、証明が、どういうふうな実態という、実態を把握するのはどういうふうなことでするのか、またどこで確認して、誰が承認するのかを教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり)
    ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) まず、届出でございますけれども、この配偶者同行休業を取得しようとする職員は、休業を始めようとする日の1か月前までに、申請書に休業の理由が確認できる書類を添えた上で任命権者に御提出をいただくということになります。 また、原則といたしまして、1回期間延長の請求が可能となってございます。しかしながら、延長前の休業期間と合わせて最大で3年以内の延長ということが可能となっているわけでございます。 続きまして、承認でございますけれども、申請書の提出を受けた任命権者は、公務の運営に支障がないと認めるときには、申請を行った職員の勤務成績や職務復帰後もおおむね5年間程度継続して勤務する意思があるかどうか、そういったことを確認した上で休業を承認するということになります。休業を承認した場合には、海外のほうに御同行された場合につきましては、半年に1度程度、電話でありましたり電子メール、そういった手段によりまして定期的に職員の状況を確認をするということに努めていくということにしております。 なお、こういった手続の詳細につきましては、この条例を可決いただいた後に速やかに規則において定めていく予定でございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 届出を一月前までにというところなんですが、この届出をするときの証明書は配偶者等の勤め先とか会社とかというところだと思うんですが、どういうもので確認するかもう一回お願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) 会社のほうから、うちの職員の御主人さん、配偶者でありましたら、その方に海外の勤務を命じているというんでしょうか、いつから就く予定ですというような書類を出していただくことによって、うちのほうでそれを確認させていただくということになろうかと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 配偶者が勤めているところの証明というか事例とか証明書とか、事例というか、命令書とか、そういったもので確認するということでよろしいですね。 それと、これは誰でもできるんですかね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) 市の一般職員をこれは対象としてございます。会計年度任用職員はその名のとおり1年度ごとでの更新ということになりますので、一般職員を対象とした制度でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 一般職員でも誰でもというんか、成績に関係なしにとか、勤務何年以上とか、そんなことはあるんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) 勤務何年以上の職員がとかという規定はございません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) それでは、この制度の県内とかほかの状況が分かりましたら教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) この制度につきましては、まず一番最初に県内で取り組まれたのが、小浜市が条例化の制定をされました。しかし、小浜市では使用実績はございません。その次に、福井市さんのほうで導入をされました。福井市さんでお一人の方が利用されているとお聞きしております。昨年度ですか、敦賀市さんのほうが導入され、お一人の方の利用があるというふうにお聞きしているところでございます。ですから、県内では、お二人の方が利用されているという実績もございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) この近年、いろんな、コロナというところもありますし、多様な働き方があるというところでありますので、こういう配偶者に同行しながらしばらく間を置いてまた復帰して。ですけど、そういった海外へ行って、その経験を生かしてまた職務に励むと、そういったところも一つのステップアップの要素にはなるかなと思いますので、有効活用していただきたいのと、できるだけ活用しやすいというんですか、3年も離れてると、また育休と違ってちょっと間が空く、外へ出てるということもあって、かなり復帰も環境になじみにくいところもあるので、そういったケアも含めて、職員のほうの育成といいますか、そんなことをお願いしておきます。 以上です。 ○議長(川崎俊之君) 質疑を終結いたします。 議案第16号及び議案第17号の2案については総務委員会に、議案第18号及び議案第19号の2案については教育厚生委員会にそれぞれ付託いたします。  ================ △日程第5 議案第20号 ○議長(川崎俊之君) 日程第5議案第20号道の駅「越前たけふ」の指定管理者の指定についてを議題といたします。 それでは、本案に対する質疑に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) おはようございます。よろしくお願いいたします。 議案第20号、一般議案としまして、道の駅「越前たけふ」の指定管理者の指定について質問させていただきます。 このたび配付されました審査結果には、指定管理者の決定に5つの評価項目があります。その全てが株式会社鮮魚丸松のほうが評価点は上回っております。それぞれの評価に差が出たポイントを鮮魚丸松が提案された内容を基に説明をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 各評価項目につきましては、指定管理者の指定の手続に関する条例の規定で5つの評価項目が設定されているというところであります。 その5つの評価項目のうち、主なものについて少し詳しく御説明させていただきますと、まず最も配点の高い、施設の効用を最大限に発揮するものという項目につきましては、今般候補者に選定された鮮魚丸松さんから道の駅をにぎわい創出と地域振興を視点に、次のような提案がなされたところです。 まず1つ目でありますが、テナントとして参加する地元企業と連携した、地域に根差した管理運営を行うと。2つ目に、伝統工芸の各産地と連携した観光誘客促進のための取組を行うと。3つ目に、ホームページやECサイトを活用した情報発信。4つ目に、多目的広場等を活用した定期的なイベントの開催などが提案内容でありました。これらの提案がこの施設の効用を最大限に発揮するものという項目の中で高い評価につながったのかなというように思います。 評価項目の2つ目に、公の施設の適切な維持及び管理並びに管理に係る経費の縮減が図られるものであることという項目がありまして、この項目につきましては、既に物販飲食等の運営事業者に鮮魚丸松さんも選定されておりますので、この指定管理を請け負うことで道の駅全体を一体的に管理する、そして迅速かつ効率的な運営体制を築くことができるといった提案がされました。この点についても評価がされたものというふうに考えております。 最後に、評価項目の3つ目を御説明させていただきますと、公の施設の管理を安定して行う人員、資産、その他経営の規模及び能力を有しており、または確保できる見込みがあることという項目につきましては、宿泊施設経営の経験がある方をこの道の駅の駅長として雇用する見込みがあるということとか、飲食物販事業と連携した人員配置、また建物管理の専門企業による管理体制、各テナントとの連携体制等の提案がなされたところであります。こういったところが高くというか、評価されたというふうに考えております。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 分かりました。そういう優位性があったということで。 優位性といえば、この道の駅そのものが丹南エリアの唯一の新幹線駅の玄関口でありまして、さらに北陸自動車道武生インターと国道8号線の結束点という利便性がございます。ここをある意味、丹南エリアの道の駅の拠点という位置づけの捉え方が重要になるんではないかなというふうに思ってます。ここをホームページとかSNS、ECサイト、オンラインショッピングにつなげていく考えがあれば、この物販の出店主という鮮魚丸松さんはもとより、丹南一円の物販の販売促進につなげられるような取組まで期待できるのではないかと思ってます。この考えに対して何かございますでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 鮮魚丸松さんの提案におきましては、ホームページとかSNSによる情報発信、そしてECサイト運用による物販、ネットを活用した各種取組が示されまして、ネットサイトで道の駅を身近に感じていただいて、興味を持っていただくことから始めていきたいということが提案されたところであります。 市といたしましても、こういった取組が地域の関心を引き出して、丹南地域一円の消費拡大や観光誘客につながっていくものと期待をしてるというところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) ぜひともそういうふうに期待して進めていきたいと私たちも思っております。 そこで、提案の中で全体の売上げとか集客数の目標値とか、そういったことは示されているんでしょうか。新幹線の開業前と開業後のそれぞれの目標値はあってもいいかとは思いますが、そういった点はいかがでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 今回の指定管理者選定委員会での提案資料としましては、売上げとか集客数の目標値、そういったものを示す提案はございませんでした。今現在、鮮魚丸松さんと市との協定を結んでおります。そういったところの協定には、飲食物販スペースでの事業計画を今後市に対して提出することということになっておりますので、そういった事業計画の中で、その協議の中で、道の駅の集客数とか売上げの目標値についても鮮魚丸松さんと一緒になって検討していきたいと、考えていきたいというふうに考えています。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 事業計画書というのはこれから大切になってくると思います。そのベースは私が申し上げたような形になってくると思いますので、よろしくお願いします。 それで、先ほどとちょっと重複すると思うんですけれども、越前市では初めてとなるこの道の駅です。この場所で設置という意味では、越前市の道の駅設置及び管理条例第5条(4)に記載されております観光情報及び地域情報の発信に関する事業が非常に重要になると思います。この点に関しては提案の中でどんな内容が有効だとお考えでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 鮮魚丸松さんからの提案でありますけれども、道の駅において伝統産業をはじめとする地元企業の製品の展示、販売、そして千年未来工藝祭とかRENEWなどの丹南地域の産業イベントと連携した各産地への送客の取組、そして市観光協会と連携しながら実施することで観光誘客につなげていくこと、さらに市3大グルメをはじめとした飲食の提供によってPRを図る取組というものが提案の中で示されたところであります。それらの情報をホームページテレビコマーシャルなどの各種広告媒体またSNS等を利用しまして発信を行っていくという提案がなされております。 市としましても、市初めてとなる道の駅における情報発信についてこれらの取組が有効であるというふうに考えてるところであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) そのとおりだと思います。その考えの下に進めていただきたいんです。 それで、道の駅は県内18か所ございます。越前市のこの道の駅の場合、立地場所の優位性は高いと思います。 それでは、他の道の駅と比べ、ハード面、そして特に管理運営面でのソフトの優位性はどのように見ればよろしいでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 本市の道の駅の立地の優位性ということでありますけれども、ハード面では北陸新幹線そして北陸自動車道、国道8号、そういった主要交通の結節点であることから、広域交通の拠点として多くの人々を迎え入れる玄関口としての機能、そういったことが優位性があるというふうに考えてるところであります。 ソフト面の優位性といたしましては、飲食物販スペースでは、鮮魚丸松さんによるカニなどの鮮魚類をメインとした販売、またお食事どころ、おそば、3大グルメ、そういった飲食を充実させまして、さらに地場野菜、伝統工芸品、そういった販売など、本市の魅力を打ち出す、そういったことがソフト面での優位性というふうに考えておるところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) このたびの越前市の道の駅では越前市観光協会による観光案内所ができるというふうなこのたびの説明でございます。イメージ図では、福井駅前にある観光案内所のウエルカムセンターのイメージかとは思います。福井市のこのウエルカムセンターは、福井市内外の観光情報の提供、福鉄、京福バスの切符の販売、宿泊先への手配、配送などのワンストップサービスを提供して、雨具や無料の車椅子のレンタル、有料で電動アシストつきの自転車のレンタルを行ってます。現在予定されてます越前市の観光案内所の運営について教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 道の駅の観光案内所につきましては、市観光協会に運営業務を委託するという予定でございます。観光協会はこれまで新幹線開業に向けたインバウンド事業とか丹南地域周遊滞在型観光推進事業などを市と連携して実施をしてきておりまして、また今後、中心市街地やまちなか観光との連携も必要なことから、道の駅での観光案内業務も市観光協会へ委託して運営してまいりたいというふうに考えてるところであります。 業務内容としましては、丹南地域の観光案内、ボランティアガイドの受付、高速バスチケットの販売などを予定しております。 職員体制については、2名体制で運営を行っていきたいというふうに考えています。 丹南地域との連携については、丹南地域の観光協会等と連携しまして、案内所の職員が周辺施設の観光案内をできるような体制づくりを進めてまいります。 ○議長(川崎俊之君) ここで申し上げます。 近藤光広君、越前たけふの指定管理者の質疑から少しずれてるような気がします。簡潔な質疑をお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) それでは次に、指定管理者の鮮魚丸松さんと越前市観光協会の管理運営等の考え方、ここを教えていただきたいんですが。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 鮮魚丸松さんと観光協会との管理運営の考え方ということでございますが、道の駅の観光案内業務は指定管理ではなく市直営で実施をしまして、市観光協会へ観光案内所の運営業務を委託する予定であります。指定管理者の株式会社鮮魚丸松は、施設の管理を含め、条例に定められた観光情報及び地域情報の発信に関することとしておりまして、道の駅の事業を実施していくということであります。よって、市観光協会と指定管理者の鮮魚丸松さんが連携して観光情報及び地域情報の発信を行っていくということになります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 分かりました。 それでは、道の駅は避難場所とか備蓄倉庫も兼ねた設定ということもあるんですが、この道の駅はそれではなく、北陸自動車道やら国道8号の有事の際の緊急避難場所の提供での位置づけをされてます。この件の鮮魚丸松さんの提案、そして市の要求事項がもしあれば教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 道の駅の避難場所としての位置づけ、鮮魚丸松さんの提案、そういったことでありますが、鮮魚丸松さんからの提案では、この道の駅が北陸自動車道そして国道8号など、広域交通の結節点ということになりますので、防災機能として降雪災害、そういったときにはドライバーの一時避難場所としての活用、そしてテナントと協力した避難者への物資の支援体制の確立、そういった災害対策の方策について提案されたというところであります。 市におきましても、指定管理者募集要項の中で、災害により一時的に市民の道路利用者の避難場所等として市が当該施設を必要とするときは、市の要請に応じて施設等の管理の運営を行い、市の指示に従うことというのを定めているところでありますので、緊急避難場所としての対応としてまいりたいというふうに考えてるところであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) そういう緊急避難的な要素は非常に大切な部分でございますので、しっかりとやっていただきたいと思っております。 最後に、管理運営会社、鮮魚丸松さんとの契約期間は10年というふうになっております。この間の指定管理者評価委員会の予定を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 指定管理期間10年の間の評価委員会の予定につきましては、指定管理者の指定に関する事務処理要綱という規定がありまして、5年を超えた期間の指定の場合は中間評価を必須条件としまして、協定書等に基づく目標の達成状況について指定管理者評価委員会による評価を実施するというふうに規定されております。そういったことから、おおむね5年を目途として中間評価を実施していくことになるというふうに考えているところであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 5年を目途として中間評価をするということで、しっかりと評価をしていただいて、しっかりとした内容で、ここは本当に玄関口という形で重要なポジションになりますので、単なる道の駅以上の効果があるような、市民にとってもプラスになる、来ていただく観光者の方々にもプラスになるような施設に、ぜひとも鮮魚丸松さんの管理運営で、また市がきっちりと対応して、市の観光協会もしっかりと対応していただいて、すばらしいものに築き上げていただくように念じておりますので、よろしくお願いします。 以上で結構でございます。ありがとうございました。 ○議長(川崎俊之君) 質疑を終結いたします。 本案については産業建設委員会に付託いたします。  ================ △日程第6 議案第2号 ○議長(川崎俊之君) 日程第6議案第2号令和3年度越前市一般会計補正予算第9号を議題といたします。 本案に対する質疑に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) では、お願いします。 予算説明書の27、28です。 ですが、今回の3月補正の概要と特徴がありましたら教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 3月補正予算の特徴といたしましてですけれども、まず法人市民税におきまして2億円を計上しております。これにつきましては、上位30社以外の令和3年度見込みが上方ということでの増でございます。 また、国において国税収入が想定を大きく上回った影響で、地方交付税が5億1,978万6,000円の追加交付を受けることとなりました。 また、歳入で申し上げますと、35ページ、36ページになりますけれども、競艇事業収入、これで2億5,000万円ということで、一般財源の収入が主なものといたしましてこういったものがあったということでございます。 これに対しまして、国が補正予算を組みましたので、その補正予算を活用して補助公園整備事業や小・中学校の施設営繕、橋梁改修、東運動公園のテニスコートの改修などの事業前倒しを行うことによりまして、一般財源及び補正予算債によりまして将来負担額の減額を図り、財政基盤強化と新年度、来年度に向けて財政調整基金及び社会基盤整備基金への積立金を計上した予算というような形でございます。 結果、財政調整基金の令和3年度末の残高見込みにつきましては28億3,729万4,000円、令和2年度25億5,000万円余りと比べまして約2億8,700万円増えたというような形での3年度末の補正予算の形ということでございます。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 概要は分かりまして、国の上振れというか、歳入の増というのがなかなか読めなかったというのは、このコロナの状況ではなかなか読めないかなというように思います。意外となぜ国税が上がったかというのはまた違うところで分析はしてると思いますが、交付税が増えてきたということと、法人税は増えてきたというのはありがたいことだなというふうに思いますが。 部長の答弁の中で30社以外というのが何か初めて聞く言葉なんですけど、今までも言ってましたっけ、30社以内とか、上位10社とかって。前回12月で6億円ですか、市民税、法人税が増額して、今回もというところなんですが、そういった区分けをしてく、そしてまた30社とか以外とかという区分けをしてるというのはどういうことなんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 各事業所、企業におきましては決算期がまちまちでございまして、上位30社で一概に申し上げられますのは、3月期決算の事業所が主に上位30社を占めているというような形でございます。 3月期決算ということで12月補正で6億円、法人市民税、上振れということで出させていただきましたけれども、これがいわゆる3月期決算の事業所におきまして11月頃、12月補正予算を編成するまでにおおむね確定、確認できたということで、6億円の予算計上を追加補正をさせていただきました。 今回3月補正につきましては、3月期決算以外の事業所ということで、そういった事業所方の税の確定が、決算の確定値の確認が行えまして、それの数値が今回2億円上振れをまだ示したということで、上位30社以外というのはそういった意味でございますので、12月補正で計上に基づいた事業所以外の事業所でさらにまだ2億円の上振れが出たということで御理解いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) ということならば、3月期決算の会社とそれ以降の会社という分類が、言い方が、上位30社が前回出して今回30社以外が今回という説明では何か違うかなと思うのと、部長、確定したって言われますけど、12月補正で出すときにこの企業の決算はまだ確定してない、3月期なら、そういう予想ができたという、企業への調査によってそういったことが確認できたということでの12月補正と今回の補正という、そういう取扱いでいいんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 予定納税の制度がございますので、上位30社につきましてはほぼ予定納税をしているという形での確認ができたという表現でございますので、御理解いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 今回も本当にありがたいことに市民税、市税の増収があったということでありますし、12月もなかなかない、これまでにない金額の市民税の補正があったということなんです。 ということなんですが、過去のことを言いますと、2年度の当初予算を組むときに、そのときには元年度と比べ法人市民税が36%落ち込んだという説明でやっていたんですが、予算をいろんな計上をしたと思いますが、しかし2年度の3月補正で7億円弱、6.7億円の増額になったという、そういった経過もあるんです。 ありがたい補正なんですけど、なかなか当初予算で確認できずに、減額をして落ち込んでるといって当初を組んで、年度末に積み上げるという、前回もちょっと言いましたけど、こういうやり方、こういう流れはどうなんでしょうか。やむを得ないというか、普通かというんか、当たり前やというか、そんな捉え方はどうでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 令和2年度、令和3年度につきましては、特にコロナということで、先ほど国のお話もしましたけれども、国におきましても、例えば令和2年度法人税割の地方財政計画、当初予算を我々が編成するときに国にお示しいただく数字が、令和2年度ですと令和元年度の調定額の89%ぐらいの数字ですよと、令和3年度につきましてはさらに令和2年度調定額の69%ということで、マクロで我々にお示しをいただいてます。 我々はそういったものを参考にするとともに、市内の大手企業からも聞き取りをさせていただきますが、大手企業のほうは聞き取りをさせていただいても慎重なお答えをやはりされますので、そういったものを受けるということ。 また、令和2年度当初予算につきましては、さらに法人市民税の税率改正で12.1%から8.4%に減額されるということも決まっておりましたので、そういったことを勘案しますと、当初予算編成時におきましてはやはり慎重にならざるを得ないといいますか、かなり低めの想定をさせていただいてると。 令和3年度につきましても、同じくそういったものを想定して予算編成をしてるということでございますので。 今までどうだったかといいますと、歳入は慎重に見積もるというのが原理原則でございますが、ましてや空財を充ててはいけないというのは当たり前の話でございます。 ただ、今回、2年度、3年度につきましては、コロナの中で想定できないものが起きているということが一番の原因だと認識しておりますので、御理解いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 今回は想定外の中でも結構な上振れがあったというところでありますが、私の意見としたら、3月とか12月の歳入の補正をしても、なかなかやっぱり執行計画が限られてきたり、使途が限られてる、限定されてくるというところで、どうしても財調とか基金に積み上げしていくという、それを加味して、また新年度予算もということでいいんだろうと思いますけど、当初予算というのは、やっぱりその年、その年度の執行計画を立てる、市民のいろんな生活を支える、福祉向上のためにしっかりと計画を組むという意味では大事な新年度の当初の歳入歳出予算かなというふうに思いますので、これは私の考えでありますので、これについて意見を述べることについては、新年度のほうでまた意見を、実際のも含めてお聞きしたいなと思っています。 次に、45ページ、46ページをお願いをします。 農林水産業費のところでありまして、農作物鳥獣害防止対策推進事業の減額があるわけですが、この内容と理由についてお教えください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野農林審議監。 ◎農林審議監(西野孝信君) 農作物鳥獣害防止対策事業、これの減額につきましては、まず防護柵、ワイヤーメッシュ柵でありますが、この整備に伴う国の補助金、これが10分の10の補助金でございますが、これにつきまして当初予算と比較をして約4割の減額となったこと、これによりまして2,974万3,000円が減額となりました。また、豚熱の影響によるイノシシの生息数の減少、これに伴う捕獲頭数の減ですとか、くくりわなによるニホンジカの捕獲頭数、こちらが当初計画を下回る見込みとなったことから、有害鳥獣対策に伴う報酬など、464万円の減額となったものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 補助率は10分の10であっても、4割が減ったというのは半分近く減ったということで、これで本当に住民の方の要望に応えられたのかなと思いますが、いかがですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野農林審議監。 ◎農林審議監(西野孝信君) この国の補助事業につきましては、令和3年1月、県より国の要領が変更されたと、これで防護柵の仕様が変わったということと、補助金も約4割程度減額される見込みであるというようなことが示されたわけであります。このことから、再度見積りを徴しまして、資材単価が増額となったこと、また補助金が減額となることと併せて、整備計画の大幅な変更、こういったものが不可欠となりました。そのことから、改めて設置希望集落の方々と協議を行い、今年度の整備計画について調整を行った結果、調整後の整備計画、こちらにつきましては全て完了したところであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 調整も渋々の集落があったかもしれませんが、結構資材が増えていまして、また相手方も非常に慣れてきて賢くなってくるということで、その対策はもう複雑化してるというところがあります。そういったところで、やっぱ地元にも多種多様なやり方とか多様な資材の提供とかが必要になってきますので、国の補助という、受ける要件もあるんでしょうけど、なるべくそれに沿うような形で、また住民の要望にも沿うような形で対応をいただきたいなと思います。 また、この今回の減額については、どのような市のほうの考え方か教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野農林審議監。 ◎農林審議監(西野孝信君) 今回この国の防護柵整備に係る補助金が約4割減ったといったこと、これにつきましては非常に残念なことでありまして、また対象集落の皆様におきましても、計画変更など、御迷惑をおかけをしたところです。 今後につきましては、既に鳥獣被害、これは農村部のみならず、市全域での課題であるということから、鳥獣被害を抱える我々の実情、こういったものを踏まえて、県を通じて国に補助制度の拡充を求めていきたいというふうに考えてるところです。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) ちょっと先ほど言いましたような、いろんな要望がたくさんあったり、いろんなやり方もあるので、それぞれの集落、それぞれの獣害に対する対策をしっかり住民の皆さんとお話ししてやっていただきたいなと思います。 次に、49ページ、50ページのところです。 道路新設改良費のところでありますが、ここの補助道路整備事業の減額の内容といいますか、理由をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 補助道路整備事業の6,109万8,000円の減額の主な理由でございますが、旧丹南広域農道になりますが、市道第3801号線、こちらの4車線化事業実施におきまして、コロナ禍の影響で地元説明会、こちらの開催に時間を要しました。現在、県と市が連携をして道路線形を検討しているという段階です。令和4年の春以降に地元説明会を開催いたしまして、道路線形等の理解を得た後に用地測量を実施することになりました。このことによりまして、内示差とともに委託料を減額したものでございます。 また、工事請負費の減額の主な要因といたしましては、総社通りの消雪工事におきまして、経済的に有利な工法、こちらを取ることができましたので、こちらにより減額となりました。 単独道路整備……。補助だけですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) この4車線化に伴う説明会が遅れてきたので、測量設計、調査が遅れたと、できてないというところなんですね。 この4,900万円というのはそこの部分だけのことですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 藤原建設部長。
    ◎建設部長(藤原義浩君) そこの部分のみの委託料になります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 分かりました。4車線化というのは非常に多くの人が待ち望んでいるところなので、やり方もいろいろ工夫しながら、やっぱ一度に集める説明会はもう厳しいです。やり方を変えてやっていくというところも考えていただかないと駄目かなと思います。よろしくお願いします。 続きまして、同じところでありまして、単独道路の整備事業です。この減額についても教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 単独道路整備事業の3,500万円の減額の主な理由でございますが、市道第5803号線、こちらは北町の地係になりますけれども、こちらでの消雪の排水処理におきまして、地元協議の結果、消雪施設整備と道路側溝整備の進捗を合わせて行うというふうになったため、令和3年度としては事業を見送ることといたしました。 また、単独道路整備事業につきましては、各地区、町内から多くの要望があることから、他路線に振り替えて事業が実施できないか検討いたしましたが、起債の発行条件の関係から困難であったため、減額いたしたものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 感覚的に言うと、単独道路整備というとほかのところ、待ってるところはいっぱいありますけど、そこに振替ができなかったかなという。 起債の関係というと、内容を聞いていいですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 起債発行のとき、計画に載っているところには振替ができるんですが、それが載ってない部分にはできないということで、結果的に見送ることになりました。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 起債の変更というのはできないんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 確認をしたところ、その時点ではできなかったというふうに聞いております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) なかなか融通が利かないところもあるんでしょうけど、それは経験もありますけど、融通を利かすような働きかけも必要だし、単独道路というと融通が利くもんだという、感覚的にあるので、そういった記載の申請場の担当とよく相談しながらやっていただきたいと思います。 続いて、51、52ページのところでありまして、住宅費のところです。 この住宅整備費、市営住宅の改善事業の減の内容について教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 住宅改善事業の減額でございますが、市市営住宅長寿命化計画に基づきまして、令和3年度は市営住宅春日団地A棟、それから武生南団地1号館の2棟につきまして改善工事を計画していました。しかし、国の社会資本整備総合交付金が十分に配分されなかったため、春日団地A棟のみを実施し、改修工法等の検討を行いました。その結果、今年度の国費の配分がなかった武生南団地1号館の請負工事費と入札差金等含めまして、5,500万円を減額補正したものでございます。 なお、今年度未執行の武生南団地1号館の改善工事につきましては、令和4年度に執行を予定しております。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 国の交付金が配分されなかったというところなんでしょうけど、先ほどの獣害のところでも要望の4割が削減されてきたとか、なかなかそういった積み上げというのは、結構県の担当課と要望の時期、1次概算要望とか次の2次要望、確定要望など、やり取りしながらやってきてるはずなんですけど、そこら辺との連絡が薄いのかなという気もせんでもないんですけど、それだけではないんでしょうけど、いろんな事情はあると思いますが、適宜、県の担当課も含めてしっかり対応していただきたいなと思います。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) おはようございます。 私のほうも、議案第2号令和3年度の一般会計補正予算について質疑をさせていただきます。 まず、歳入ですが、補正予算の30ページをお願いしたいと思います。 30、31、32のところなんですが、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の、これは国庫補助金で、総務それから民生費それから商工費、教育費、5か所に上がっております。この交付金の内容ですが、新型コロナウイルス感染症ということと地方創生臨時交付金が2つひっついているようなイメージなんですが、私はずっと令和2年、令和3年度、多くの交付金が来ておりますのでこれは感染症の対策のものかなとずっと思ってましたら、実は、先日ですか、ある自治体でイカの造形物を造って観光振興するというちょっと驚きの記事を目にしまして、これは一体何に使えるのかなと、少し分からなくなりましたので、まずこの交付金は一体どのようなものに使えるのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) お尋ねの交付金でございますが、感染拡大防止とともに、感染拡大により影響を受けている地域経済また市民生活を支援し、地方創生を図るため、県や市町が地域の実情に応じてきめ細やかに必要な事業を実施できるよう創設されたものでございます。具体的に言いますと、コロナ対応のための取組であれば、原則地方公共団体が自由に使うことができる交付金という位置づけになっております。交付金額につきましては、国が県や市町の人口、あと事業所数、感染拡大の状況等により積算して、県を通して自治体ごとに限度額が交付されるものでございます。 今議員が例示していただいたやつは私も認識しておりますが、ただあれもいろいろ考え方がございまして、その後かなり訪れる人たちが増えていると、そういう数字的なものが実態的に把握がされておりまして、そのための経済効果というものについて実績が上がっているということで、そういった意味も含めますと、この交付金の対象になるのかなというふうな考え方を持っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 他自治体の自治についてとやかく言うつもりはありませんが、少し私自身も誤解をしてしまいそうな事業があったので、あえて説明をお願いしました。 そこで、今人口とか様々な要件を基に交付金額が、限度額が示されるということを説明いただきましたが、越前市に対する交付金の限度額、それから令和2年度でどの程度の限度額が示されて、そしてどの程度予算化をしているのか、予算化率です、それについてお答えをいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 令和3年度でお答えさせていただきますので、お願いいたします。 令和3年度臨時交付金の交付限度額につきましては、現在までで4億900万9,000円限度額が示されております。その内訳でございますが、一遍に4億円来てるわけではなくて、小出し小出しといいますか、何回かに分かれて来ております。まず、6月30日に限度額が示されましたのが1,323万8,000円、8月20日で7,907万2,000円、12月27日、これが国の経済対策でございますけれども、2億9,526万9,000円、そして2月15日です、つい先日でございますが、2,143万円ということで、小出し小出しで限度額が示されてきてるわけでございます。 限度額4億900万9,000円のうち、現在1億1,356万円を令和3年度の事業に充当しております。残りの2億9,544万9,000円につきましては、国の本省繰越しという制度、これを活用することによりまして、財源のみを令和4年度に繰り越すと、そして繰り越した財源を令和4年度の事業予算に計上するということで、収入のみを翌年度に繰越しをさせていただくということで、令和4年度の当初予算の中で活用させていただいてるところでございます。 なお、令和3年度は、子育て世帯の臨時特別給付金やえちぜんし割クーポン、そういったもので新型コロナウイルス感染症対策費を計上しておりますが、そのうち9,757万9,000円を現在臨時交付金に予算化、充当しているため、予算化率でございますが、85.9%ということになっております。残りの未計上分、1,598万1,000円、14.1%分になりますけれども、これにつきましては、令和3年度決算におきまして財源振替をしっかり行ってコロナ対策費の一般財源から振替を行う中で、臨時交付金を全額活用していくような形で今進めているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。これは国の10分の10ですので、コロナ対策をしっかり、とりわけ感染症対策、それからコロナ禍で非常に生活に苦しんでる低所得者の方とか、あるいは子供さんの養育費、さらには小規模、中小の事業所の皆さんに、ぜひ、市民に誤解を招くようなところの支出じゃなくて、分かりやすくそういった方を支援する交付金として活用いただきたいと思います。 それで、予算化率は分かりましたが、例えば3年度の予算で計上し、そして3月補正でもこうやって計上されてますが、執行となるとなかなか100%というのは難しいと思うんです。せいぜい九十数%になると。その小さい金額をどうするかということではなくて、その残も有効に活用できることは考えられるんですか、どうですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 例えばの例を申し上げますと、ある事業で100の事業予算を組んでおりまして、そのうち90は交付金を充てていると、残りの10につきましては一般財源をまだ予備で持ってるような状況でございます。それで、私が先ほど御説明しましたのは、決算を締めた段階におきまして、その事業予算が99でもしくは98で終わったんであれば、10予定していた一般財源が8一般財源になりますけれども、その分を先ほど残っている臨時交付金をそこに振り替えるというようなことで全て埋めていこうというような考え方を持っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) よく分かりました。厳しい時節柄ですので、市民の幸せのために有効活用いただきたいと思います。 次に、46ページ、合併処理浄化槽設置事業712万5,000円が減額補正されてるんですが、この内容についてお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 松村建設部理事。 ◎建設部理事(松村英行君) 合併処理浄化槽設置整備事業補助金につきましては、70基分の設置補助金を予算計上しておりましたが、今年度の設置基数が64基にとどまる見込みとなったため、減額補正をするものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) これは今計画的に取り組んでいただいてると思うんですが、その目標に届かなかった理由は何かありますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 松村建設部理事。 ◎建設部理事(松村英行君) 設置基数がなぜ目標に届かなかったかでございますが、平成30年度末に促進型補助が終了した時点で切替え需要がほぼ満たされたことや、高齢者世帯や低所得世帯など、切替え困難世帯が残ったことによると考えております。また、コロナ禍が長期化する中、戸別訪問等による普及促進が進まなかったことなどによりまして、当初の設置目標数を下回ったと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) そうしますと、今年度末の汚水処理人口普及率はどの程度になってますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 松村建設部理事。 ◎建設部理事(松村英行君) 令和3年度末汚水処理人口普及率につきましては、公共下水道区域、集落排水区域、浄化槽区域を合わせまして、94.7%となる見込みでございます。 なお、浄化槽区域におけます合併処理浄化槽の普及率は約70%となっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 今ほど理事の説明でも、高齢者のみ世帯とか、なかなか世帯によっては踏ん切りがつかないところがあるのかなとは思います。 今の状況で、令和5年度は目標の100にするという、たしかそういう計画があったように思うんですが、目標に達することはできますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 松村建設部理事。 ◎建設部理事(松村英行君) 集落排水区域につきましては既に整備を完了しておりまして、公共下水道区域におきましても令和5年度末の概成を見込んでいるところでございますが、浄化槽区域におきましては、合併処理浄化槽の未普及世帯が約3割残っているところでございます。未普及世帯の多くが、繰り返しになりますが、高齢者や低所得者などの設置困難世帯でございまして、本市人口の約4%を占めているところでございます。このほか、コロナ禍による景気低迷などもございまして、令和5年度末、汚水処理人口普及率100%の達成は極めて困難なことになっておりまして、実践プログラムの普及率目標値を96%に見直したところでございます。 しかし、一基でも多くの合併処理浄化槽の普及を図るため、令和4年1月からくみ取り槽撤去に対します上限9万円の補助制度を創設しまして、あわせて地域ぐるみによる合併処理浄化槽の普及促進に取り組んでいるところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 96%にしたというのはちょっと私らは認識をしてなかったんですけれども、今もって合併浄化槽に切り替えられないなと、できないなと思ってらっしゃる人にも促進することで地域の水環境というのはよくなっていくわけなので、ぜひ促進策を十分検討いただくことが大事なのかなというふうに思います。 次に、48ページをお願いします。 これは先ほど橋本議員のほうで質問された鳥獣害のところです。減額補正をされてる内容ですが、内容はおおむね分かりました。そこで一、二点お聞きしたいのは、令和3年度に何町内で何メーターの計画があって、実際40%というのは予算規模だろうと思うんですが、町内とそれから距離的な減額の理由ですね、そこをお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野農林審議監。 ◎農林審議監(西野孝信君) 再調整をしたときの計画と当初の予定との差でございますが、ワイヤーメッシュ柵2種類ございまして、イノシシ用の1.2メートル、こちらにつきましては最終の整備が15集落、これが当初の65%の集落になってございます。なお、延長につきましては6,340メートル、これは当初予定の48%となってございます。 次に、高さ2メートルのニホンジカ用、こちらにつきましては、実績が14集落、当初計画と比較をして70%。延長につきましては5,910メートル、当初比で72%となってございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 状況は分かりました。 それで、当初というか、うちの町内でもやってるんですが、3か年計画を出しなさいというような指示があって、大体3年で仕上げたいなという目標を立てるわけですね。ところが、3年度はこのような国の方針変更によって計画どおりいかない、相当予定には達していないんですね。実施してない町内もたくさん出てきてるんですけれども、ここらの町内に対して今後どういうふうな指導といいますか、そういうのを周知されているんでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野農林審議監。 ◎農林審議監(西野孝信君) この変更のときには、我々市の者と県も行って集落のほうで調整をしたんですけれども、その調査の方法としてはワイヤーメッシュから電気柵へ変更したものも一部ございます。ただ、基本的には全て次年度への対応ということで、こうなりますと、今三田村議員おっしゃるとおり、予算が足りない上に翌年へ持ち越しになるとそれだけ増えるわけでありますから、この部分については、今後、先ほど橋本議員のときにお答えしましたが、県のほうに拡充等を求めていかざるを得ないというふうに考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) そうすると、当初予算にもつながるんですが、今後、今まではおおむね方針変更がなければ住民のニーズに応えられてきたのかなというふうに思うんですが、令和4年なり今後応えられるような環境があるのかどうか、あるいは一定減額せざるを得んとか、2年、3年分送った分だけはどうしても次々と送らざるを得んのか、そこらはどうなんでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野農林審議監。 ◎農林審議監(西野孝信君) 例えば、これは農林水産省の予算で、他にも農地水の予算の中で維持修繕に係る長寿命化、これはここ数年8割を切る交付金となっております。このようにかなり我々に対する補助金も減額をされる、圧縮をされる傾向があるといったことから、歳入につきましては少なめに見積もらざるを得ない。しかし、計画としては、地元のほうの要望を我々100%受け取る中で調整をしていくというふうな形になっていかざるを得ないかとは思っています。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。住民のニーズに精いっぱい応えるようにいただきたいと思います。 それから、補正予算50ページ、ここも先ほど橋本議員のほうから、補助道路、単独道路の減額の理由については説明をいただきまして、これについては理解をさせていただきました。 そこで、お聞きしたいのは、起債が財源になってるということなので変更はきかないということですが、この起債の内容はどのような内容になりますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 藤原建設部長。(三田村輝士君「充当率とか、交付税算入とかということですけど。」と呼ぶ) ◎建設部長(藤原義浩君) すいません、詳しい資料を持っておりませんけれども、充当率はたしか9割だったと思います。交付税算定については申し訳ございません、ちょっと承知しておりません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 単独事業ですので、起債がなかったら道路ができないというのはちょっと残念だなと。もちろん、大規模な市道整備については起債を期待をしてやらないとなかなかできないという理由はよく分かります。 でも、身近な、ちょっとすれば住民の人に非常に喜んでもらう道路は単独でもいいじゃないかというふうに思うんですけど、単独による道路整備というのはゼロなんですか、令和3年度、あるいは過去。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 今予算書50ページの下から10ちょっと上がっていただきますと、単独道路維持改修事業というのがございます。こちらのほうで、今議員御紹介されたような細かい修繕については対応させていただいております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 維持修繕は分かりました。 維持修繕と道路整備の違いは、恐らく側溝とか、あるいは面がひずんでいるので少し修繕していくという、今委託でやってるような事業のことをおっしゃってるのかなと思うんですが、割に軽易なやつです。道路整備というのは、市道を延長するとかという、あるいは拡幅して整備するということなのかなと素人ながら思うんですが、それを単独で起債なしでしてきた経過はないんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) こちらのほうで今計上しておりますものについては、ある程度一定規模以上のものを計上しておりますので、ここ近年は起債を活用してさせていただいております。そうしないと、単独のみでやりますと、どうしても箇所数が減りましたり、それから延長が細切れでやらないとできないというようなことになりますので、ある程度の規模をやるためには起債も活用していかないとなかなか難しいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 考え方は理解をさせていただきます。また、住民のニーズを精いっぱい聞いていただきたいと思います。 以上で終わります。 ○議長(川崎俊之君) 質疑を終結いたします。 本案については各委員会に付託いたします。 なお、付託する区分についてはお手元に配付いたしてあります予算付託表のとおりであります。  ================ △日程第7 議案第3号 ~ 日程第12 議案第8号 ○議長(川崎俊之君) 日程第7議案第3号令和3年度越前市国民健康保険特別会計補正予算第3号から日程第12議案第8号令和3年度越前市下水道事業会計補正予算第2号までの6案を一括して議題といたします。 本6案に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 質疑を終結いたします。 本6案については各委員会に付託いたします。 なお、付託する区分についてはお手元に配付いたしてあります予算付託表のとおりであります。 暫時休憩いたします。 再開は11時15分といたします。       休憩 午前11時09分       再開 午前11時15分 ○議長(川崎俊之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ================ △日程第13 議案第9号 ○議長(川崎俊之君) 日程第13議案第9号令和4年度越前市一般会計予算を議題といたします。 この際、申し上げます。 本案の質疑については、去る2月10日開催の議会運営委員会での協議により、予算科目に沿って3つに区分して質疑を行うことといたします。その区分については、お手元に配付いたしてあります質疑区分表により行いますので、議員各位におかれましては議事進行に御協力をお願いいたします。 なお、この議案の質疑につきましては、一問一答方式により、1議員につき答弁を含めて3区分を合計して40分以内の時間制限により行います。 また、質疑に当たっては、該当ページを述べてから質疑に入ってください。 それでは、本案に対する質疑に入ります。 まず、区分1、歳入及び歳出第1款議会費から第4款衛生費までの質疑を行います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 続いて、質疑を続けさせていただきます。 ただいま議題となっております議案第9号令和4年度の一般会計当初予算ですが、まず山田市長にお聞きしたいと思うんですが、昨年11月に就任されて一番というか何よりも大切な大仕事ではなかったかと思うんですが、この当初予算編成に当たりまして、どういった思いで、またどういった点に重点を置いて予算編成をされたのかお聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 山田市長。 ◎市長(山田賢一君) 当初予算の編成でございますけれども、当然今コロナという問題がありますので、そこに十分配慮した安全・安心がベースでございますけれども、それに加えて健康長寿、それから人口減対策、何よりもやっぱり新幹線が間近に迫ってるということで、急いでやらないといけないことを徹底してやるという考え方です。 予算の業務の中では、主に政策的な6つのカテゴリー、歴史文化を生かした情報発信、あるいは元気なまちづくり、環境と調和した未来産業づくり、それから教育・健康・福祉、多文化共生、市民協働、そして危機管理、社会基盤の強化、こういったことをある程度テーマとして議論を重ねて、そこになるべくゼロ予算も含めてステップアップしていくような、そういう予算をつくろうということに一番意を用いたところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 今御答弁いただきましたが、当初予算の概要を含めまして、山田新市長のカラーが出てきてるなと。特に、予算を使わなくても仕事ができるということをきちっと見える化されたなということは非常に評価できるといいますか、よかったなというふうに思っております。 そこで、もう少し予算編成に当たってお聞きをしていきたいと思うんですが、当初予算編成の方針が昨年11月に示されております。この中でちょっと気になる点をお聞きしたいんですが、令和4年度の当初予算案編成時に、令和4年度当初予算の概要とあわせ政策方針を示す、この政策方針を示すというのは具体的にどのようなことをこの方針の中で示されているのかお聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 令和4年度当初予算編成に当たりましては、先ほど市長のほうも申し上げましたが、安全・安心や健康長寿、若者の移住・定住、新幹線開業に向けた環境整備、そういったことの着眼点を基本といたしまして予算編成に当たってきたところでございます。 その予算編成の過程の中で、プロジェクトチームや各部局から新規事業や改善策などを盛り込んだ予算要求があり、予算査定の議論を重ね、先ほど市長からお話がありました6つの政策カテゴリー、これに分類して整理を行ったところでございます。 当初予算の概要におきましては、この6つのカテゴリーに重点施策を掲載しており、新年度に総合計画策定事業ということで予算を計上しておりますが、総合計画を改定していくに当たりまして、そのベースとなる政策方針をお示しできたものと考えているところでございます。 なお、具体的事業予算とするまでさらに時間をかけて研究検討が必要な取組については、先ほど答弁ありましたゼロ予算として掲載しておりまして、例えば新たな子ども・子育て支援に向けた施策の構築とかそういったものを引き続き検討していく中で、事業化に向けて取り組んでいくというような考え方でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 それで、この政策方針を示す、非常に大事なことですし、事業一つ一つに目的というのがあって、そういうこともできるだけ分かりやすく見える化していただいて、我々議員だけでなくて市民も分かるようにしていただけると、非常に市民も安心して生活が送れるというかそういうふうになるんだろうなと思いますので、そこのあたりまた期待したいと思います。 もう一点お聞きしたいのは、この政策方針の6ページ、最終ページになるんですが、中期財政計画が記載をされております。これは抜粋になっております。 それで、ここの財政調整基金ですが、令和2年度は25億5,000万円が年度末で、3年度末が20億円、実際3月補正の中身を見ますと28億円ぐらいに、これは非常に財政的にはよかったのかなと思うんですが、令和5年度に15億円という、非常に減少していくわけです。財政調整基金というのは財源不足を補うために蓄えておくというものなんですが、これについてその理由をお聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 予算編成方針にお示しをさせていただきました財政収支につきましては、今年度9月議会の全員説明会におきまして中期財政計画をお示しした、抜粋した表でございます。 その際、御説明させていただきました中期財政計画につきましては、令和2年度決算及び令和3年度6月補正後までの現計予算、それに現行の地方財政制度を前提といたしまして、一定の仮定の基に試算を行ったものでございます。 特に、市税や交付税につきましては、新型コロナウイルスの影響により令和3年度当初予算においても大きく減少する見込みで組んでおりまして、令和4年度もその影響が続くという仮定でシミュレーションを行ったものでございます。したがいまして、令和3年度、令和4年度においては財政調整基金を大きく取り崩す、そういった財政収支、財政運営を行うようなシミュレートをしておりましたので、令和5年度末には基金残高が15億円になるというようなものでお示しをさせていただいたものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) そうしますと、今年度末の状況を見ると、もう少し上振れしていくというか、そこまで減少しないという見方をされてるんですか、そこの見方はどうでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 今3月議会でお示しさせていただきました3月補正予算、当初予算にもお示しさせていただきましたけれども、本年度も終盤を迎えまして、全国的な税の上振れ、これによりまして、本市においても12月及び3月補正で、市税や交付金、国により再配分された地方交付税、そういったものを増額補正して状況が変わってきているところでございます。 令和4年度当初予算におきましては、令和3年度決算見込みと同等程度で税収が推移すると、そのような予算も組んでおりまして、財政調整基金残高も、さきにお示しした中期財政計画よりは上振れしていくものと見込んでおりますが、しかしながら現行今ウクライナ情勢や、そういった世界情勢、また原油価格の高騰、資材高騰、そういった様々な経済に与える諸要因がございますので、それらの影響、そういったものをしっかり見据えながら、まだ予断を許さない状況であるということで認識しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 それで、あと具体的に当初予算の中身を何点かお聞きしていきたいんですが、まず予算書138ページ、ごみの減量化推進事業についてお尋ねをしたいと思います。 この内容をまずお聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) ごみ減量化推進事業についてでございますが、1つ目に、有価物集団回収奨励金につきましては、古紙類の回収量1,800トンに対する奨励金1,030万円というところであります。 2つ目に、ごみ分別周知のための、ごみの分け方・出し方ポスターの印刷費として53万1,000円。 3つ目に、市役所本庁舎や各地公民館等で回収する小型家電収集として業務委託料52万5,000円。 そして4つ目に、1月と2月を除く毎月第1日曜日に実施しています金属電気製品の拠点回収、この業務委託料89万6,000円というものを計上しまして、資源の回収及びごみの減量化を推進していくという事業内容でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
    ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 先日、南越清掃組合の議会がありましてそこでもお聞きしたんですが、新しい焼却炉が完成したことで、昨年1月から試験稼働、4月から本格稼働してるんですが、それで令和3年、1年間のごみの推移を2年と比較したことをお聞きをしました。そうしますと、燃やせるごみが増えて、そして燃やせないごみが減少、プラスチック製容器包装も減少というお話でした。 要するに、これまで燃やせないごみとプラスチック容器包装で分別して出されていたものが燃やせるごみに混入されてるということを意味するんです。意味するというのは、減少した数字と増加した数字がほぼほぼ似ているので、多分そうなんだろうなというふうに読み取れるという意味です。要するに、新ごみ処理施設の稼働で燃やせるごみが増えている。要は、焼却炉にそれだけ負担をかけてるというか。反面、燃やせるごみが増えればごみ発電も増えるんですが、ここはいいとか悪いとかというのはなかなか分析が難しいと思うんですが、住民の分別意識が少し緩んだのかなと。 私も清掃組合の議員としていろんなところに視察に行かせてもらうんですが、清掃組合の分別というのは非常にレベルが高い、全国でも。住民がそれだけ市町の自治体の方針、あるいは組合の方針に沿って分別意識を高めているということなんだろうなと思うんですが、ちょっと緩みが生じたのかなというふうに思うので、この中で分別意識を高めるような取組が含まれているのかどうかお聞きしたいと思うんです。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) これまで分別収集につきましては、広報紙とか市政出前講座などで、ごみ分別の方法とか、ごみ減量化、リサイクルについて周知啓発を図ってきた、引き続きやっていきたいという考えであります。 特に、来年度でありますが、これまでの取組に加えまして、燃やせるごみの増加の要因を検証するため、燃やせるごみとして出された資源となるごみはどの程度混入してるかという組成調査を実施して、その予算を手数料として計上させていただいたというところであります。その検証結果を基に適正なごみ分別のための効果的な分析をして対策を行っていきたい、周知を図っていきたいというふうに考えているところです。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) ぜひ調査をして、効果的な非常にいい取組だと思うので推進していただきたいんですが、清掃組合でもお話ししたんですけれども、町内によって分別意識って相当差があると思うんです。他市の自治体を言う必要はないんですが、他市の自治体では結構名前を書くというのを決まりにしてる。南越清掃組合管内は、区長さんの方針で書くところ、書かないところがあるわけですね。それはそれぞれの町内の方針でいいんですが、できるなら書かなくてもきちんと分別して出して、回収して処理いただけるという環境ができてくれば、非常に過ごしやすいというか、カーボンゼロを目指す越前市としても、また地球温暖化の対策としてもいいわけなんで、ぜひその取組を進めていただくには、やっぱり収集業者の人は状況をよくつかんでると思うんです。ここの収集場所は非常に分別が悪い、ここはいいと。一斉に情報を流すと、いいところにさらに頑張れと言うともう疲れちゃうんですね。ですので、できるだけ、どこというターゲットを絞って、そこを、区長さんの御協力をいただいて出前講座に行くとかという何か取組をしていただくと底辺の底上げに非常につながると思うんで、そういうところに調査、何か取り組みながらつなげていただけるとありがたいなというふうに思います。 そこで、次、昨年6月にプラスチック資源循環促進法が改正をされまして、今年の4月、再来月からもうスタートされる、施行されるということになってます。 この法律は、家庭から排出されるおもちゃやハンガー、文具、使い捨てスプーン、こういったプラスチック製品を自治体として分別収集して、再商品化事業と連携して、容器包装リサイクル法を活用した再商品化する仕組みということでお聞きをしております。 また、こうしたものを一括して回収することで、市町には努力規定になってるんですが、国はこれに地方交付税で手当てをすると言ってるんです。もう目前に来ているんですが、これの取組はどのような状況になってるんでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) プラスチックの資源循環促進法、これについて議員の御紹介がありましたが、私のほうからも少し御説明させていただきますと、プラスチックごみを減らすリデュース、再使用するリユース、そして資源として再利用するリサイクル、これに加えて、再生が容易な資源に置き換えて廃棄を前提としない経済活動リニューアブル──この言葉がまた新しく出てきたんですが──によりましてプラスチックの資源循環を目的とした法律でありまして、令和3年6月に成立しまして今年の4月から施行というふうな法律内容であります。 もう少し具体的に御説明しますと、このプラスチック製品の設計から廃棄物の処理までの3つの段階に分けまして、それぞれの段階でそれぞれの措置を行うというふうな内容になっております。 まず、3つの段階の1つ目は、設計製造段階では製品設計の環境配慮型への転換とか。2つ目は、販売提供段階で飲食店とかコンビニで提供されるスプーンやフォーク、この使い捨てのプラスチックの削減。そして3つ目には、排出回収リサイクル、この段階において市町村とか製造販売事業者による再商品化、再資源化を促進するというものでございます。 我々地方自治体におきましては、この3つ目の排出回収リサイクル段階において分別収集とか、再商品事業者と連携した再商品化などに取り組む、このことによって分別収集体制の整備とか設備更新等の経費の一部に地方交付税が措置されるというふうな内容でございます。 現状においては、この法律、我々いろいろ情報収集しておりますが、制度全般においてまだ詳細がつかめてないといいますか、詳しいところが分かってないというふうな状況でありますので、国、事業者、そして他自治体の状況、民間の動き、そういったところを十分確認しながら、南越清掃組合と協議しながら対応していきたいというふうに考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) まだ詳細が見えてないということなんですが、情報収集に努めていただきたいなというふうに思います。 次に、予算書140ページ、浄化槽設置整備事業8,781万8,000円ですが、この内容をお聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 松村建設部理事。 ◎建設部理事(松村英行君) 合併処理浄化槽の補助金及び交付金の内容でございますが、合併処理浄化槽の設置や附帯工事に対する補助金としまして4,244万3,000円、市浄化槽維持管理協会が行います約2,400基の法定検査に対する補助金としまして4,000万円、ブロアーや排水ポンプなどの修繕に対する補助金としまして515万9,000円、負担金など1万6,000円となっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 そうしますと、今回の当初予算で、合併処理浄化槽は何基を整備する計画になってるんでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 松村建設部理事。 ◎建設部理事(松村英行君) 合併処理浄化槽設置整備事業補助金4,244万3,000円でございますが、このうち合併処理浄化槽につきましては75基分の設置に対する補助金としまして3,266万3,000円、宅内配管工事や単独処理浄化槽の撤去に対する補助金、及び今年1月に創設しましたくみ取り槽撤去に対します上限9万円の補助金の、合わせまして978万円でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) そうしますと、今回その整備をすることで、汚水処理人口普及率はどの程度になるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 松村建設部理事。 ◎建設部理事(松村英行君) 令和4年度末の汚水処理人口普及率の目標値でございますが、公共下水道区域、集落排水区域、浄化槽区域を合わせまして95.4%の見込みでございます。令和3年度末の目標値が94.7%でございますので、約0.7ポイントほど向上させられる見込みでございます。目標値の達成に向けまして、公共下水道区域におきましては、北陸新幹線駅周辺を含めます北日野地区の計画的な下水道整備の推進を図ってまいります。 また、浄化槽区域におきましては、くみ取り槽撤去に対します新たな補助制度の周知と、地域ぐるみによる合併処理浄化槽普及促進に取り組んでまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) そうしますと、先ほどの答弁では96%を目標にするということは、0.6で目標に達するというふうに理解できるんですが、合併処理浄化槽のエリアは7割というお話だったかなと思うんですが、ここはどのぐらいの普及率になるんでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 松村建設部理事。 ◎建設部理事(松村英行君) 現在約70%ほどの普及率というところでございまして、新年度は75基ほど達成できる見込みとしますと、おおむね70%から1%、2%程度の向上というところで見込んでいるところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 先ほど少し促進の内容、くみ取り式から合併処理浄化槽に移ることでの補助金が出るというようないろいろ促進策のお話もいただきましたが、ぜひそういう促進策の周知をいただいて、水環境の改善につなげるように取り組んでいただきたいと思います。 次に、150ページの農作物の鳥獣害ですが、この予算については── ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士議員にお伝えします。 区分が。 ◆(三田村輝士君) (続) そうでしたね、ごめんなさい、分かりました。 じゃあ、以上で終わります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) では、よろしくお願いいたします。私のほうからは、重点政策を中心に質疑に入らさせていただきたいと思います。 まず第1回目、74ページ、地域ブランディング事業でございます。こちらのほう、市長が御就任されたときにプロジェクトチームをおつくりなられて、プロジェクトチームから初めて出てきた事業かなというふうには思うわけでありますけれども、こちらの具体的な事業の概要を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) 地域ブランディング事業でございますけれども、今ほど議員御紹介いただきましたように、昨年の11月に発足させました地域ブランディングプロジェクトチーム、こちらからの御提案を踏まえまして、越前市の魅力度、認知度を向上させ、市内外からの評価を高め、越前市を地域ブランドとして確立させることを目的とした事業でございます。 具体的に申し上げますと、まず最初に、市職員全員がPRパーソン、越前市をPRできるような職員にしていきたいということで、そういう活動ができるようにしていきたいと、これは直接予算とは関係してこない部分も多々ありますけれども、そういったことにまず取り組むというのが第1番目にございます。 それからあと、実際に今回当初予算で計上させていただいたものでございますけれども、本市の魅力を外部に発信するためのコンテンツの充実、そして発信力の強化、そして2つ目といたしまして、新たな概念でございますがメタバース、これを情報発信に活用していきたいというところでこの予算の概要の中にも掲載をさせていただいている部分でございます。そして、市のCM動画の制作、そして配信、及び効果の分析、こういったところをまずこの事業の中で取り組んでいきたいと考えているところでございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 市の職員皆さんがPRできるような方式にしたいということでメタバースという新しい言葉でありましたが、私も早速アバターを作ってまいりまして、そっからどうやってやればいいのか、いまだによく分かっておらん感じなんですけれども、それは今後私も勉強しながら少しずつ頑張っていきたいなというふうに、勉強していきたいなというふうに思ってますけれども、本市の魅力を発信をするということという点におきましては、工芸の里推進構想とか観光推進事業、こちらの事業においてもそういったことやっているような気がするんですけれども、この企画制作委託料とかそういうところも含めて、この本事業とそれらの今までやられてた観光魅力発信事業と何がどのように違うのか、そのあたりを教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) ではまず、これまで取り組んできております工芸の里構想でありましたり、あるいは観光推進事業、そういったところとの違いからまず御説明をさせていただきます。 工芸の里構想推進事業では和紙、打刃物、指物といった伝統産業を軸に、観光推進事業では産業観光を軸に、本市の魅力発信に努めてきたところでございます。しかし、全国的には、まだまだ越前市というものの認知度は低いというふうに考えております。そこで、まず越前市を知ってもらい、興味を持ってもらうことが重要であろうというところで地域ブランディングの取組を進めることとしたわけでございます。本市の魅力度、認知度を向上させ、越前市という地域ブランドを確立させる、このことを目的に、このような事業に予算を計上させていただきました。 それで、具体的な委託料の中身について御説明をさせていただきたいと思います。 今回予算計上させていただきました企画制作委託料602万円でございますけれども、大きく分けますと3つのメニューで組み立てております。 1つ目が、まずSNSによる情報発信を強化するため、魅力ある越前市のコンテンツづくり、これにつきまして、まず200万円の予算を持たせていただいております。地元のメディア等に協力をお願いして委託等を考えているところでございます。 次に、2つ目でございますが、市職員や市民、学生、様々な団体や大学などが、インターネット上の仮想空間であります、今ほど議員も御紹介いただきましたメタバース、これを活用して行う市の観光や魅力の情報発信の支援、これに150万円の予算を計上したところでございます。県内外の大学の研究室であったり、企業など、その委託先等で考えているところでございます。 続きまして、3つ目、越前市のCMを作成し、動画配信サービス、最近はTVerというのを御存じかと思いますが、テレビの放送が終わった後、このあとはまた観たい人はTVerで御覧くださいというのがよくあるかと思いますが、そちらのほうで、年齢や地域などターゲットを絞って配信することができるということでございますので、そちらでの配信及び分析に242万円を計上させていただきました。これにつきましては、地元メディアに委託いたしまして、広告代理店等へ原稿を出稿するという形になろうかと思います。 その他、市のPR動画制作委託といたしまして10万円を計上したところでございます。 以上が委託の内容でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 今の説明で分かったような、分からないようなという感じがあるわけでありますけれども、本来越前市の魅力を発信するという、その中身というものは、例えば打刃物、伝統産業であったり、いわゆる新幹線とか、町並みとか、そういったものであろうというふうに思いますが、それを発信する媒体というものをこの事業でもってつくり上げていこうということで理解すればよろしいでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) もちろん、それぞれの観光の取組と誘客の取組というところで、これまで観光協会等で取り組んでいただいたわけでございますけれども、それをさらにTVerであったり、メタバースであったり、そういったところに拡大をして、越前市というものを、もちろん伝統産業もPRしていく対象になりますけれども、それ以外の食であったりいろんなものを、文化であったり、そういったものにまとめて発信していって、それによって越前市というものを皆さんに知っていただく、これが一番大事な取組というふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 例えば、メタバースだったら、アバターで自分のルームをつくって、そこに来てもらったら、そこに越前市のいろんな観光の事業とかそういったものについての魅力あるよと、それを御覧なってねというようなやり方をやりながら広げていくというやり方をするということですかね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) メタバースといいますのは、今おっしゃられましたように、いわゆる世界というんでしょうか、仮想空間と言われてますけれども、ワールドというものを作って、その中で皆さんに来ていただいて、いろんな紹介をしていくというものでございます。 実際に仮想空間ということですから、どちらかというと非現実的なゲーム感覚のようなものももちろん今世の中にはたくさん普及しているわけでございますけれども、私ども越前市といたしましては、より現実的に近いものを再現して、そちらのほうで御紹介する、例えば、武生中央公園を再現して、そこに行けば雲のふわふわの遊具であったりとかがあります、ああいったもので実際にアバターが遊ぶ体験ができる、あるいは別の視点でいうと、公会堂記念館みたいなものを再現して、そこに企画展と同じようなものを再現していけば、そこへアバターが入っていけばその文化に触れることができる、作品を見ることができる、そういった、どちらかというと私どもは現実的に近いものをつくっていただく、それを発信していただくことで、実際にコロナ禍において今来れない状態であっても、コロナが終わった後、また越前市へぜひ来たいと思っていただけるような取組をしていきたいと考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) それを越前市がつくるということですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) 市がつくるというよりもそれぞれ大学生であったりとか、最近新聞に載った記事で申し上げさせていただきますと、メタバースで越前市の再現を目指す市民団体デジタルツインえちぜん制作実行委員会、これが17日の夜に発足をされました。その中には高専の学生さん、大学の教授あるいは市職員ももちろん入ってございますし、あと伝統工芸アイドルのさくらいと、こういった方々が20人のメンバーで入っていただいて、こういった市民団体、あるいは大学であったり、学生さんだったり、そういった方々が仮想の構築をしていただくというふうに考えていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) だから、それぞれのアバターが自分のワールドをこしらえて、そこに来てくださいねというような内容なんですね。それに対して予算をつけてコンテンツを作っていくというような理解ということでよろしいですかね。はい、分かりました。 いろんなツールでもって越前市の魅力が発信されてると思いますけれども、これによって期待されている効果というのは最終的にどういうふうに考えられていらっしゃいますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) メタバースをはじめ、もちろんこのメタバースを取り入れて自治体が取り組むというのは、恐らくこういった形でやるというのは全国初、自治体としては初だろうというふうに考えております。こういったことによる話題性ということで、もちろんそういったことによるPR効果というのももちろんあると思いますが、いろんなメディア等に取り上げていただくことでの効果というのを期待しておりますが、実際にこういったもので最終的に現れてくるのは、コロナ禍が収まった後、実際に越前市にどれだけの方がお越しいただけるかという、先の実数によってその効果が現れてくるものかなというふうに考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 分かりました。 私自身もフェイスブックでその記事について上げましたら、いいねの件数が4倍に上がりましたんで、そういった意味合いでもPRできてるのかなというふうに思います。 すいません、先進めます。 続きまして── ○議長(川崎俊之君) ここで、皆さんにお伝えします。 ここで暫時休憩いたします。 再開は午後1時といたします。       休憩 午前11時50分       再開 午後 0時57分 ○議長(川崎俊之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第9号に対する中西昭雄君の質疑を続行いたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 引き続きよろしくお願いいたします。 午前中の議論でブランド化推進ということで、大変新しいワードでありますけどメタバースということで、我々全員がアバターとなって越前市の魅力を上げていくというような、大変先進的な事業になるということで大変期待をしているわけでありますけれども。 次の質問ですけれども、もう少し現実的な話なのかなというふうに思いますが、予算書の中で84ページ、庁内情報システム管理事業1億6,614万円、こちらのほうについて質問をさせていただきたいというふうに思います。 こちらの重点政策の中の3番にもございますように、オンライン行政窓口というふうに重点政策の中、12ページに書いてありますけれども、この事業概要について教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 竹中総務部理事。 ◎総務部理事(竹中忍君) 庁内情報システムの管理事業につきまして、これまで市は国が整備しますマイナポータル──電子申請を行う場所ですけれども──通称ぴったりサービス、それと県及び17市町で運用します電子申請システムや施設予約システムを利用し、電子で申請手続ができるよう努めてきたところでございます。国が求めるマイナポータルでのサービス27業務は県内で一番最初に整備ができておりますし、県の電子申請におきましては約150種類をそろえてきたところでございます。 これら国のマイナポータルや県の電子申請システム及び施設予約システムの入り口は別々に今なっている状況です。これを1つに集約した行政窓口をインターネット上に開設しようとするものでございます。 具体的には、LINEサービスの機能を利用いたしまして、市庁舎1階にあるような総合案内窓口をインターネット上に開設することで市民の利便性を向上させるものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 分かりました。 概要については分かったわけですけれども、予算書のほうですが、総枠で1億6,600万円何がしという形でありましたけれども、重点政策の中ではその中の100万1,000円ですか、こちらのほうの予算割をされておりますけれども、この予算の内訳を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 竹中総務部理事。 ◎総務部理事(竹中忍君) 予算の内訳でございますが、初期設定の費用で7万7,000円、年間の利用料といたしまして92万4,000円を計上させていただいているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 質問が前後するかもしれませんけれども、LINEというのはプライベートであると無料のような気がするんですけれども、それが利用料92万円というふうな形になっていることについての質問と、あとLINEでやるということですけれども、今いろんなサービスを1つのプラットフォーム化、そういった形にするんであれば、別にホームページ上でそれを表現してもいいのではないかなというふうに思うわけでありますけれども、なぜLINEにしているのか、そのこと、先ほどの予算配分も含めて教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 竹中総務部理事。 ◎総務部理事(竹中忍君) まずはLINEは無料ではないかということについてお答えいたします。 確かにLINEのほうは無料サービスということでございますが、その上にメニューや、あとでちょっと御紹介いたしますけれども、検索機能等のサービスをするクラウドサービス事業提供業者というのが何社かありまして、そのサービスを付加した形でLINEを使わせていただくということになるためのことでございます。 次に、なぜLINEなのかということなんですけど、2点あります。 1点目は、令和2年の情報通信白書によりますと、個人のインターネット利用率は約9割、その中でソーシャルネットワークサービス──一般にSNSでございますが──その利用率は7割に達していると、そのうち9割はLINEを利用しているということが示されています。このインターネット利用者の多くが操作に慣れていますLINEを使うことで、求める行政窓口にたどり着くことが容易となり、市民の利便性向上が見込めると考えております。 また、LINEを利用したクラウドサービスには案内機能、こういう手続をしたいというような質問をするとここがいいですよという、窓口をしっかりと案内してくれるというような機能も備わっておりまして、こういう利点も注目していたところです。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) よく分かりました。 確かに、移動型のモバイル携帯端末というところにおいての一番使い勝手がいいのがLINEかなというふうに思いますので、それについてはよく理解をいたしました。 ただ、いわゆるセキュリティー対策というんですか、セキュリティー対策にも取り組むということで重点政策も書いてありますけれども、LINE上で乗っ取りとかそういったことがある中において、そのあたりの対策はどのように考えていらっしゃるのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 竹中総務部理事。 ◎総務部理事(竹中忍君) LINEの利用に関しましては、基本的にLINEと契約するものではなく、先ほど申し上げましたLINEを利用したクラウドサービス提供業者との契約になります。ただ、これも国がLINEサービスの利用ガイドラインというものを設けておりまして、私たちもそれに基づく対応を行いたいと思っております。 具体的には、今申し上げたLINEと契約するのではなく、LINEをサービスする業者との契約や、オンライン申請などプライバシー性の高いものは当然LINEのほうに個人情報が残らないというような対策をしっかりと契約上に盛り込んだ形でやりたいということで今考えておるところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 分かりました。LINEを介していろんなサービスをしていくというようなことであるというふうに私は理解いたしました。不可抗力によるセキュリティーの侵害とかイージーミスによる侵害とかいろいろございますけれども、しっかりと対策を取っていただきたいというふうに思います。 続きまして、同じく86ページ、自治体DX事業でありますけれども、こちらのほうについても重点政策に書いてありますが、こちらのほうの事業概要も教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 竹中総務部理事。 ◎総務部理事(竹中忍君) 本市が取り組もうといたしているものは、自治振興会などの取組によって培ってきました地域力を基礎といたしまして、情報という新たな技術を加えることで地域の安全・安心に取り組むことを目指しております。 具体的には、本年度危険箇所を見える化するという地域安全・安心マップを地域とともにつくり上げたところです。これまでの紙による地図の制作から、デジタルによる制作によって2つの課題を解消してきたところでございます。 次年度、来年度でございますが、これを引き継ぎまして、危険箇所の危険度の検証や、隠れた危険箇所を顕在化させるといった取組を実施したいと考えているところでございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 次年度は危険箇所の顕在化ということをDX、デジタルでやっていくというような概要であったというふうにありますが、その重点政策の中で、デジタル田園都市構想を念頭にやっていくというふうに書いてありますけれども、まずこのデジタル田園都市構想とはどんな内容なんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 竹中総務部理事。 ◎総務部理事(竹中忍君) デジタル田園都市国家構想につきましては、昨年、岸田内閣がデジタル田園都市国家構想を打ち出したものでございます。 内容は、デジタル実装を通じまして地方が抱える課題を解決し、誰一人取り残されず全ての人がデジタルのメリットを享受できる心豊かな暮らしを実現するという構想でございます。政府のほうは、地方創生関係交付金などによる分野横断的な支援を通じ、デジタルを活用して地域の課題改善に取り組む自治体を2024年度までに1,000団体に展開する計画を持っているとお聞きしております。 現在、交付金事業として示されている内容につきましては、デジタル技術の活用によって地域の個性を生かしながら地方を活性化し持続可能な地域社会を目指す、また地域による自主的な取組によってデジタルを活用した地域課題解決や魅力向上を図り、新たな変革の波を起こし、地方と都市の差を縮めるということを目的としておるものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 分かりました。 デジタル田園都市構想、私もホームページ等々で拝見してます。今回のこの事業においては、今御説明の中においてそれぞれの自治振興の地域においてデジタルを利用してさらに発展をしていくということを念頭に入れてらっしゃるということは理解をいたしましたが、今回は危険箇所の顕在化というところをテーマにやられるみたいでありますが、今後の展開はどのようにお考えでいらっしゃいますか。その後の展開をどのように考えていらっしゃいますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 竹中総務部理事。 ◎総務部理事(竹中忍君) 今年度は1か所で実証実験みたいなことで進めてきたものでございます。 ある程度、実証で効果を見ましたので、次は他の地域への広がりを進めていきたいと思っております。また、新たな取組といたしまして、災害に備えた備蓄品リスト、家族構成や世代などの世帯状況に応じて紹介する備蓄ナビの運用を考えております。 これら地域安全マップ、備蓄ナビのように、情報という新たな技術を加えることで、地域課題の解決を自主的な取組として実現し、持続可能な形で実施していきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) ありがとうございます。 たしか6月ぐらいの私の議会質問でありますけれども、デジタル化について、DX化についてどのようにやっていくかという質問をさせていただきました。そのときにおいては、あくまでも庁内においてまずは進捗していきたいという御答弁を頂戴したわけでありますけれども、約1年たって、もう既に各地域、地方にまで波及していくということは私がその当時求めたことでありましたので、大変先行して進んでいただくということについては感謝を申し上げ、期待してみたいところでありますので、引き続きどうぞよろしくお願いしたいというふうに思います。 その中で、先ほど安全、災害という言葉を、いいキーワードを言っていただいたんで、次に移ってまいりたいと思いますけれども、102ページでありますが、地域・企業防災連携推進事業補助金、こちらのほうでありますけれども、こちらのほうも重点政策に書いてありますが、こちらの事業概要について改めて教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 見延危機管理幹。 ◎危機管理幹(見延政和君) まず、地域・企業防災連携推進事業につきましては、令和2年度から県が始めた事業でございます。 事業内容は、浸水害などの避難時に地域住民が一時的に避難できる場所として企業が所有する施設の一部を確保するものでございます。 また、補助の条件につきましては、町内会などを中心とした自主防災組織と企業との間で一時避難場所の提供などを盛り込んだ災害協定を締結することとしております。協定を締結した場合、避難所として必要な資機材の整備に係る費用を企業に対し、県と市で最大50万円を補助するもので、令和4年度当初予算では8件分、400万円を計上したところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 分かりました。 企業と連携をしながら、地域の防災計画を立てていくということでありますけれども、令和3年度当初予算200万円計上されていると思いますが、今現在までの補助実績はどのようになっておりますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 見延危機管理幹。 ◎危機管理幹(見延政和君) 補助の実績についてのお尋ねでありますが、令和3年度は、3企業、5町内で、補助金の総額はおおむね予算どおりの支出となる見込みでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 企業名も大丈夫ですかね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 見延危機管理幹。 ◎危機管理幹(見延政和君) 3企業でございますけれども、1つ目が信越化学武生工場、2つ目がアイシン・エィ・ダブリュ工業、もう一つが、これは医療法人でありますけれども誠医会というところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) いろんな医療施設とか企業さんという中において連携を組んでいただいたと、大変ありがたいことかなというふうに思いますが、この整備の内容ということについては、どのような機材が補助対象になっていくんでしょうか、教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 見延危機管理幹。 ◎危機管理幹(見延政和君) 補助対象の資機材の例としましては、保存食、飲料水、毛布など、避難生活での必需品、ストーブや非常用発電機のほか、感染症対策のためのマスクや消毒液など、避難場所として利用できるために必要な備蓄品。ただし、建物に付随する構造物や車両の購入は対象外となっております。 次に、補助率は県2分の1、市2分の1で、なお補助額は面積に応じ、20万円から50万円としております。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
    ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 補助上限50万円でありますけれども、これがずっと推進していけばいいのかなというふうに思いますが。 今年度は400万円、令和3年度の倍増ですから、企業でいうとマックス8企業ですか、そのあたりはいけるという感じでありますけれども、この見込みというのはございますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 見延危機管理幹。 ◎危機管理幹(見延政和君) 市では、この事業を広く周知するために、自主防災組織育成研修会でありますとか新区長研修会、あるいは自治連合会の諸会議等で周知をしてまいりました。その結果、令和4年度につきましては、5町内で8件の見込みが立ちましたので、予算計上をしたものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 分かりました。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 では、続きまして、空き家対策です。 ページ数でいいますと104ページ、こちらですけれども、これも私が従前より話をしておりますが、まず今回380万円ですか、この補助金を出されましたが、この概要について改めて教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 見延危機管理幹。 ◎危機管理幹(見延政和君) 空家解体費補助金380万円の内訳でございますが、老朽危険空家の解体撤去事業で1件当たり50万円を3件分、150万円、準老朽危険空家の解体撤去事業で1件当たり30万円を7件分で210万円、同一年度内に解体し、建て替えをした場合などの加算として1件20万円を計上、合わせて380万円ということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) これはそんなに変わらないということで了解をいたしました。 ただ、一番気になってましたのは、今年より重点政策の中で出前講座をするというようなことを言いましたが、これの内容についてどのようなことを考えていらっしゃいますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 見延危機管理幹。 ◎危機管理幹(見延政和君) 空き家対策に関する市政出前講座では、地域の協力や連携を強化し、適切な空き家の管理や利活用を促進することを説明したいと考えております。 具体的な内容は、現在防災危機管理課と建築住宅課の間で調整中でありますが、次の4点を軸に組み立てる予定でございます。 1つ目に、市内における空き家の現状と空き家の問題点、2つ目に地域の協力による空き家の発生予防と適切な管理の必要性、3つ目として、解体やリフォームなど、空き家に対する市の補助制度の周知、最後4つ目は、住まい情報バンク、越前市おうちナビへの登録の呼びかけなど。 以上のように、空き家の発生予防、適正管理、利活用、解体支援など、幅広く空き家対策について市政出前講座を通じて地域の理解や協力を求めていきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) この空き家問題ということについては、老朽空き家については滅失していかなきゃいけない。でも、その前に、空き家をそのまま利活用するという2側面が非常に大事なところだと思いますが、この事業を通じて、特にどういったところを促進させようと思ってらっしゃいますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 見延危機管理幹。 ◎危機管理幹(見延政和君) 市長が所信で述べましたように、市政出前講座を通じ、地域の協力や連携を強化し、適切な空き家の管理や利活用を促進させたいと考えております。 具体的には、地域住民お一人お一人が自分の住まいの将来を考え、日頃から町内会や民生委員、児童委員、御近所の協力による独り住まいの高齢者への声かけ、また売買やリフォームなどの検討など、地域住民に対して早期の段階で危険な空き家を発生させないための意識づけと利活用を促進することを考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) ぜひ、周知が一番大事なことでありますので、よろしくお願いしたいと思います。 では引き続きまして、108ページ、しきぶ温泉の湯楽里事業でありますけれども、こちらのほうもコロナ対策という形で重点政策に上げられておりましたが、これの内容について教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) まず、この事業の原因となりましたコロナが湯楽里にどのような影響を与えたかということを御紹介したいと思います。 まず、利用客でございますが、令和元年の21万6,000人が令和2年度には13万5,000人と、8万人減ったわけでございます。 指定管理者の経営でございますけれども、令和元年150万円ほどの黒字でございましたけれども、3,000万円以上減収で、赤字が2,900万円。なお、入湯税も2,700万円ほど市に入ってきたわけですけれども、これも1,700万円になったと、1,000万円の減収ということでございます。 このままでは事業の継続性といったものが非常に危惧されるということで、事業者と私ども市が協議いたしまして、まずはお客様の満足感を向上するための投資をすべきではないかという話になったわけでございます。 何より湯楽里のお湯については定評がございますので、まず露天風呂、これを大型化する。そして、デッキを創設いたしまして、開放感のある外気浴、外での入浴、こういったものを追求しようということ。それと、今サウナブームでございます。サウナがちょっと老朽化しておりますので、木の香りのするサウナ、これにリニューアルしようではないかということ。それと、従来から懸案事項でございましたが、1階レストランのトイレが洋式化されてないということで、この機会に洋式化をしようということ。そして何より、市内外に情報発信をするための経費を持とうということでございます。 温泉の質、良泉の定評がある湯楽里でございますけれども、さらに磨き上げをしまして訴求してまいって、利用者の回復をしていきたいと、このような事業でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 私の知ってる限りでは、これ福祉施設だと思いますので、これで経済対策というふうにちょっと違和感を感じたんですけれども。それに沿うとして定めた、この目的というのを改めて教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) 御案内のとおり、湯楽里は福祉施設でございます。しかしながら、年間20万人という集客のある施設でもございます。その直接的な経済効果はもとより、指定管理業者には物資の調達等々は市内での調達をするようにという指導をしておりますので、その間接的な波及効果、これは無視できないだろうということで、経済対策の位置づけも持ったわけでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 経済対策ということでありますから、リピーターの皆さんとか、アフターコロナを見据えて県外客を引き込むという考え方になるのかなというふうには思いますけれども。 これ業務委託という形になっていると思いますが、これはともすれば施設整備じゃないかなと思ったんですが、これ何で委託になるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) 湯楽里でございますけれども、これ指定管理者の枠組みにはございますが、極めて大きい施設でございますし競争も激しいということで、最大限民間事業者の裁量と申しますか、包括性を高めた委託でございます。さらには、大きなインセンティブを与えて、10年という長期の契約をしているところでございます。 そういった中で、施設本来の効用を高めるような大型の投資に関しましては市が負担するという契約になってございます。ただし、これを市が直接行うというよりは、この指定管理者はイワシタ物産と申しますけれども、県内の公共の温浴施設をかなりたくさん受託しておりますし、関連会社も民間の温浴施設を持っております。ここは委託においてイワシタ物産にノウハウを発揮させたほうが、より効率的で、かつ効果的ではないかと考えたわけでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 委託内容が分からなかったんで、大きいことについては市が投資をするということはよく分かりました。 確かに、イワシタさんは県内では越のゆ、最近では県外では滋賀県のほうの施設も買収をされて再開発されているというのは伺っておりますので、大変ノウハウが深い方でありますから、その方をぜひお願いしたいと思いますけれども。ただ、チェックをしてほしいのは、ともすれば運転資金にならないか、このあたりはやっぱり委託料の開示をしっかりとしていただきたいなというふうに思ったわけであります。 そういった部分で、この時期に事業を行っていくということで理解をいたしましたので、質疑でありますから、それ以上の質問は控えさせていただきたいというふうに思います。 最後に、140ページ、生活習慣予防事業でありますけれども、このあたりの事業について教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) こちらも、まず背景のほうを御説明申し上げます。 2025年には団塊の世代の方々が後期高齢になってまいります。そうなりますと、医療費、介護給付費、こういったものが増加と申しますか、こういった負担が大きくなるだろうということが懸念をされるわけであります。私ども来年度から、この介護保険と保健事業、これを一体的に進めようということで、その体制を取っていきたいと思っております。 そういった中で、本市の場合には特に生活習慣病の医療費が高いということがございます。特に、糖尿病などを御紹介いたしますと、国の平均が2億5,000万円、当市が3億円ぐらいということで、5,000万円高くなっているということがございます。したがいまして、糖尿病を中心とした生活習慣病をまずターゲットに取り組む必要があるということ。それと、生活習慣病に起因して介護に入ってこられる方が4割と、4割が生活習慣病起因の介護ということになっております。 そうした中で、具体的には、今年度から取り組んでおりますICTを利用した糖尿病予防プログラム、それと来年度からは市の包括支援センターの保健師を動員した直接的な個別指導、こういったものを強化してまいりたいと思っておりますし、その包括支援センターでの元気カフェ、こういったものも活用してまいりたいと思っております。予算としますと、こういった講座といったものの講師謝礼270万円ほか、いろいろでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) よく分かりました。 これについては、私、一般質問で引き続き質問をさせていただきたいというふうに思いますので、質疑としてはこれで終わりたいというふうに思います。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) では、よろしくお願いします。 予算書の30ページに総括ということで歳入の部分が出ておりますが、ここの部分において今年度の特徴を主なものの説明でしていただけますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) まず、令和4年度、30ページの歳入予算のほうでございますけれども、予算総額につきましては、令和3年度当初予算と比較いたしまして18億9,500万円の増額、計367億4,700万円を計上いたところでございます。 主な歳入の特徴といたしまして、まず市税を前年度比13億7,300万円増の135億4,300万円を計上しております。内訳につきましては、個人市民税を2億1,650万円増、法人市民税を7億9,950万円増、固定資産税につきましては3億2,500万円の増とした内容となっております。 そのほか、今回国が令和4年度の地方財政計画で示されました内容によりますと、交付税と臨時財政対策債の関係でございますが、臨時財政対策債を大幅に抑制している地財計画となっております。これを受けまして、本市におきましても、普通交付税の額につきましては前年度当初予算から12億6,000万円を増やしまして、49億3,000万円を計上いたしました。代わりに、臨時財政対策債でございますけれども、10億6,000万円を減額いたしまして、5億円の計上としております。 国庫支出金につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種関連の国庫支出金などを当初予算で計上したことによりまして、前年度比7億1,100万円の増額となっております。ちなみに、令和3年度の当初予算では、令和2年度からの繰越明許で計上したものと、その当初後の補正予算で計上しているということで、当初比較でいいますと、このような国庫支出金の増となっているということでございます。 寄附金につきましては、ふるさと納税寄附金を、前年度5億円から3億円増やしました8億円を目指すこととしております。 また、繰入金につきましては、財政調整基金の取崩しを4億2,000万円減の9億円、社会基盤整備基金の取崩しを1億3,600円減の3億円としたことから、繰入金も減額となっているところでございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 昨年度からというか、3年度の市税等の堅調な部分、また国税の交付税の増額といいますか、地財計画が修正されたといいますか、4年度の分についてはかなり積極的な地財計画になってきたかなというふうに思っておりますが、それを受けての歳入の総括というところであります。 ちなみに、ここの30ページのところで見ますと、市税の前年度予算額が121億円というふうになってますが、3月補正でいきますと133億円ということで、それをちょっと上回る金額、市税を見込んでいるというようなところかなと思っていますが、これがこれまでの予算の中では最大規模という。近隣の自治体を見ても、結構これまでを上回っているというところが多いかなというふうに思っておりますが、これは地方財政計画の中での交付税のこともあるのかなと思っております。 ここで、12月補正のときも、今回の補正のときも質問しましたが、越前市の市税がずっと上振れしているということは非常にありがたいことかなというふうに思っています。 そこで、予算の概要を見ますと、自主財源率というのが出てきておりますが、ここの近年の状況と、この自主財源率が近隣とか類団と比べるとどのようになっているかを教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 令和4年度当初予算におけます自主財源比率でございます。 まず、自主財源比率とは、歳入総額に対します自主財源、いわゆる税金や分担金、負担金、使用料など、市が自主的に収入できる財源の割合を示す指標でございます。一般的にこの割合が高いほど行政活動の自主性、安定性が高いとされているものでございますが、近年、令和2年度、令和3年度、経済対策やコロナの給付金等で国庫の額がどんと増えたりしますと、自主財源比率に与える影響が出てまいりますので、一概に時系列で比較はちょっと難しいのかなというところもございますが、御紹介させていただきます。 本市の一般会計当初予算での自主財源比率は、令和4年度が46.2、令和3年度が46.0、令和2年が45.2、令和元年度が48.1%ということで、おおむね45から50までの間を堅持しているような形でございます。 近隣市でございますが、令和4年度の当初予算がちょっとまだつかめてなかったものでございますので、令和3年度までで。鯖江市さんですと、令和3年度38.6、令和2年度43.7、令和元年度が45.2。福井市さんですと、令和3年度が42.0、令和2年度が48.9、令和元年度が48.5。類団ということでございますけれども、一般的にそういう目安になるものがございませんでしたので、県内で似ております坂井市さんの場合ですと、令和3年度が47.4、令和2年度が45.0、令和元年度が42.3というふうになっております。 おおむね今御紹介しましたとおり、近隣市、県内の市と本市も同様に、自主財源比率は40%台で推移しているというような状況でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 四十数%、50%弱になっているというときもあったり、45で止まったりという、県内もよく似ている事例があるという、そういったことで理解はいたしました。飛び抜けて自主財源率が高いのではないなと、平均的なところかなというところが確認できたかなというふうに思っています。 そういうことを押さえながら、次に行きたいと思います。 37、38ページのところでありまして、使用料の部分です。 ここで、照明施設の使用料と実際に支出する電気料、その比較の部分で、以前に使用料の減免のときにいろんな議論がありまして、そこにもかなり出てきていて、水銀灯の電気料とLEDの電気料、そんなことがちょっとあるので、少し使う場所によって、施設によって格差が出てきていたり、電気料として比較すると取り過ぎていたりというところがあったかなと思うんですが、そんなところの徴収は適切にされているのか、精査をされているのかをお聞きをします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 現行の使用料でございますが、使用料の考え方、いわゆる受益者が負担する費用の考え方についてでございますが、一般的に施設の維持管理に係る原価とその施設におきます受益者の負担割合、その2つを考慮しながら、県内のほかの類似施設等々の使用料も参考にしながら条例で定めているものと考えております。 今御説明しました原価には、人に係る費用として維持管理業務に要する人件費と、あと施設に係る費用といたしまして減価償却や維持修繕、今議員から御質問がありました電気代等も含めましての光熱水費等の物件費と、そういったもので構成されているものと考えております。 使用料の考え方につきましては、その一つ一つという考え方よりも原価全体、これを捉えまして公共施設の設備態様や使用形態、そういったものを考慮して使用料を本市の場合条例で設定していると、そういうふうに考えております。 それで、昨年、議員から御質問いただいた後で見直しというものは行っておりません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 電気の器具の種類によって格差が出ているというような実態があると思います。 電気料だけで比較すると逆ざやも出てくるところもあるので、そこら辺のところは全庁的にしっかりと精査して、方向性を。例えば、瓜生のほうのサッカー場についてはLED化になっていて、県内と比べるとおおむね同程度だという、電気料もそれに準じた形になっている、若干電気量が少ない部分もあります。また、中央公園のテニスコートの照明については、まだ水銀灯とかLED化されてない部分もあって、かなりの持ち出しというか電気料が結構な金額になっているということの実態はあるかと思います。 こんな実態もいろいろあって、どこまで減免するのかとか、そういったところも、これまでの使用料の委員会の中ではいろいろ話をしてきたところもありますので、しっかりそれを引継ぎながら精査をして、それぞれの電気の施設の方向性などもしっかりと打ち出して、精査をしながら毎年取組をしていっていただきたいと思います。 次に、55、56ページです。 55ページのところです。ここの繰入金のところで、先ほど総括の中にもお話ありましたけど、財政調整基金繰入、社会基盤整備基金繰入とかありまして、これは崩して積んで、そして決算が終わって幾らかを基準どおり積んでというような繰り返しをずっとやってきてもらっていると思いますが、なかなか一般市民というか、分かりづらいところもあったりして、基金があるのでもうちょっと当年度予算で崩して、単独の事業に回そうかというところも出てくるのかなと思いますが、そこら辺、何か方程式というか、もうちょっと分かりやすい数式みたいなものがあっていいのかなと思います。 この自治体においては、最低積立、調整基金の金額はこのぐらいという答えを出しておきながら、前年度のとまた繰越しの状況を見て、そしてまた各年度の独自の特色ある事業のことも含めた積立額はどうか、最終的にこの金額でずっと財調は置いときますとかって、そんな方程式がないかなと思うんですが、いかがですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 財政調整基金につきましては、いわゆる一般会計におけます財源調整機能といたしまして、年度間の財源不足の差を調整するための繰入れとして活用しているところということでございます。 本市の場合は主に当初予算の中で、先ほども歳入予算の市税の考え方も御説明しましたけれども、そこでいわゆる財源調整機能を発揮しているところでございます。加えまして、財政調整基金につきましては、現在、大雪などの自然災害や世界経済、今のウクライナ情勢などを例えに挙げますとそうですけれども、世界経済の変化で起こり得る不測の事態に対しても当面の対応ができるように備えておく必要もあるという考え方を持っているところでございます。 財政調整基金の積立につきましては、今ほど議員のほうからも御質問の中にありましたが、地財法7条の規定によりまして、繰越金の半分以上を積み立てているところ、これがルールといえばルールでございます。その後、3月補正まででの歳入の上振れ部分や入札差金等、不用額等を精査いたしまして、見積りを財調にどれぐらい積むか、新年度の予算要求も踏まえながら、また新年度の税収見込みも見込みながら、どの程度積むかということを精査しながら積み立てているところでございます。 現在、財政調整基金残高につきましては、行財政構造改革プログラムにおきまして年度末残高10億円以上ということを目標として掲げておるところでございますが、近年は標準財政規模の約10%に当たります約20億円以上を確保している状況でございます。しかしながら、先ほども申しましたとおり、いろんなことがございますし、健全な財政基盤を確立していくためにも、中・長期的には徐々にどんどん増やしていきたいというふうには考えているところでございます。 こういったことも含めまして、財政調整基金の考え方につきましては、9月議会をめどに中期財政計画を見直しましてお示しをさせていただきまして、また議会と議論をしたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 備えておくということも非常に大事ですし、ある程度一定水準は保つというのも非常に大事であります。いろんな事情が、こういう状態になるというのはなかなか予測ができない部分もあったりするんですが。ですけれど、どんどんためていくためていくという、ためる一方ではどうかなと思うのと。また、この間、前にありましたように3月補正で市税がどっと上振れして、その分は全部財調ですよというところも、3月補正になると、どうしても使い道が限定されるということもあったりするので、そこら辺はいかがなものかなと思います。 ですから、先ほど言ったように、一定の水準、先ほど標準財政規模の10%以内とか、そこら辺をある程度の基準として持っていて、それ以上になると違う使い方をして、また次年度予算で崩して繰入れして支出に充てると、そういったやり方もやっていかないといけないのかなと思うので。ためるばっかりが能ではないと思いますので、その点はよろしくお願いをしたいと思います。 続きまして、今度歳出のほうに行きたいと思います。 69、70ページになりますが、行政管理一般事務費のうち、特別職報酬審議会や委員報酬の計上についてでありますが、これは特別職ということで、市長ほかの特別職の報酬について、審議会のほうに審議して意見をいただいて改定をするという、そういった委員会だろうと思いますが、この報酬審議会、これまで合併して以降の経緯がお分かりでしたら教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) 合併して以降の経緯ということで、ちょっと今手元に資料がないんで申し訳ないんですけれども、合併したときには議員さんと一緒に審議会を開かせていただいたところでございます。そして15年が既にもう経過しているという状況かなというふうに認識しております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 平成18年に特別職の報酬が改定されて、それ以前から5%程度引き下げたという、そしてまた特別職ということでありますから、市長とそしてまた議員の報酬も5%弱を引き下げたという経過があって、それ以来15年経過をしていると。 経済状況も非常に変わってきているし、近隣の動向も変わっているのじゃないかなというふうに思いますので、これはぜひ審議会を開催していただいて、現時点での適正なる報酬を審議をしていただくということが大事かなと思いますが、予定がありましたら教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) 12月の市議会におきまして、議会の活性化特別委員会の委員長をされております橋本議員のほうから、議員の報酬あるいは定数等について今議論されているということもお聞きしたところでございます。それを受けまして、こういった諮問があってもしっかり対応できるようにというところで予算を計上しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 確かに、議会の中では議論はしておりますが、私は積極的に特別職も含めてしっかりと審議していただくと。もう15年たっててそのままというのはやっぱり現実に即さないというところがあるので、これはしっかり見直しも含めてやっていただきたいなと思ってますので、よろしくお願いします。 続きまして、同ページの契約検査の一般事務費で、電算委託料の大幅な減額が前年と比べてあったかなと思いますが、この内容についてお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) この電算委託料につきましては、土木工事の積算システムの電算委託料でございます。 今回計上しておりますのは、データ保守業務委託料ということで、例年の180万9,000円の計上をしているところでございます。昨年度につきましては、このシステムが5年に1回、システムの更新が行われるということで、その更新業務、システム構築業務委託ということで822万2,000円が別途計上されていたためにこれだけの差が出ているということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 分かりました。 それで、続きまして、73ページ、74ページです。 ここの広報費、広報発行事業についてでありまして、ここの印刷製本費の内容を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) 市の広報につきましては、毎月15日、8月については8月5日に印刷いたしまして、全戸に配布をさせていただいているところでございます。 なお、この広報の発行事業につきましては、ここに書いてございますように、企画政策業務と印刷業務を分けて発注しております。印刷業務につきましては、令和3年度におきましては、4月号の発行に間に合わせるため先行的に入札を実施いたしまして、3月20日議決後、市内印刷業者が落札をして、自社で業務を行うことを確認の上、契約を締結したところでございます。 その印刷業務の契約内容でございますけれども、仕様書及び特記仕様書におきまして、2万8,100部の印刷でありましたり、A4判縦組みで、全ページカラーのオフセット印刷とすること。あと、原稿につきましては、高解像度のPDFデータで完全原稿でお渡しすること。あと、校正の回数であったり、一括再委託をする場合の、これを禁止することなどを定めているところでございます。なお、合理的な理由により、業務の全部または主たる部分を再委託する場合には、事前に市の承認を得ることとなっているところでございます。 再委託する場合には市内業者を優先し、紙などの原材料調達にもできるだけ地元業者を使っていただきたいということを規定しているところでございますので、翌年度以降の契約におきまして、納品書などの書類提出、あるいは必要に応じての印刷現場の立入検査、こういったものを実施していきたいと検討しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 印刷の手法っていいますか、結構今技術もいろいろ変わってきたりしてるので、市内業者のほうに還元できるというような内容でしっかりと。業者の技術力もあるでしょうし、そんなのを確認しながらやっていただきたいと思っております。 続きまして、地域ブランディング事業ですが、先ほどちょっとありましたが、企画制作委託料でありますが、ここの委託先の具体名は出ないんですか、分かりましたら。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) この602万円でしたか、先ほど御説明させていただきました委託料でございますけれども、これは大きく分けて3つの業務に分かれているという御説明をさせていただきました。 委託先につきましては、今想定している段階ということでお答えをさせていただきたいと思いますが。 まず、1つ目の越前市のコンテンツづくりで200万円程度を考えているということを申し上げましたけれども、地元のことをよく知っている地元のメディアということで、例えば地元の丹南ケーブルテレビ、こういったところを今想定をしているところでございます。 続きまして、2番目のいわゆるメタバースを使ってPRしていくというのに150万円という予算を計上しているということを申し上げさせていただきました。これにつきましては、県内外の大学の研究室であったり、あるいは企業、市民団体等を想定しておりますので、それに応じて大体10万円程度で1回、やっていっていただければなという想定をしているところでございます。 続きまして、3つ目のCMを作成いたしまして、いわゆるTVerという媒体を使って発信をしていく部分でございますけれども。これにつきましても、地元メディアのほうに委託をいたしまして、実際にこのTVerのほうに出稿するのにはそこらを経由して、広告代理店への出稿ということになるかなというふうに考えているところでございます。 あと、その他、PR動画作成費用として10万円計上しているところでございますけれども、これにつきましてはたんなん夢レディオさんのほうとも今話をさせていただいているところでございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 分かりました。 いろんな企画力とか、また地元も含めて、総合的な観点でお願いしたいと思っています。 次に、137ページ、138ページの一番下のほうの説明のところで、8脱炭素社会実現事業ということで、環境基本計画も改定されたというところでありますが、これは昨年度までの地球温暖化防止対策事業の名称の変更ということで捉えればいいんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 今年度改定を予定してます市環境基本計画、ここでこれまでの地球温暖化対策の取組に脱炭素を新たな視点として加えたというふうなところでして、脱炭素社会の実現と都市づくりを重点項目に位置づけるというふうなことから、事業名についても脱炭素社会実現事業というふうに変更したというところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 今回、このような名称になったということで非常に期待をしていたところでありますが。内容について見ますと、その中で一番大きいのがLED街路灯等リース料という、従前のそのままというところですね。そして、昨年度にありました電気自動車の導入促進の補助金であったり、太陽光の発電の設置の促進の補助金であったりというものが、今回はこっから抜けているということなんですね。内容と理由をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) まず、電気自動車の補助金についてですが、これまで本市では一律5万円という形で補助をしてました。既に、国におきましては、電気自動車で最大80万円、そして燃料電池自動車では最大250万円の補助金を交付しているということがあります。 こういったことから、電気自動車の支援制度については国の支援制度に委ねたいということで。一方、市としては、この補助制度に代わる新たな取組を環境基本計画改定と併せて検討してきたというところであります。 市が取り組むべき内容としては、今国が示す2050年の二酸化炭素排出実績ゼロに向けまして、国の脱炭素先行地域選定というものがありますが、そういったところにも目指す、チャレンジしていきたいというふうなところとか、企業が事業活動に必要なエネルギーを全て再生可能エネルギーで賄うと、補うというふうなところを目指すモデル区域、例えばRE100エリア、そういったエリアの設定の検討などを行うということで、市全域、全体で、その脱炭素社会の実現を促進したいというふうに考えたところでございます。 あわせて、太陽光発電につきましても、電力の買取り価格が引き下げられまして、近年補助件数が減少傾向にあるということであります。一方で、国におきましては、太陽光発電の設備単体への支援制度ではなくて、住宅やビルの消費電力を実質ゼロにするZEHとかZEB、そういった支援制度に大きく移行しているというふうなところから、本市においても太陽光発電の補助金については廃止をして、また新たな大きな取組にトライしていきたいというふうに考えているところであります。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 自動車の補助金については国のほうに委ねるということでいいのかなと思ってますし、太陽光についてもFITの関係でちょっと先行き不透明というか、する人たちが減ってきているという状態もあるということなんですが。 ほかに、再生可能エネルギーということで、まだいろいろ模索する部分が個々にあっていいのかな、この事業としてあっていいのかなと思うんですが、そういったところはこの事業の予算の中に何か反映してますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) まず、再生可能エネルギーとか、これから使う水素とかのそういう燃料、エネルギー、そういったものをどういうふうな形で活用できるかという研究を行いたいというふうな形で、その研究を行うような費用、謝礼等々を少し持ったというふうなところであります。 研究とか、そういう民間事業者と連携しながら、またいろんな専門家のアドバイスをいただきながら、令和4年度についてはいろいろ研究を深めていきたいなというふうに考えているところです。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) ぜひ積極な、先進事例もたくさんありますので、そんなことを研究して知識を深めて、いろんな市独自の取組もお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(川崎俊之君) ここで暫時休憩いたします。 再開は午後2時5分といたします。        休憩 午後1時57分        再開 午後2時04分 ○議長(川崎俊之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第9号に対する質疑を続行いたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) それでは、よろしくお願いします。 私のほうからは、予算書78ページ、2の下のほうにあります人口問題・定住化促進対策事業の、80ページになりますが、地方創生・UIJターン促進業務委託料274万3,000円、この部分について事業内容の説明をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 宮田企画部理事。 ◎企画部理事(宮田尚喜君) 地方創生・UIJターン促進業務委託料の内容につきましては、働く女性を応援する大手ウェブサイト、日経クロスウーマンに、市内企業で活躍する女性へのインタビュー記事を掲載いたしまして、本市の働きやすさ、子育て環境のよさなどの情報発信を行っております。その委託料といたしまして208万3,000円。また、移住検討者向けの情報を集約した移住・定住ポータルウェブサイト住もっさ!越前市に、働く、住む、子育て、教育など、移住検討者の必要とする情報をワンストップで提供しております。この委託料に66万円計上しております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 分かりました。 主にこういったところでの情報発信に予算を使われているということでありますが、なかなかそういったUIJターンで戻ってきた人がこれを見てどういうふうに、実績とかというのは分からないとは思いますけど、そのあたりどうですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 宮田企画部理事。 ◎企画部理事(宮田尚喜君) 本年度も、新型コロナウイルス感染症の影響で都市圏での移住フェア等は開催できない状況でありますが、電話やオンライン等にて移住相談に対し丁寧かつ継続的な対応を行っております。 令和3年度の移住支援を受け移住をされた方は、1月末時点で167人となっているところです。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 大変多くの方に移住していただいているということでありますが、後ほどその取組等について質問させていただきたいと思いますので、この部分についてはここで終わりたいと思います。 続きまして、同じ予算書80ページの地方創生チャレンジ移住支援事業275万円、この部分についてもう一度御説明をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 宮田企画部理事。 ◎企画部理事(宮田尚喜君) 地方創生チャレンジ移住支援事業補助金制度の内容につきましては、おおむねメニューが4つございまして、1つ目が県外の学生団体が市の課題解決のために、企画提案を目的として宿泊を伴う活動に対する支援、こちらで補助金30万円。 2つ目が、移住に向けた下見に係る経費といたしまして、交通費、宿泊費、レンタカー使用料などに対する支援といたしまして、4万5,000円を上限とした支援。 3つ目が、国、県の補助を活用した制度でございまして、東京圏からの移住など、一定の要件を満たす移住者に、世帯で100万円、未成年者には1人30万円を加算、単身者のみには60万円を支給するというものがございます。 4つ目が、東京圏以外の移住者に対しまして、移住初期支援といたしまして10万円を市単独で支援するというメニューがございます。 相談時から移住後まで切れ目のない支援を行っているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 分かりました。 そういった今4つの説明の中で、視察されるというか、どういったところかなと見に来られる方がいると思うんですが、その人数といいますか、何件そういった方が来られて、何人の方が移住されたかというのを教えていただけますか。(「議長」と呼ぶ者あり)
    ○議長(川崎俊之君) 宮田企画部理事。 ◎企画部理事(宮田尚喜君) 実績についてのお尋ねでございます。 まず、学生活動支援につきましては、コロナ禍ということもございまして、本年度見込みはございません。 2つ目の移住に向けた下見に係る支援につきましては、本年度9人、執行額として23万円見込んでございます。 また、そういった下見活動を経て、移住してこられた方は、本年度見込みで8件、12人となっておりまして、内訳といたしまして、東京圏から単身で1件、60万円、これお一人です。あと、それ以外のところから7件、70万円で、移住の人数といたしましては11人ということでございますので、移住者は8件で12人ということになっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 分かりました。ありがとうございます。 1件、お一人の方が東京圏からということなんですが、大体高齢者の方が多いんか、若い人が多いのか、どうですか。どちらが多くなってますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 宮田企画部理事。 ◎企画部理事(宮田尚喜君) どちらかといいますと、若い方が多いということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) ありがとうございます。 大変いい取組だと思いますので、今後ともよろしくお願いします。 続きまして、予算書104ページの防犯対策事業の防犯カメラ設置事業補助金350万円、これについての御説明をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 見延危機管理幹。 ◎危機管理幹(見延政和君) 防犯カメラの設置事業補助金の内容でありますが、令和元年度に開始した事業で、補助対象は自治振興会です。補助率については、対象経費の3分の2以内で、補助の上限額は防犯カメラ1台につき10万円、1地区、補助年度期間中10台までとしています。補助の期間は令和4年度までとしており、次に対象となる経費でございますが、防犯カメラの機器購入費、設置工事に係る経費、看板設置に係る経費。ただし、維持管理に要する電気料、電柱添架料、修繕料などは対象外となります。今回、当初予算では、上限10万円の35台分、350万円を計上したものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 今年度は35台分ということなんですが、令和元年度から行ってますが、これまで何台取り付けたのか教えていただけますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 見延危機管理幹。 ◎危機管理幹(見延政和君) 令和元年度から事業を始めまして、令和3年度までの見込みでございますけれども、84台ということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 令和4年度の予算は350万円、令和3年度は500万円の予算だったと思うんですが、これは県の事業ですよね。県の事業だということなんですが、予算が減ったというのはどういったところにあるんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 見延危機管理幹。 ◎危機管理幹(見延政和君) 越前市は、先ほど言いましたとおり、令和元年度から取り組んでまいりました。令和3年度につきましては50台ということで、各地区からの要望を受けまして予算計上いたしました。 冒頭申し上げましたとおり、この補助は補助期間中に最大10台ということで、3年度までに10台に達する地区も数多く出てきたことから、4年度につきましては35台というふうに計上したものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 分かりました。 じゃあ、この事業はいつまで続けられる事業なんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 見延危機管理幹。 ◎危機管理幹(見延政和君) 防犯カメラの設置事業は、県が補助制度を創設し、その補助期間は令和4年度までとしておりまして、市も同じく4年度までの事業と考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 令和4年度までというと今回で終わりということなんですが、改めてお聞きしますが、このカメラを設置する目的をもう一度教えていただけますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 見延危機管理幹。 ◎危機管理幹(見延政和君) 防犯カメラの設置目的でありますが、自治振興会が通学路などの公道に設置する防犯カメラに対し市が補助金を交付することにより、児童・生徒などを不審者等から守り、犯罪の起こりにくい安全で安心な地域づくりを推進することを目的としております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 防犯カメラを設置して、多分地域というか警察が見られるというふうに思うんですが、その実績はありますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 見延危機管理幹。 ◎危機管理幹(見延政和君) 私が警察から把握している犯罪捜査に関する状況でございますけれども、これまでの期間に3地区で画像を提供したという話を聞いてございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 分かりました。 何台つければ全て完了するということはないと思います。先ほど、令和4年度で県の補助も終わるということで、今後は設置の補助がなくなってくるというふうに思いますが、いろんな地区から、地域からまた要望等ありましたら、市の予算でもいいと思いますので、そういった対応を考えていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 見延危機管理幹。 ◎危機管理幹(見延政和君) 実は、福井県警関係の団体である福井県職域防犯連絡協議会というところがございまして、その協議会の中で同様の補助を行っておりますので、5年度以降につきましては、そうした協議会を紹介する中で対応してまいりたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) 分かりました。ありがとうございます。 続きまして、予算書138ページ、先ほど橋本議員からもありました脱炭素社会実現事業、この部分はもう橋本議員が質問されましたので大体分かったんですが、この事業をゼロ予算で行うこともあると思うんですが、そのあたりの説明をよろしくお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) まず、ゼロ予算としましては、あいぱーく今立などの公共施設への太陽光発電設備の導入、PPA、これについてはゼロ予算でやっていきたいというふうに考えているところであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) あいぱーく今立のところに第三者がそういった太陽光をつけるということで、その電気を多分買われるんですね、そういうふうな取組だということなんですが、この本庁舎も含めて、そういった自然エネルギーで庁舎内等の電気を賄うというのはすごく僕はいいことだと思いますし、本当はこの庁舎にもつけていただきたいなというふうに思っているんですが。 脱炭素社会の実現で、先ほど橋本議員の質問で電気自動車の補助とか、太陽光の補助もなくなったということを言われておりました。カーボンニュートラルに関しては、大きな目標を立てて市長も掲げております。一般市民も、自分たちでできることは何か、自分たちも参加したいというようなことで考えてらっしゃる人はたくさんいるんですね。そういった取組を推進するのに、僕は一般市民ができることというのは、そういった家の屋根に太陽光をつけたり、電気自動車に乗ったりというのが僕は一番のところかなと思ってたんですが、そのあたりの補助がなくなったというのは大変残念でなりません。今後、そういった市民に向けて推進することがありましたらよろしくお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 今、電気自動車とか太陽光発電、年々その補助件数が少なくなってきた。一方で、国がまた新たなそういう大きな支援制度を行っているので、その部分については国の支援に委ねたいというふうに考えてます。しかし、今、市としても、環境基本計画改定を行う中で、脱炭素社会の実現というところについては大きくスタートさせたところでありますので、具体的な取組をいろいろやっていきたいなというふうに考えてます。 そういった中で、例えば市民ができること、事業者ができること、いろんなことを環境基本計画の中で改定させていただいて、例えば市民ができることという形の中で、10の取組というふうな事例を出す中で、市民の皆さんに具体的に取組をお願いしたいなと。環境審議会の中でも、炭素を減らすには事業所とか国とか、そういったところが大きなパーセントを占める、大きな要素を占めると。 今議員おっしゃったように、私たち市民一人一人がどれだけ、まあ小さな数値かもしれませんけど何かできることはないだろうかと、そういった議論もありましたので、数値にはあまり直結しないかもしれませんが、意識啓蒙という意味でもPRをしてやってきたいなというふうに考えているところです。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) なかなか市民に説明するのは今の話では難しいと思いますけど、我々ができることは何ですかと言ったら、太陽光を屋根につけてください、補助金出しますと言ったらすごく分かりやすいかと思うんですが、そういったことがなくなっていくのはなかなか厳しいので、もし市でまた新しくそういったことでも考えられることがあったら、山田市長を含めて、ぜひよろしくお願いしたいと思うんですが。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 山田市長。 ◎市長(山田賢一君) 電気自動車とか、太陽光を家につけるとかというのは、ある程度役割がぎりぎりまで来た、行き着くところまで来たかなという感じがして、次の仕組みとか取組を入れないといけないというふうに私も思ってます。 国が今、脱炭素で大きな仕組みをいろいろ入れてますし、各地域でやるような政策も今まさに予算化して打ち出そうとしてるんですね。それを何とか取ってこないといけないというふうに思っておりまして、一つ一つの小さな取組だけではなくて、全体を巻き込むような大きいことをみんなと一緒にやりたいという気持ちでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 吉田啓三君。 ◆(吉田啓三君) ありがとうございます。ぜひ、山田市長の思いで、よろしくお願いしたいと。 以上で終わります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) よろしくお願いします。 124ページ、款3の民生費の中の目2保育園費の説明4、障がい児保育事業3,609万4,000円についてお伺いいたします。まず、この事業の内容を教えていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 障がい児保育事業につきまして御説明させていただきます。 障害のある子供もない子供も、様々な経験を重ねながら一緒に成長している中で、子供の発達相談や関連する研修、障害児等の集団保育の支援などを行っています。 具体的には、現在臨床心理士の資格がある方を発達相談員として雇用しており、子ども・子育て総合相談室にて発達相談を行ったり、子供の発達について専門的な知識や経験を持つ方を保育カウンセラーとして配置し、市内全ての保育園、認定こども園、幼稚園を巡回し、園に支援を行ったりしています。こちらの保育カウンセラー4人分につきましては、謝礼といたしまして302万円を計上しております。 そのほかには、重度の障害のある子供から気がかりな子供まで、支援を必要とする子供を受け入れる民間の保育園や認定こども園に対し、支援のために配置した保育士、看護師、幼稚園教諭、小学校教諭などの人件費の助成を行っております。こちらが補助金3,000万円となります。 助成の内容といたしましては、保育士等1人当たり年300万円を上限に、受け入れている障害児等の状況に応じて算出した額を支給するものとなっておりまして、職員を加配し、障害児等への支援を充実することを目的とした事業でございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) この事業の内容は、各園での障害児支援のための保育士を3,000万円と、園を巡回するカウンセラーの加配の経費というふうに理解してよろしいでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) ところで、越前市の何園に何人の障害児が在籍してるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 障害児保育等の保育の対象者でございますが、市内の保育園、認定こども園、小規模保育事業所25園と、公私立幼稚園7園、全てに在籍しています。人数は、令和4年1月時点の在籍者数で見ますと、特別児童扶養手当の対象児童となっている、いわゆる重度の子供さんが35人、障害者手帳を持つ子供さんや中軽度と判定された子供さんが39人、気がかりな子供さんが308人でございます。この全園に対しまして、保育カウンセラーの巡回を行わせていただいております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) 今の答弁によりますと、合わせて32園に三百数十人の障害を持つ子供さんたちが在籍しているということなんですけれども、この今の体制、各幼稚園での保育士と園を巡回するカウンセラー、この数で十分足りてますでしょうか、足りますでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 障がい児保育事業につきましては、児童発達支援センターなないろの協力もございますし、あと南越特別支援学校の教育相談部や県特別支援教育センターの御支援もいただきながら、市としての支援メニューとしては必要な内容を行っていると考えております。 ただし、今後保育カウンセラーの巡回の回数を増やしたり、保育カウンセラーの方の得意分野を広げたりして支援体制の充実を図ること、また障害児等保育を担当する職員の賃金改善を行ったりといった対応も検討してまいりたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) 教えていただきたいと思いますが、新年度に対象児の数が今考えているよりも増えた場合にはどのような対応をされますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 障がい児等保育の対象者につきましては、毎年度、学級が上がった4月以降に判定作業を開始させていただいております。そして、9月頃には結果を確定していますことから、その年度の対象となるお子さんにつきましては年度途中に決まることになります。 そういったことから、令和4年度の障がい児等保育事業補助金につきましては、予算が不足するような見込みとなれば補正予算で対応させていただきたいと考えておりますので、御理解よろしくお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) 不足するようなら補正予算でということなので、ぜひその辺見極めて、そういうふうになった場合は絶対よろしくお願いいたします。 それと、先ほどのカウンセラーの巡回回数を増やすとかというふうにおっしゃってましたので、障害児の支援の充実のためにはやっぱり賃金の改善が一番重要かな、有効かなというふうに思いますので、その辺もしっかりお願いしたいと思います。 そして、越前市に子ども条例がありますけれども、この子ども条例の子供の定義では保育園児も対象になってますので、保育園の子供たちの状況に応じた対応をお願いしたいわけですけれども、この体制ではやはりこの数に対してまだ十分ではないと私は思いますので、さらなる充実をお願いしたいと思います。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 城戸茂夫君。 ◆(城戸茂夫君) 108ページのしきぶ温泉「湯楽里」の管理事業についてお聞きをしたいと思います。 しきぶ温泉の利用者回復事業の2,450万円の内訳につきましては先ほど答弁がありましたが、2,000万円が露天風呂、そしてサウナ風呂のパットの貼り替えで200万円、1階のトイレの洋式化で170万円と。 3つ目に広告費で80万円とあります。この広告費なんですけれども、雑誌、テレビ、SNSなどということになっておりますけど、誰に向けての広告なのか、その対象は明確ですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) まず、湯楽里の利用者回復のメインターゲットでございますが、あくまで福祉施設でございますので、地元の市民の皆様、リピーター、常連客の皆様、これを取り戻すということにまず鋭意努力してまいりたいと思っております。 ただし、20万以上の集客がある施設でございますので、市外、県外あるいは国外に向かって誘客のためのアピールをしていって、特に北陸新幹線の開業を見据えておりますので、そういったことも踏まえて、丹南の観光資源と連携を深める中で、市外のお客様も見込んでまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 城戸茂夫君。 ◆(城戸茂夫君) 次に、しきぶ温泉はもともと事業団の皆さんに担っていただいておりました。その後、指定管理者を導入して今日に至ってるわけなんですけれども。 平成27年11月に、現在のイワシタさんと越前市が協定を締結しております。この協定というのは36条から成る、かなり詳細な協定を結んでおりますけれども、この協定を見ておりますと、第5条、管理代行の期間を10年にすると。このときを振り返りますと、越前市の場合、指定管理者は3年から5年というのがほとんどでありまして、このとき10年ということで、この議会も一様に驚いた、そういう経緯を思い出しました。 この10年の長い管理代行期間、この協定の中に指定管理者が行う建物、施設の修繕とか更新、これを当時10年間でボイラーとか冷凍機とか大きな金額のものを含めて約2億円、これを指定管理者のほうに払ってもらおうじゃないかということで議会のほうも了承したという経緯がございます。その中に今回の設備の改修というのは含まれているのではないかなと、そこをもう一回確認したいんですが。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) 今議員おっしゃいましたとおり、協定書がございます。その協定書によりますと、メンテナンス、修繕でございますが、こちらは協定書本則20条によりまして、斜行エレベーターというのを除き、全て指定管理者が行うことになっております。この斜行エレベーターと申しますのは、お風呂が山の上にございますので、下から斜めに上がっていく斜行エレベーター、これは特殊な機械でございましてなかなかリスクが高いということで、これ以外は指定管理者のほうでやるということが定められております。 一方で、投資でございます、誘客のための投資、これは協定書別紙に負担区分が書いてございます。その中で、施設の効用を増すものは市の負担、施設を効率的に運営するためのものについては業者負担ということになっております。 今回の場合、あくまでこの指定期間が終わっても末永く施設の効用を増し、市有財産の価値を高めるものと考えておりますので、市の負担ということで理解しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 城戸茂夫君。 ◆(城戸茂夫君) 何度聞いても市の負担ということを言われるんだと思いますので、この協定書を私なりに何回か読み返しても、どうも釈然としないところがあるんですけれども。 じゃあ、その次のこの経緯として、10年間の間に、従来ですと納付金を毎年1,000万円ですか、市に入れていただいておりました。これを10年間免除すると、ここで1億円その指定管理者にアドバンテージを与えたと。なおかつ、委託料を1,500万円ずつ毎年支払うという協定内容になっておりますけれども、この1,500万円の委託料、その主な内訳というのはどういうところにあるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) まず、今議員おっしゃいましたとおり、市のほうからは1,500万円、あるいは1,300万円の指定管理料を払っております。それ以外、全て業者のほうで負担と、施設のメンテナンスも含めて、そのリスクもテークしていただいております。 それと、先ほど少し申し上げましたけれども、入湯税が2,700万円入ってきております。したがいまして、市としますと黒字でございます。その上で、このイワシタ物産、利用客を指定管理始めてから2万人近く増やしている。お客様の評価も、泉質が特にいいということもございまして、私どもが感じている限りでは非常に評価があると。 こういったことを踏まえますと、この1,500万円の投資というものは決して悪くないというふうに思っておりますし、この基本的な部分、どうしても市が請け負わなくてはいけない部分だけ1,500万円見込んでおりますので、その他については全て業者のほうでやらせていただいているということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 城戸茂夫君。 ◆(城戸茂夫君) 当時、議会としては、5年を10年にするときの説明の中で、納付金の1,000万円掛ける10年の1億円、そして委託料を合わせて2億5,000万円ですか、この大きなアドバンテージを指定管理者に与えることによって、本来市がすべき施設の大規模修繕、更新、この2億円を担っていただこうと、そういうのが伏線にあったもんですから、今回どうしてもトイレの洋式化とか、サウナ風呂のパネルの貼り替えとか、そういうなことに関してはこれに含まれてるというのがやっぱり議員のほうにはあるんですね。 それが、あくまでも市の責任で行うべきもんだということでおっしゃるんであれば、先ほどコロナで赤字を出されたというような答弁をなさっておられましたけれども、指定管理者は28年度から4年間ずっと31年度まで1万7,200人、入館者数が増えてますし、宿泊者も8,900台、9,901人台と伸ばして、非常に利益も成績も上げておられると思います。ただ、コロナで令和2年度は残念ながらダウンされたと。ただし、その後徐々に戻ってきているように聞いております。 ですから、そこで市がこの協定に載っていない助け船を出す、その義務があるのかなというふうに考えるんですけれども、この協定を飛び越える、そういう根拠はありますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) 先ほども申し上げましたとおり、協定書に別紙2というのがございます。リスクの分担表でございます。その中に、投資の中で施設効用を増すものについては市が負担をするとございます。それと、施設を効率的に運営するのは業者負担というすみ分けがございます。 したがいまして、市の財産でございます。市の財産の効用を上げる。したがいまして、市の財産価値が上がる。それは現指定管理者が終わった後もずっと維持する、私ども効用が来ると思っておりますので、この点については明確に私どもは整理したつもりでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 城戸茂夫君。 ◆(城戸茂夫君) そのリスク分担表、私、別表2を見ても、理解する能力が不足しているのか、なかなか市のほうの負担に丸がついてるのと、指定管理者に丸がついてるのと、その区別がちょっと分かりづらいというふうに感じるから、今質問をさせていただいてるわけであります。それは市が行うもんということでこの予算が上がってきたというのは理解をすることにしまして。 実際、この湯楽里なんですけれども、市の公的施設として、越前市は公共施設の総合管理計画をつくって施設の長寿命化に取り組んでまいりましたが、湯楽里はその他の社会施設というところに属しておりました。その他の社会福祉施設といいますと、斎場、そして社協さんがお使いの社会福祉センター、そしてこの湯楽里と、3つなんですね。これはもう完全な社会福祉施設扱いなのに、さっきから部長の答弁では、観光とか新幹線開業とか、それからアフターコロナを見据えてとか、奥山部長の答弁かなという、そういうところがちょっと聞こえてくるんですけれども。 社会福祉施設であるならば、越前市の観光の入り込み数、湯楽里の20万人は、中央公園があんだけ人を集めるまで、これずっと湯楽里がトップで引っ張ってきたんじゃないかなと思ってるんですね。その時点で、観光施設ではないんかなと、湯楽里が。このしきぶ温泉の管理事業も、内訳のペーパーをいただいたら、キャッチフレーズが開放感爆発、大型露天風呂2,000万円とか、およそ社会福祉施設じゃないような予算の組み方。その辺、社会福祉施設なのか観光施設なのか、認識をお知らせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) 設置管理条例がございます。ここには福祉目的の施設と明記がございます。 先ほど私が申しましたとおり、まずは地元の特に高齢者を中心としたお客様、常連のお客者にしっかり戻ってきていただいて、心と体を癒やしていただくリラクゼーションの場だと私は思っております。それと、ファミリー、やはり飲食店もございますので、レストランもございます。お風呂にファミリーで入っていただいて、お食事をして帰っていただいたりと、そういったことがまずベースじゃないといけないと思っております。 その上で、先ほど申しましたとおり、キャパシティーが20万以上ございます。さらに、また延びる可能性もある。それと、宿泊棟がございます。こういったところというのは越前市の魅力を市外、県外へ発するための施設としても有効であると思っておりますので、どちらかという択一の問題じゃないと私は思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 城戸茂夫君。 ◆(城戸茂夫君) これで最後にいたしますけれども、指定管理者というのは直営で業務委託をすることから、管理の代行を任せるということで権限が非常に強化されます。そして、その分責任も重くなると思っております。 私は、指定管理者制度を導入したときのメリット、デメリットのところで、今回デメリットですよね、住民の要望が間接的に一回置くために、直接自治体に届きにくくなる、そして対応が遅れると。もう一つのデメリットに、民間事業者ですから、どうしても経営的に採算重視になって経費縮減を優先するところからサービス低下が起きてくると、そして設備の修繕、更新が行われにくくなると。この2つのデメリットから、今回越前市が社会福祉施設にこういった露天風呂とかサウナ風呂とか、そして地元住民に対して雑誌、テレビの広告をするとおっしゃってましたけれども、これは市外、県外に向けての広告費かなと、そういう理解しかできないわけであります。 この際、あっさり湯楽里を産業部のほうへ移管して、そしてもう思いっ切り新幹線開業を見据えて、そしてさらに発展していくという選択肢があってもいいんじゃないかなと思うんですけれども、お考えがあれば。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) まず、議員に御指摘いただきましたとおり、指定管理のデメリットは確かにございます。やはりワンクッション置いておりますので、住民の皆様、利用するお客様の声が届きにくいと、これはしっかり私ども受け止めなくてはいけないと思っておりまして、指定管理者制度においては利用者会議、これをほぼ義務づけをしているところでございますし、私どもも独自のアンケートを取るなどして、しっかりと利用者のお声をお届けしなくてはいけないと思っております。 それと、民間事業者にお任せしますので、どうしても民間のノウハウを活用いたしますけれども、営業ベースに流れてしまっていては本来の市の施設ではございません。そこはしっかり我々が監督する立場だと思っております。 先ほど申しましたとおり、福祉なのか観光なのかということ、これは10年前から言われているところでございまして、先ほど言いましたとおり、私はオアじゃなくてアンドだと思っております。せっかくの施設、多様な使い方、御利用の仕方、これができるようなことが施設効用を増すものだと思っております。 ただ、どちらにウエートを置くかという点では、議員御指摘のとおり、そういったことも検討する時期に来てるのかもしれません。そこはちょっとまた庁内での検討をさせていただきたい。少なくとも、連携はさせていただきたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 城戸茂夫君。 ◆(城戸茂夫君) 最後の最後にさせていただきますけれども、指定管理者のイワシタさんはアンケートを取ったり、営業努力、企業努力をされております。しかし、そのアンケートは、宿泊してまた来たいかとか、主に県外客に対して宿泊の、自分たちの会社の充実度をお客さんに意見を聞くと。越前市民の福祉の向上で、お風呂に入りに来る人が対象じゃないなというふうに感じております。そこもしっかり押さえて、この事業を進めていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(川崎俊之君) 暫時休憩いたします。 再開は午後2時50分といたします。        休憩 午後2時43分        再開 午後2時49分 ○議長(川崎俊之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第9号に対する質疑を続行いたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 引き続き、令和4年度当初予算案についてお聞きいたします。 3款民生費と4款の衛生費について幾つかお聞きしようと思ってまして、予算書のページ数で107ページ、108ページになります。 引き続きでちょっと恐れ入るところなんですが、7番、しきぶ温泉「湯楽里」の管理事業につきまして、ちょっと通告させていただきまして、もう既に中西議員と城戸議員のほうから幾つかお答えいただきましたので、ほとんど割愛させていただくところですが、利用者の回復事業というところで、施設をリニューアルするというところと、そのリニューアルにつきましても市内外、県外につきましても情報発信されるということで、理解するところです。 利用促進というところでは、公衆浴場と言われる入浴施設が減っている中で、ぜひとも進めていただきたいと思う事業でありますが、ちょっと思うところがありまして、旧今立のほうで今寿苑が廃止になりまして、これまで今寿苑の浴場を利用されていた方が、もう浴場がなくなってしまうというところで、この湯楽里のほうの利用をしていただくような案内をしていたというふうにお聞きしているんですが、そういった方が実際に湯楽里のほうに行っていただいたりですとか、またあとは新しい利用者を誘致するというところで、交通の便ですね、バスなどの利用促進というのを、送迎していただくということが大変重要かなと思うところなんですが、利用者回復、利用者促進の対策としまして、バスなどで送迎するような取組というのは行っているのか、また今後行っていこうと思っているのか、お考えをお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) 今、議員のほうでおっしゃっていただきました湯楽里を結ぶバスなどの送迎のお話だと思いますけれども、現行でも湯楽里とJR武生駅を結ぶシャトルバスは1日4回動いているところでございます。 それと、今寿苑の皆様に御紹介申し上げたのは、例えば今寿苑へ来ていただいて、お風呂に入って、御宴会をされるということが多々あるとお聞きしておりまして、そういった場合に、食事つきなどのプランで湯楽里を御利用いただく場合、10名以上になりますけれども、こちらもシャトルバスと申しますか送迎バスを個別に出させていただきます。これをぜひ御利用いただきたいと申し上げたところでございます。また、のろっさ等の活用でも湯楽里まで行くことができますので、そういったものも御検討いただければと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)
    ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) のろっさとかを利用されている方もいるということなんですけど、一度JR武生駅で乗換えないといけないといった、ちょっと利便性がどうかなというところもありますので、またそこは調査いただきまして、湯楽里の利用回復につきまして取り組んでいただけたらというふうに思います。 それでは、次に行きます。 予算書の121、122ページになります。 児童福祉費の2目保育園費、説明の一番下にあります3保育充実促進事業4,162万円につきまして、こちらの事業内容を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 保育充実促進事業についてのお問合せでございますが、保育内容の向上と待機児童ゼロの継続を目指す取組の事業でございます。そこの中でも、とりわけ新規事業といたしまして、保育就労助成金460万円につきまして御説明をさせていただきます。 市内で働く保育士の確保を目的に、令和4年度から県内で初めて実施を予定している市独自の事業でございまして、市内保育所等で正規職員として就労される保育士本人に最大55万円の奨励金を支給したり、市内で保育実習をされた学生に対し、奨励金を支給する事業です。 詳しく御説明させていただきますと、まず市内の民間保育所等に正規職員として就労した1年目の保育士に20万円を、さらに3年目の保育士に10万円を支給いたします。また、1年目の保育士につきましては、県外から引っ越してこられた費用といたしまして、民間だけでなく公立に正規職員として就労した方に対して上限20万円を、引っ越しなどの費用を助成する。さらに、県外から越前市内にUIJターンした場合には5万円を支給するものでございます。 このほか、保育実習生につきまして、市内の保育施設で保育実習を行った学生に対しまして、実習支援金として1万円を支給いたしまして、保育士の確保を推進していこうと考えるものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 保育士さん確保に向けた事業というところで、ただいま保育士就労助成金の御紹介をいただいたところなんですが、これまでも保育士さん確保に向けた取組というのはされてきたというふうに認識しているわけなんですが、この事業、保育士就労助成金につきましては今年度からの新しい取組ということになっていますが、なぜこの事業を始めることとなったのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 待機児童解消につきましては、これまでも御質問いただいたとおりでございまして、保育士不足が一番の課題でございます。本市では昨年度、保育士確保に係る助成を民間保育園のほうに行いましたところ、25人の保育士確保増員という成果を得ることができました。 その一方で、県内の保育士養成校は仁愛大学と仁愛短期大学のみでございまして、県内全体で保育人材が不足している状況です。また、若手職員の3年以内の離職も全国的な課題となっています。 このような状態を打破するためには、県内外の保育士養成校の学生や潜在保育士と言われる保育資格を持っていても保育士として働いていない方々、そういった方々に保育士の仕事に就くための新生活準備やUターンの引っ越し費用に充てていただいたり、働くためのモチベーションアップとしていただきますことによりまして、保育士として働き始める、また継続して働いていただく、そのような足がかりとしていただきたいと考えて、この新規事業としたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 本市におきましても、待機児童ゼロを維持するためには、ただいま御説明いただいたとおり、保育士さんを確保することが一番の対策だというふうにも思いますし、先ほど大久保惠子議員の質疑でもありました、障害を持った子供たちが増えているというところでは、やはり保育士さんの人手が必要じゃないかなというふうに思います。 保育士さん確保のためには処遇改善を求めるところでございまして、こちらも大久保惠子議員が言ったように、手当の改善というのをこれまでの議会でもお願いしてきたところなんですが、なかなかこの手当アップというのは厳しいかなという現状があると感じていたところです。 そういったところで、手当アップではないんですが、このたび新規で就労の助成事業を追加していただいたということは、保育士さん確保に向けて大変期待するところでございます。いろいろと調査研究されまして新たに取り組んでいただいたかなというところでは評価したいというところなんですが、こちらの事業は、先ほども御説明いただきましたけど、就労の助成金というところで、県外からの転入とか正規職員として働く方へ、それぞれ対象となる方への助成で1人当たり最大55万円という、この金額は国内でも結構トップレベルの高い金額というふうに聞いてるんですが、助成ということになるんですが、これ大体どれくらいの人数の方を対象に助成されるというのをお考えなのか、お聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 保育士確保の目標人数のことについてだと思いますが、ゼロ歳から2歳児までの低年齢児保育ニーズを考慮いたしまして、退職者や休業人数を差し引いて、純増で正規30人を目標としております。 保育就労助成金では、初年度である4年度予算で民間への正規就職を10人分目標、また県外からの就職者4人分を目標とし、市内移住者も4人分目標とさせていただきます。また、3年目の継続就労につきましては、今現在つかんでいる13人がそのまま残っていただくということで13人を見込んでおります。 新卒の正規就労だけでなく、非正規からの正規就労に就いていただくこと、また年度途中の正規就労も対象と考えておりますので、実績に応じて補助予算を計上させていただきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) ぜひとも目標どおりの保育士さん確保になるといいかなとは思うんですが、資格を持った潜在保育士さんって言われる方ですとか新卒の方、そういった方にいかにこの支援事業を情報発信するかというところが求められるんじゃないかなと思います。 この新規事業につきまして、どのように情報発信をしようというふうにお考えなのかお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 情報発信の方法といたしましては、まず県内、県外の保育士養成校への情報提供をしたいと考えております。また、県保育人材センターを通して情報発信を行うほか、京都などで公私立保育園就職説明会を市職員と民間の保育園の職員の方に呼びかけまして開催いたしまして、広く周知する考えでございます。また、幅広く市民に向けた発信も必要と考えております。特に保育士資格を持つ県外に住む子供さんには、御家族から声かけしていただきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) せっかくいい事業になるのかなというふうに思ってますので、しっかり情報発信していただきまして目標達成できるようによろしくお願いしたいというふうに思います。 次に行きます。 予算書は133、134ページになります。 4款衛生費になりまして、説明のところでは10番、飼い主のいない猫対策事業というところです。その中で、飼い主のいない猫不妊手術費補助金12万1,000円というふうにあるんですが、こちらの事業内容につきまして教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 飼い主のいない猫対策事業としまして、一般的に野良猫と呼ばれる飼い主のいない猫、地域住民が世話をしている猫いわゆる地域猫、こういった猫の繁殖を制限して殺処分される猫を減らして周囲の生活環境を保持する、そういったことを目的にしまして、野良猫、地域猫の不妊手術費用の一部を補助するというものであります。 具体的に申し上げますと、福井県の獣医師会が県内居住者を対象に実施する飼い主のいない猫の不妊手術支援事業というのがあるんですが、これにおきまして通常では病院ごとに料金が異なる手術費用を、雄を1万円、雌は1万5,000円でこの支援事業を行いまして、これに対しまして、市としまして雄5,000円、雌7,000円の補助金を交付して申請者の費用負担を軽減させると、そういった事業内容でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 今年度、昨年の6月議会におきまして題佛議員がいわゆる野良猫といいますか飼い主のいない猫の対策の支援につきまして提言、提案されたというところもありますし、私自身そういった捨てられてしまった保護猫を譲渡会のほうで引き取るようなことをしてましたので、気になりましてお聞きするわけなんですが、この不妊手術、こちらの手術をするのは動物病院になるとは思うんですが、どんな病院でも対象になるのか、手術する病院につきまして教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 対象となる病院ということでありますけれども、福井県獣医師会の会員病院のうち、先ほど申し上げました福井県獣医師会が行っています飼い主のいない猫の不妊手術支援事業に協力して不妊手術を実施する協力動物病院というのが対象になると。現在県内には27のこの事業に協力してる動物病院がありまして、そのうち越前市内には1つの病院があるという状況でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 私、猫を飼ってる関係でいろいろ知ってるんですが、猫は生後半年でも妊娠できると。妊娠期間大体2か月が済めば出産できるというような状況の中で、この不妊手術というのはある程度の効果が期待できるところなんですが、大体この手術の補助金というのは何匹ぐらいの猫を想定されているのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 令和4年度の補助件数でありますけれども、福井県の獣医師会が実施している今の不妊手術支援事業、ここで実施しました越前市内の利用実績を基に算出をしました。 雄6匹、雌13匹の計19匹という想定で、過去の実績で算定して計上させていただいたというところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 実際に飼っている猫には放し飼いをしている猫もいるというふうに思うんです。放し飼いで飼ってるのに勝手に不妊手術をされたというようなトラブルも想定できますし、飼い主がいたとしましても、これは野良猫やってことで不妊手術に補助金が出るならって、ちょっと表現悪いんですけど、うそをついてでもこの補助金を受け取るようなことも想定できるんですが、飼い主がいるとかいないとかという判断はどういうふうにされるのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 議員御指摘の内容に対応するというふうなことで、飼い主のいる、いないの判断については第三者の方に確認いただくというふうなことの手続になるというふうに思います。 具体的に申し上げますと、申請書に飼い主がいない猫であることを証明というか確認する第三者の氏名とか住所、電話番号を記載して、実際の申請者が市に提出していただくということになります。第三者の方は、その猫が捕獲された場所の近隣住民の方ということにしまして、その提出書類をいただいた段階で市からその第三者の方に、飼い主がいない猫ですよねというふうなところの確認をさせていただくと、そういう手続を行ってまいります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 次に、この補助金につきまして、どういうふうに申請すればいいのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 補助金の申請方法でありますが、まず市に申請書を提出いただくと。飼い主がいない猫であることを確認できれば、申請者自身でその手術する猫を捕まえて、不妊手術を行っている協力動物病院に行っていただくということになります。手術費については申請者が市補助金を差し引いた額を動物病院、協力病院にお支払いいただくということも可能な対応にしてまいります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 最後にお聞きするんですが、既に不妊手術が終わってるのにまた不妊手術してしまうようなことは、あまりそういうことはないんでしょうけど、そういったことも心配されるんですが、手術が終わったか、まだしてないかというのをどういうふうに確認するのか、お考えをお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 確認をしましたところ、不妊手術を受けた猫には不妊手術済みの印としまして耳先をV字状に切るV字カットというものを行って、再捕獲とか、また2回、3回、再手術を、そういったことがないように対応するということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) よく分かりました。 金額的には12万1,000円とそんなに大きくはないと思うんですが、命を扱う、配慮が必要な事業だというふうに思います。これからもこの事業を皮切りに、福井県の動物愛護センターの取組でも福井県の殺処分になった犬、猫がゼロになったというような報道も聞いてますので、そういった猫、犬の対策支援というのを続けていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) よろしくお願いいたします。 予算書のページ85、86、これは予算案の概要書27ページのほうを御覧になっていただいたほうがいいのかなと思います。 外国人市民相談無料相談会の開催についてということで、これはゼロ予算ということでございますが、確認の意味でいろいろ御質問させていただきたいなと思っております。 予算書では外国人市民相談事業1,516万5,000円、この数字が上がってますけれども、ここには入っていないと。改めて確認なんですが、それでよろしいでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) ゼロ予算の部分はございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) すいません、ありがとうます。 まず、それではいつから始まってとか、この内容について具体的に教えていただけるとありがたいです。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) 今議員御紹介いただきましたのは、本庁1階の多文化共生総合相談ワンストップセンターのことだと思っております。 これは、旧庁舎にありましてからずっと外国の市民の皆さんの相談を受け付けてきた経緯がございますが、新庁舎に移行する際に国の補助を受けて、このような名称で総合的な受付を始めたところでございます。 内容でございますが、転入、転出が多いわけでございますけれども、子供さんの課題、高齢者の課題あるいは様々な医療ですとか市役所のサービス以外のものでもお尋ねいただいた場合にしっかりとお答えし、おつなぎをしているというところでございます。 外国籍職員が7名おりまして、ポルトガル語、中国語、ベトナム語、13か国で対応ができるということでございます。 令和2年度の御相談の延べ件数が1万3,000件を超えております。そういったことを踏まえまして、さらには令和4年度、来年度からは月1回でございますが、名古屋の出入国在留管理局、この職員に来ていただいて相談に応じるということでありまして、機能がさらに強化されるという見込みでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 細かく御説明いただきました。 それで、1万3,000人ですか、延べ人数相談に来られているということなんです。すごい人数だと思います。確かに生活する部分において外国人の方は非常に迷われることとかいろんなことがあると思うんですね。今回、相談に対応する名古屋出入国在留管理局の職員の方、この方に御依頼するということに関しては特段どういうふうな意味合いがあって御依頼するような形になったのか、その背景を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) 外国の方ですので、在留管理局に出頭してお手続を済ませてきているところなんですが、先方さんのほうからそういった可能性の打診がございまして、うちどもも大変外国の市民が多いもんですから、もちろん歓迎をして手続を進めてきたということでございます。 名古屋に行かずともこちらのほうで十分御相談を得た上で手続がされるものと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 今管理局の職員の方、お見えになったらどのような内容の相談を受けるということを想定されてらっしゃるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) 恐らくビザの更新が基本だというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 分かりました。 そこでのビザの更新とか、それ以外もあるかもしれないんですが、相談内容は市へは報告とかそういうものを求めるような形になるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) あくまで個別の案件についてはプライバシーでございますので、それはなかなか関与はできないんですけれども、総合的にどういった分野のどういった御相談が月にあったのかということは御報告いただこうと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 今まで、相談を受けて解決できなかった内容とかそういうものはあったでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) 先ほど私の言葉、つなぐというふうに申し上げまして、最終的な解決というのはそれぞれの市役所の中の部署であったり、あるいは他の機関であったりいたします。例えば就労ですとハローワークさんであったり、あるいは先ほども言いましたように、在留問題ですと管理局であったりいたしますので、そこまで見届けるというのはなかなか難しいんですけれども、そこでどうしてもうまくいかなかったということであれば、また再度お尋ねいただく市民の皆様が多うございますので、そういったことは少しずつなくなってはきていますので、しっかりおつなぎはできてるのかなと感じているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 分かりました。次に相談内容により他部署とか他機関に誘導する体制をお聞きしようと思ったんですけれども、そういうのはしっかりされているというふうに分かりましたので、分かりました。 これにつきましては、外国人の方への周知方法とか、こういうのは広報とかそういうところで御覧になって来られるということで、漏れはないのかなというふうには推測はするんですけれども、そういった形で理解すればよろしいですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) まず、転出入は必ず私ども市役所へお越しいただきますので、それはまずマストだと思っておりますが、ただ、滞在いただきまして都度出てくる生活上の問題に関しては、なかなかどこに行っていいか分からないという外国の方もいらっしゃいますので、そこもしっかり私どもが情報発信をして相談いただきたいと思っております。特にコロナの感染者の状況あるいはワクチンの接種の手法、こういったものは私ども、今注意深く情報発信をしているところでございますので、そういった時々の世の中の流れに沿ってしっかり情報提供をしてまいりたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 分かりました。しっかりと継続をして、外国人の方に対して対応をよろしくお願いします。 引き続きまして、予算書のページ91、92、個人番号カード交付事務事業、予算として3,700万3,000円についてですが、個人番号カード交付事務事業、つまりマイナンバーカードの所有者は、現在越前市民はたしかまだ40%には達していなかったように思いますけれども、現状はどうでございましょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) 本市でのマイナンバーカードの交付率でございますが、議員御指摘のとおり、令和4年1月末現在で累計交付数が3万2,541枚、交付率が39.5%ということで、若干40%を切ったところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) まだまだ厳しい状況だと思ってます。 このマイナンバーカードの所有者に特化したマイナポータルサイトですか、そういう便利な機能がついてくるということで、先ほど何か丹南広域事務組合議会での説明があったとのことなんですけれども、このポータルサイトのお金も必要だということなんで、マイナンバーカードを所有している人としてない人、この不公平感というんですか、そういうものはどうなのか、問題はないのか、そこら辺の見解をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) メリットというのはあくまで誘導の策でございます。特に国が強力に進めているメリットでございますので、カードを得た方というのは、それはメリット感を非常に得ていただいて御満足いただけると思います。逆に申しますと、まだカードの取得をされてない方、ぜひそういった誘導策もございますので、私どもは御案内をし勧奨する立場で今後とも御案内をしてまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) そうですね、そのようなメリット制、これをPRするには、普及するってことでは必要かと思いますが、完全な普及というのは私は困難かなと思ってます。つまり個人情報、この漏えいとかそこら辺というのを心配されてる方、これはこのカードに対しての不信感じゃないですけれど、しようとする動機づけにならないと思ってます。こういう方も含めてマイナンバーカードの普及の施策、これ以外の方法というのは何かないか、お考えございませんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) 確かにそういった御懸念を示される方もいらっしゃるのは事実でございますが、ただ今後デジタル社会、DX社会を見据えたときに、このマイナンバーカード、民生部門ではなくてはならないものになってまいります。保険証であったり免許証であったり、これがないと市民生活ができないような状況に、いい意味でも悪い意味でもなっていくんだろうというふうに思っております。そういう意味では、いずれお持ちいただくんであれば、メリットがあるときにいち早く申請をしていただくというのが我々の役割かなと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) しっかりとお願いします。 それでは次、予算書のページ91、92、総合窓口案内業務委託料、この予算1,235万5,000円でございます。 これは庁舎1階の総合案内窓口だと思うんですけれども、昨年度の予算は1,162万2,000円、これが増額したという理由は何でございましょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) 今議員おっしゃっていただきましたように、本庁舎1階に配置しております総合案内業務委託料でございます。 今、3名体制で来場するお客様の対応をさせていただいてるわけでございますけれども、これは契約が令和2年4月から今年の9月までという形の契約期間でございます。この際に、令和2年と申しますと、新しい庁舎がオープンしたということで、これまでの旧庁舎からすればお客様は増えるわけでございます。1階のフロアにたくさんの部署が集まっていますので、お客様が増える。それと、入り口が4か所になりまして動線がまた増えるということで、御案内する職員も2名から3名に増やしたと、これも交代制から常時勤務に変えたということでございます。そしてまた、賃金というのが上昇しております。そういったことも反映しての若干の上昇かと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 午前中はかなり、私も庁舎へ出てきますと混んでおるよという形で対応者の人数はあれでいいのかなと思うんですが、時間帯によってはそこまでも必要ないのかなというところもございます。このことにより、人員を減らすということはサービスの低下につながるのかもしれませんけれども、もっと精査する必要があるのかなというふうなことも思っております。 そういう中で、指定管理者との契約で人員体制、これは例えば契約としては何名置くとかという形になってるのかな、そこら辺を教えてほしいんですけれども、例えばフレックスタイム制にするとかということとか、何か工夫とか考えること、できることはないか、お答えください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) 新庁舎がオープンしましてからしばらく時間がたちますので、お客様の一日の数といったものの動向も分かりますし、季節ごとの動向、こういったものもだんだんと蓄積がされてきております。そういったものを見据え、効率的な人員配置というものも考えていきたいとは思いますが、ただどうしましても4か所も入り口がございますし、高齢の方もいらっしゃいます。外国の方もいらっしゃいます。それと、最近は感染症対策もしていかなくちゃいけないということですので、なかなか近々には難しいと思いますけれども、そういう効率的な配置についても研究してまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) たしか、坂井市へ私、お邪魔に上がったんです。午後行った経験があるんですけれども、1名の対応でした。越前市と同じ契約先だったとお聞きしました。それを参考にして、他市町を参考にされるというのも必要かなと思いますので、よろしくお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) このコンシェルジュでございますが、お客様に大変好評でございます。それは他の市役所とちょっと違いますのは、最後までしっかりと御案内すると。場合によっては2階、3階、4階、そちらまで御案内をしっかりさせていただきます。そういったことを踏まえますと、私どもはやはり来庁するお客様がしっかりと不安なく、そして満足感を持って、嫌な思いをせずにいていただくというための人員配置であると思ってますので、効率性とまた裏腹にそういったこともしっかり見据えて、コンシェルジュというのはそういうことでございますので、そういったことを踏まえていきたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) しっかりとまた精査してください。 それでは次に、予算書のページ108、114、116、122、134にまたがってるんですが、予算案の概要書でいきますとページ28、重層的支援体制についてということで、予算が2億8,512万2,000円と計上されております。令和4年度から、この重層的支援体制で越前市も福祉政策が大きく変わってくるかと思っております。 この重層的支援体制について簡単に御説明いただけますでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) 重層的支援体制整備というのは、国の事業名称でございます。ただ、我々は、これまでも包括的相談ですとか総合的相談、包括支援とかそういう言葉を使ってきております。どういうことかといいますと、やはり地域においてはそれぞれの、子供さん、高齢者、それと御家庭の貧困ですとか様々な分野での御相談あるいは課題がございます。それを一つ一つの分野で対応してきたのは国の制度であり、我々の窓口もそうでありました。しかし、今後は、一つの家庭の中で高齢者の問題、子供の問題あるいは生活困窮の問題、様々な問題が絡み合っている、それを1か所でしっかり受け止めて支援の調整をするということが必要であるということを我々は以前から感じておりましたし、国はそれを感じ事業化してきたわけでございます。したがいまして、我々とすると、国が言う重層的支援体制整備事業、我々がこれまでやってきたことを踏まえてさらに発展するための予算の組み替えということで御理解いただきたいと思います。中身的には市民の皆様への対応は変わることはございませんが、ただ来年度にしっかりとこの事業を我々主体的に取り組むことによってさらなる福祉の推進をしてまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 確かにそうですね。もう結論まで行ったような話なんですけれども。 ただ、予算案の概要書28ページに明記されている今件予算2億8,512万2,000円に対して、この予算書に明記されてる金額を総計すると2億6,939万5,000円というふうな数字になるんですが、この2,372万7,000円の誤差というのはどのように解釈すればいいかというのを、もしお分かりであれば教えていただきたいんですけれども。(「議長」と呼ぶ者あり)
    ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) ちょっと精査しておりませんので、今この段階では資料がございません。申し訳ございません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 分かりました。またそれは後ほどでも教えてください。 この体制に基づく予算決算の分かりやすい表記、これからはお願いしたいと思いますが、その点についての御見解をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) このたび予算案の上程に当たりましては、予算の組み替えとはいえ議員の皆様には大変分かりづらい表現だったと思っております。 後に新旧表、この事業がこういうふうに移りましたというような表をお渡ししたかと思っております。当分は予算決算、読替えの表、それに基づいた御説明を心がけてまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) しっかりとそれもお願いいたしたいと思います。 この体制は令和3年度から国のスケジュールは始まっているということでございますが、福井県での市町では令和元年度地域共生社会の実施に向けた包括的支援体制構築事業実施自治体に全国208自治体がモデル事業実施自治体として参加しており、県内自治体では越前市も坂井市と参画してまいりましたということですね。 越前市が本年に本格的に至ったってことについての御説明というのをお願いしたいんですが。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) これまでも県のモデル事業に取り組んでまいりましたが、国の事業はまずありながらも、地に足のついた越前市ならではのモデルをしっかり構築すべきだと思っています。その上で国の予算、国の制度が我々にとってメリットがあるのであれば、そこはしっかりと乗りたいと思ったわけでございまして、そういった意味ではメリットを見いだせたということでございまして、次年度においても障害者の相談対策が整います。そういったことも踏まえまして、今回国の事業に乗ったということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 今まさしくその次の話を質問しようと思ったところが今のお話もあったんですね。この事業は地域共生社会という概念に基づき、各市町村が創意工夫をもって包括的な支援体制を円滑に構築、実践できる仕組みをつくるため、社会福祉法に基づき2021年4月より実施されることになったのがこの事業とされてますですね。であれば、越前市としての創意工夫した点はどのような点があるかというふうな御質問です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) 創意工夫という表現がいいか分かりませんけれども、私どもは行政の縦割りをお客様に押しつけてはならないと思っております。 特に御家庭のプライバシー、お恥ずかしい話を何度も違う窓口でされるということは大変苦痛であると思っておりますし、ワンストップで受け止めるということは、この事業があろうがなかろうが、我々窓口を預かる者としてやらなくてはならないと思っております。 それと、やはり切れ目がございます。どうしても子供さん、高齢者とかいろんな形で隙間がございます。その隙間を埋めるという形で、その調整役もいるべきだというふうに思っております。 そういったことで、我々は窓口の改革としてこれまで取り組んできましたし、地域福祉においてもたくさん取り組んでいただいております。つどいでございますとかそういった地域でのお取組、自治振興会、シニアクラブ、こういったものの一つの成果を踏まえて今回国の事業とぴったり合ってきたということだというふうに私どもは思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) 分かりました。 最後にそこら辺をお聞きしたいというところの質問としては、今予算では金額的にもかなり濃い金額になってるかと思います。これからこの予算を有効に使って、どのように市民に効果を納得いただけるようなものになるか、その点をしっかりとしていただきたいなというように思うんですけれども。 それで最後に、この体制を生きた形にするために、市はもとより地域包括支援センターや社会福祉協議会、そして各地域の自治振興会、町内会の担当者の役割がますます重要かと思います。どのようにつなげていくか、見解をよろしくお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) 来年度、庁内の相談体制は完備いたします。その上で、地域との協働の新たな在り方というのを求めざるを得ないと思っておりまして、それはほかでもない、これまで担っていただいた地域福祉をさらに行政と連携してやっていただくということであります。なかなか課題も多うございますけれども、そこを乗り越えて越前市型のモデルとして福祉を追求してまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 近藤光広君。 ◆(近藤光広君) そうですね、まだまだ道半ばであります。こういう問題の対応のパーフェクトを目指す工夫はまだまだあると思うわけですね。また取りこぼしもあり得ると思います。この重層的支援体制で、しっかりとした対応に今後も期待したいと思います。さらなる連携強化をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。これで結構です、ありがとうございました。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) よろしくお願いいたします。 予算書33ページ、森林環境譲与税について伺いたいと思います。 新年度3,400万円が国から譲渡されるということでございますけれども、昔一遍聞いたことがあるかなと思うんですけど、もう一遍分配方法というか配分法を教えていただけないかなと思うんですけれども、よろしくお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 森林環境譲与税につきましては、日本の温室効果ガス排出削減目標の達成、また災害防止等を図るために、森林整備等に必要な地方財源を安定的に確保する観点から令和元年度から譲与を開始されております。本市におきましては、令和元年度の6月補正から予算計上させていただきました。 譲与税の財源につきましては、令和6年度から賦課徴収されます年額1人当たり1,000円の森林環境譲与税でなされますけれども、令和5年度までは、現在国が立て替えて先行実施、譲与を受けているものでございます。 国からの譲与割合でございますが、スタート時の令和元年度につきましては市町村8割、都道府県が2割という割合でスタートしまして、最終的に令和6年度、本格スタートのときには市町村9割、都道府県1割となる予定でございます。なお、今年度、令和4年度につきましては市町村85に対しまして都道府県15という配分で、県から通知を受けた額を予算計上しているものでございます。 譲与税の案分率につきましては、私有林の人工林面積を5割、林業の就業者数割が2割、人口割が3割ということでの案分ということになっております。 また、今回この森林環境譲与税を受けて、同年度に一旦森林環境譲与税基金に積立てを行っております。これが歳出のほうで3,400万2,000円積立てを行っております。 歳出予算につきましては、森林環境譲与税基金事業の財源といたしまして、基金から繰り入れるような形で、今回ですと基金の中から3,376万8,000円を繰り入れまして今回の歳出予算に充当しているということでございます。 なお、基金の残高につきましては、令和2年度末で3,464万6,000円、令和3年度末につきましては4,661万5,000円の現在基金残高となっているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) ありがとうございました。 この譲与税も令和6年から個人住民税の平均割にプラス1,000円というような試算でこれから徴収されるということでございますけれども、この徴収は何年まで続くものか、お分かりでしたら教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) そこのところにつきましては把握をしておりません。(大久保健一君「なら、分かったらまた教えてください。」と呼ぶ) 分かりました。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) この譲与税でございますけれども、森林割とか林業の従事者割とか人口割とかというような形で今説明受けましたけれども、これが今市の構想を見てみましても、2025年ぐらいになると非常に人口が下がってしまうというような見通しもされております。 今後、こういった人口が減少した場合についてはこういった譲与税の譲与というのも、基準に見合って交付されるのかというのを、そういうふうになってしまってるのか、今現在の基準でずっといくのか、そこら辺分かったら教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 正確なところはまだ明らかにはされておりませんが、今現在は先ほど御説明しましたとおり、私有林人工林面積で5割、林業就業者数で2割、人口割が3割となっておりますが、今後社会情勢、人口も減ってまいりますし、林業就業者も減ってまいることが十分想定されます。そういった中でどういった案分割合になるかということにつきましては、やはり実情は基礎自治体である我々が一番把握しておりますので、そこら辺につきましては実態に応じた案分を行っていただくように要望、そういったことは注意していきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) 今後のことはまだ未定ということでございますけれども、そういったことで少しでも、一円でも多くもらえるような体制に持っていっていただきたいなとお願いしておきます。 では次に、予算書82ページのタクシー事業者持続化補助金220万円についてお尋ねをしたいと思います。 内容的にはどんなものか、お答えいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) タクシー事業者持続化補助金でございますが、制度の概要でございますが、タクシー事業者に対しまして、車両の入替え、具体的にはLPガス車からハイブリッド車や電気自動車への入替えの経費、また二種免許取得に対する支援として令和2年度から実施しているものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) 今、ハイブリッドと二種免許の取得というような形で説明を受けましたけれども、今タクシー業界、ずっとどこのタクシーを見ましてもほとんどがハイブリッドになって、さらに増やしていくんかなというような思いもいたしますけれども、それよりも、今問題になってるのはドライバーがいないと。現実乗っていただければ分かると思いますけれども、本当に高齢者の方ばっかがドライバーになってるというなんが実態であります。今後そういったタクシー業界を盛り上げていこうと思うと、やっぱり少しでも若い人が免許を取得されて従事するというのが大きな問題でなかろうかなと私は思ってるんですけれども、車の更新もあると思いますけれども、これらについては十分業界の方とお話をされての計画なのか、再度お伺いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) タクシー事業者との間におきまして、定期的に連絡会を開催して実情をお聞きしている中でございます。その中で、議員御質問のとおり深夜営業とか急病者、そういったものの対応について不足していることの大きな原因は、やはり運転手不足であるということをお聞きしてるということでございます。 また、そういったことを含めまして、先ほど二種免許取得に対する支援を継続して行ってるわけでございますが、今年度の見積りにつきましても、タクシー事業者のほうからしっかりお話をお聞きする中で、5人程度何とかこの助成対象にしたいということでの調整をした上で予算計上させていただいてるということで、よろしくお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) 私、よく思い考えをするんですけれども、こういった状況の中でタクシー業界がこれから10年先にはどうなるんやろうと私は心配するところがあるんです。ドライバーもそういった高齢者になってきてる、また車はあるんやけれども動かせないとか。また、今現在見ましても、10時までは営業するけれども、10時以降になったら1社が2人なり3人が動かしてるというような状況下であります。特に、利用される方というのは、10時以降でも高齢世帯の方々が体の具合が悪くなったといったことで病院に行きたいんだけどといっても、電話をしても車が出払ってるからなかなか来られないとか、そういったことで、利用しようと思っていても利用ができないというような状況やということで、年寄りの人は我慢強いですから何ともないやろうということで朝までじっと、寝んと我慢してるような話もよく聞きますけれども、もしものことがあったときにはそういったタクシー事業というのも緊急を要するものであるんではないかなという思いをいたしますので、やっぱり十分そういった点も加味していただいてやっていただきたいなと思います。 それと、これから、今タクシー会社もだんだん、1社減りという形で少なくなってきておりますけれども、相乗りというんか、タクシー業界の人と話をすると、もうこれからの時代は相乗りの時代になってくるんではないんかなということも聞いております。今後、こんな先の話を言うても駄目ですけれども、そういった相乗りの事業推進についても十分考えていただきたいなと私は思っております。 それと、今現在ここら辺ではまだ入ってきておりませんけれども、配車アプリ、スマホでピッピと配車を、乗るときに催促するというような、若い者が都会ではよくやっておりますけれども、そういった時代に来ているのは間違いないんです。だけれども、そういった対応をするためにも、やっぱり事業者さんというのは金がかかるもんですから、そこら辺でもきちっと話をしていただいて、市民の公共交通という面から見ても継続できるような方向で僕は持ってっていただきたいと思いますので、今後ともそういった業界の方との懇談といいますか、打合わせというのは十二分にやっていただきたいなと思っております。よろしくお願いします。 次に、86ページ、多文化共生推進事業の中におきまして、下のほうに書いてございます、地区情報翻訳等委託料218万7,000円について伺いたいと思います。 この内容と、またそれと、何地区ぐらい利用されてるのか。また、できればどんだけの町内がどういった内容で使われてるのかというのをお聞かせいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) 地域情報翻訳等委託料218万7,000円のお尋ねでございますけれども、この内容でございますが、区長からの依頼により行政情報、地区や町内からのいわゆる町内のチラシ、お知らせみたいな、そういったものを翻訳してほしいということで依頼があった場合に、うちのほうで市の国際交流協会、こちらのほうに翻訳をお願いして、例えば納涼祭などの町内イベント、あるいは新しく外国人の方が来られた場合には、その町内で定められておりますごみの出し方、あるいは奉仕作業が今度の日曜日にありますから来てください、あと避難訓練、そういったことなどなどをお知らせする際のチラシをそれぞれ外国語に翻訳をいたしましてお渡しをさせていただいているという事業でございます。 それともう一つ、ほかにもございまして、外国人の市民生活支援のための通訳というものをしてございます。これはどういうことかといいますと、地域でイベントを行う際にしゃべられる人を派遣してほしいといったことで、町内からの要請に応じて通訳者を国際交流協会から御町内に派遣していただくものでございます。イベントとかでそういう活用をされているケースがございます。 あとほかには、SNS、フェイスブックを活用いたしまして、生活情報を外国人市民に対し発信しているということもございます。これは、実際に町内からの委託というよりも、市のほうで例えばコロナの、今こういう感染状況がはやってますから注意してくださいね、あるいはワクチン接種がもうすぐ外国人の方も徐々に通知が来ますから、こういうのが来たらちゃんとやってください、そして今の時期ですと大雪に係る情報、こういったことも発信をしているところでございます。 実際にどの程度の翻訳件数があるかといいますと、大体年間100件ぐらいの御依頼に対応しているところでございます。枚数でいくと150枚ほどになるんですけれども、できるだけ1枚に収まるような形で翻訳してお渡しさせていただいておりますが、複数の情報がある場合には多少枚数が増えるのかなといったところでございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) この事業は既に10年近くなると思うんです。私も区長をさせてもらったときに、外人の方がうちの町内にも結構おりましたので、そのときにそういった翻訳をして配った覚えがあります。 昔の話で申し訳ないんですけれども、そのときに配って歩いたときに、配った先の方々が読んでくれるかというのは、僕らは当たり前に読んでくれるやろうというような形でそういった翻訳をして配ったわけでございますけれども、見に行きますと、下に落ちているとか、何か寂しい思いをしていたわけですけれども、そういった翻訳をして持っていったというと自己満足というか、俺はやったんだぞというような気持ちになってしまって、それで本当に多文化共生につながってるんかなって僕は不思議に思ってるんです。それだけが地区なり町内が本当にしていかなあかん問題かなというのを思います。 特に作業奉仕って話も出ましたけれども、そんな作業奉仕についても配ったことがありますけれども、ほとんど、99.9%出てきません。というのは、やっぱり勤めが3交代なり2交代なりというようなことで全然日程的に合わないと。配って歩いても、こんなん僕らは私らはというような形で、見ても効果がないというのが実態なんですね。それは定めるのは、見極めるというのは各町内の区長さんかも分かりませんけれども、もっとそういった翻訳をするときに各地区なり各町内の方々に、こういったやり方をしたら一番外人の方に伝わるよ、または見てもらえるよというような方法があれば、きちっとした形で教えていただきたいなと思います。 私が昔持っていったチラシは、例えば見出しを大きくして、あとは小っちゃくして、また中見出しというような形で中間の大きさにして、またこうやるって。また、日本語で言うとここの部分は大事ですよって罫線を引いて持っていくと、翻訳されても全く同じようなやり方で返ってくるんですけれども、翻訳される方についても、そういった相手のことを思っての翻訳やと思いますので、これよりもこういったほうがいいよというようなことがあればいろいろと指示というか指導していただくのが一番いいんじゃないかなと私は思うんですけれども、そういったことに対して何かお考えがあればお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) 国際交流協会のほうで実際されているわけでございますけれども、やはりチラシといいますのは日本語をそのまま翻訳してやっても相手への伝わり方というのが違うんだろうなというふうに思います。お国柄とかそういったこともあって違うと思いますので、それぞれのお国の方々に届きやすいメッセージの出し方というものはやはり工夫していく必要があると考えております。 ただ、実際に外国人市民の方が来られるようになった例ということで少し申し上げますと、中国人市民の方が町内のそういう奉仕作業に継続的に出られるようになった地区もあるというふうにお聞きしてございますし、特に今防災のほうの関係では、ブラジル人のほうの防災リーダー、こういった方を中心にお願いしているということもあって、そういった方々はチラシの紙というよりもスマートフォンで自分たちのグループをたくさん形成されていらっしゃいまして、そのSNSを使って情報発信というものをすごくやっていただいております。そういったことで、例えば防災訓練のほうにブラジルの方が御参画いただいている例というのもございますので、チラシとSNSというんですか、今の時代は多分両方使ってやっていく必要があるのかなというふうに考えているところでございますので、これらを継続してやっていきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) これからこんな時代かなというのはよく分かるんですけれども、特に共同住宅に住んでる方、また戸建てで家を持って住んでる方、その差が物すごく大きいんやね。戸建で持ってる人は近隣の人と仲ようせなあかんということで、チラシ持ってってもしっかり読んでそのとおりに動いてくれる。だけれども、共同住宅に住んでる方については、みんなが行かんと言うたらほんでいいんやというような形の考えしかないように僕は思うんよね。だから、決めつけるのは失礼ですけれども、何かほんな感じがするんです。 そういったところへ行くと、ポストの下にほとんど落ちてますというのが実態ということだけ覚えていただきたいと思いますし、またそういった共同住宅等についての、こういう団体でおられるところの対応というのも、一遍何らかの形で対応を考えていただきたいなということお願いをしておきたいなと思います。回答はいいですけれども、今後考えていただきたいなと思います。 これは以上で終わります。 次に、134ページ、感染症予防事業2億55万7,000円についてお伺いしたいと思います。 この中で、子宮頸がんワクチン予防接種事業があると思います。この事業については女性を対象ということでございますけれども、この対象者はどういった方々が対象になるのかお聞かせいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) 子宮頸がんワクチンにつきましては、国のほうから令和3年11月に通知が参りまして、これまで抑制的に接種を控えてたというような運用を改めまして、令和4年4月からは積極的な勧奨に移るということでございます。 対象者は、市内中学1年生から高校1年生までの1,400人が対象でございまして、各その方々には予診票を送る中で御通知を申し上げて勧奨してまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) 対象者は1,400人というような数字でございますけれども、案内はもう送られたということでございますけれども、やはり以前も副作用というような形でいろいろと問題になったと思うんですけれども、それは保護者と一緒に考えて受ける、受けないは返答が来ると思いますけれども、その1,400人の方々の中で接種される予測人数というのは大体何人ぐらいを思って出されるのか、お聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) 接種を差し控えられてた時期には、それでも接種を受けられる方ございまして、四、五%ございました。今回我々、積極的に勧奨いたしますので、全体で13%、190人を見込んでおります。接種は3回ございますので全てで570回、これを見込んでいるところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) 8年ほど前にこういった副作用のことで厚生労働省が止めたという経緯がございます。そういった時代に受けられなかった方、そういった方についてはどう対処されるのかお聞かせいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(川崎規生君) 議員御指摘のとおり、平成25年、厚生労働省が積極的な勧奨を差し控えたということでございます。これによりまして接種期間を逃したのは平成9年度から平成17年度生まれの女性、すなわち令和4年度には25歳から17歳になる女性でございます。こちらの方約2,600名いらっしゃいます。 国からは、令和4年4月から令和7年3月まで3年間は無料で接種ができるという制度をつくっております。市では、こういった方々も含めまして子宮頸がんワクチンの正確な情報、正しい理解をしていただいた上で勧奨してまいりたいと考えでおります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) 子宮頸がんの発症というのは二十歳を過ぎてからというような話をよく聞くんですけれども、そういった対象の方、また前回受けられなかった方々については積極的に受けていただくようにPRなりいろいろと形でやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 次に、その下にございます新型コロナウイルスワクチン接種事業についてお尋ねをしたいと思います。 コロナの感染も県内では毎日のように200人を超えるような感染者数が報じられております。越前市についても10人前後というのは必ず出てくるような数字でございます。 特に、子供たちの感染というのが多くなってきてるような状況下の中でございますけれども、今後、5歳から11歳のワクチン接種が始まるということでございます。 28日から受付がされると思いますけれども、対象人数と、接種見込み数はどんだけぐらいか、何人おられるのか一遍お聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 山崎市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事(山崎智子君) 5歳から11歳の接種の対象者につきましては約5,100人となります。この人数には令和4年、今年3月から9月に5歳に到達する子供約350人も含んでおります。 また、予想する接種者数といたしましては、保護者を対象としたアンケート結果から75%のお子さんが接種すると見込んでおりまして、3,825人が接種すると予想して準備をしております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) 今のところは75%ということでございますけれども、受付をしていけばまた増える可能性もありますので、よろしくお願いしたいと思います。 それと、接種場所です。ホームページやらそういうようなところは集団接種の場所が記載されておりましたけれども、小さい子供ということで、保護者の方については医療機関での接種を望む方も多いんではないかなと思うんですけれども、そういった医療機関の場所というか、医療機関の名前が一つも載ってないということで私もよく聞かれるんですけれども、28日になったらホームページで紹介してもらえるんかのうという話を言われる方がいるんですけれども、そういった点どうでしょうか、お伺いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 山崎市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事(山崎智子君) 接種の場所は、議員御紹介のとおり、集団接種会場と市内の医療機関のほうになります。医療機関の情報につきましては、現時点で市内11の医療機関のほうで子供のワクチン接種を実施しているとしておりまして、情報を公開してよいと回答しているところが9医療機関ございますので、できるだけ早く、今週中には情報のほうホームページのほうに上げていきたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) ぜひともそこら辺を待っておられる方も多いようでございますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 また、子供さんですから、大人は接種した後、接種したところが痛いんやとか、体がだるいんやとか、熱が出たんやというような話で済んでしまうんですけれども、子供さんというと、やっぱり親は非常に心配するところがあります。痛いとか体がだるいとか熱が出たというのは大人と一緒やなというような感じで分かっていただけると思うんですけれども、それ以外の症状になったとき、これらについては市としてそういった緊急的な指定医療機関を選定してあるのかないのかというのをお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 山崎市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事(山崎智子君) まず、集団接種会場には厚生労働省の重篤副作用対応マニュアルを参考に、救命救急や医療機関搬送の医学的な判断を行う責任者を配置しております。あわせて、武生医師会と協議して、必要なアドレナリン製剤や酸素吸入等の救急物品も会場内に整備をしております。 集団接種会場は、市内5か所あります救急医療機関に5分以内で到着できる施設に設けております。 また、自宅に戻られてから体のかゆさやだるさ、発熱などのそういった副反応が現れたときには、すぐにおうちの方に伝えるようにということで、市のホームページに子供さん向けのページも設けさせていただいてお知らせをしております。こういった症状が現れて不安がある場合には、県の新型コロナワクチン接種相談センターで24時間365日相談を受け付けておりますので、そちらに御相談いただければと思います。なお、特に様子がおかしいと感じましたら、すぐにかかりつけ医や近くの医療機関のほうの受診のほうをお勧めしております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) 今御説明にありましたように、かかりつけの医療機関というのは、それはよく分かるんです。だけれども、子供さんが行ってる、かかりつけというと、ほんなに大きな病院もないと思います。小児クリニックとかというような小さな病院に行かれてる方が非常に多いと思います。だけれども、夜中、接種して30分は設置場所にいますけれども、夜中になってこうなった、ああなったというようになると、親御さんは非常に心配することが多いと思います。そういったときの体制はきちっとなってるんですかというのを今お聞きしたんであって、指定の医療機関というのはまだないということですね。されてないということですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 山崎市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事(山崎智子君) 救急医療機関というのが一覧で県のホームページのほうにも載っておりまして、丹南地区のほうには救急病院が8か所で、そのうち3か所が越前市内にあります。診療所のほうが丹南地区2か所とも越前市内にありますので、越前市内で医療機関5か所、丹南地区で10か所救急医療機関がありますので、そちらのほうをホームページのほうに掲載をしております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保健一君。 ◆(大久保健一君) 分かりました。ありがとうございました。 以上で終わります。 ○議長(川崎俊之君) 暫時休憩いたします。 再開は午後4時10分といたします。        休憩 午後4時03分        再開 午後4時10分 ○議長(川崎俊之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第9号に対する質疑を続行いたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) よろしくお願いいたします。 2点質問させていただきます。 まず、80ページ、ふるさと納税推進事業4億987万9,000円についてお聞きいたしたいと思います。 前年度より予算を大きく増したんですけれども、増額の理由と内容を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 令和4年度のふるさと納税額の目標8億円予算計上、歳入をさせていただきたいというふうに考えているところであります。 今年度、寄附募集サイトをこれまでのふるさとチョイスに加えまして、4月から楽天のふるさと納税、そして9月には三越伊勢丹ふるさと納税を新たに追加しまして、観光協会へ一部業務委託をするなどして受入れ体制を拡充をした結果、今年度見込額は前年度比の1.5倍の約6億8,000万円というふうな形で見込んでおります。 令和4年度でありますが、年度当初から3つの寄附募集サイトで運用ができるということから、新たな取組を行うことによって8億円の予算計上をしたというところであります。 来年度の増額に向けての取組でありますけれども、1つ目に、返礼品の人気商品の定期便を設定する、このことで5,000万円増やしたい。2つ目に、富裕層向けの三越伊勢丹ふるさと納税のラインナップの拡充、こういったことにより3,000万円を増やしたい。そして3つ目に、人気の高い海産物の加工製品の返礼品の拡充、こういったことに4,000万円の増というものなどを見込みまして、令和3年度の6億8,000万円をベースとしまして、今申し上げた3つの要素で1億2,000万円を加算して総額8億円を目指したいと、そういった内容でございます。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) すごい大きなかけだと思うんですけれども、これうまくいくと思いますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 大丈夫、頑張ります。しっかりとやっていきたいと思います。今申し上げた内容でしっかりやっていきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 楽天とか三越って聞いたときに、やはり開ける方多いんじゃないかなというので、ネットで開けるんですから。そうするとやはり多くなるかなって期待したいと思っております。 それで、この収益ですけれども、収益もある程度上がると思うんです。そのときに、それをどこへ生かしていくか。市長、市長になる前でしたか、マニフェストみたいなところで、増額したことによって子供への支援をしていきたいというのをおっしゃってたんです。その部分に対してお聞きしたいんですけど。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) ふるさと納税の使い道ということでございますが、これまでは総合計画の5本柱、そういったところにお客様というか寄附の方に選択をいただいてました。 年度末にそれぞれの事業を集計しまして、寄附額の割合に応じてその5本柱の各事業の一般財源に充当してきたところでありますけれども、新年度からこの対応を改めまして、具体的な事業メニューというものを年度当初にお示しをしまして、寄附目的を分かりやすくお示しをしてふるさと納税をお願いをしていきたいというふうに考えてるところであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 市長おっしゃってたように、ぜひ子供の部分へのお金を使っていただきたいなと思いますので、その辺、市長、どうですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 山田市長。 ◎市長(山田賢一君) 子供さんの子育て支援のために1つメニューといいますか、寄附目的の項目を立ててやるようなことをぜひ考えたいと思っております。産業振興あるいは観光誘客、そういったこともテーマになると思いますけれども、それと並ぶ重要な柱が子育ての応援ということだと私は考えておりますので、そのように進めたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) その辺よろしくお願いしたいと思います。 次に、84ページ、庁内情報システム管理事業の中のクラウド事業1,408万7,000円の中、この中に先ほど中西議員が質問していらっしゃったオンラインの行政窓口開設100万1,000円が入ってると思うんですけれども、内容に関しては先ほどの説明で分かりました。 お聞きしたいのが、開設することのメリット、意義と効果というのをどのように考えているか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 竹中総務部理事。 ◎総務部理事(竹中忍君) まずメリットでございますが、先ほども述べさせていただきましたように、電子申請の窓口が今3つございます。これを1つにすることによって市民の方に申請の手続を分かりやすくするということがあると思っております。(安立里美君「効果。」と呼ぶ) 効果は、取りやすくすることによりまして、電子申請の申請率を向上させていきたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)
    ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) これLINEを持ってなければいけないんですけれども、今結構スマホをお年寄りの方が持ち始めました。買った時点でLINEを結構登録してくださるんです。でも、このLINEの中にこのシステムを入れようと思うといろいろ入り方があると思うんですけれど、お友達登録みたいな形で。この辺はどのように考えてるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 竹中総務部理事。 ◎総務部理事(竹中忍君) 今、議員御案内のLINEにはお友達登録という機能がございます。この機能を使うことによって越前市を登録していただくということで、簡単に越前市の窓口を利用できるようにしていただきたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) なかなか高齢者の方たちってQRコードを開けてお友達登録するのってなかなか大変なんです。それで、利用方法を市民の方に周知していただきたいと思うんですけれども、その方法というのは考えてるでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 竹中総務部理事。 ◎総務部理事(竹中忍君) 広報の御質問でございますが、広報紙やホームページを使って広報していきますが、そのときにQRコードという友達登録をしやすいようなコードがありまして、そのコードを示し、簡単に登録できるように配慮させていただきたいと思っております。あわせまして、高齢者向けスマホ教室を現在やっておるんですけれども、そういうところとか地域のいきいきシニアクラブ等の団体に対しましてはチラシ等、紙ベースでの周知等も併せて行っていきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 今の方法なんですけれども、今サロンが210か所以上開かれてるんです、市内で。ぜひそこに出向いていっていろいろと教えていただけると、お年寄りってなかなかここまで来ていろんな手続することが大変ですので、ある程度おうちにいていろんなことができるようになればいいかなと思いますので、その辺も考えていただきたいなと思うので、よろしくお願いしたいと思います。 そこで、スケジュールなんですが、これいつ頃から始めるつもりなんでしょうか、お聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 竹中総務部理事。 ◎総務部理事(竹中忍君) これはクラウドというか、システムを導入するものでなくてサービスを利用するものでございますので、この議会で予算を認めていただければ来年度早々に作業を開始したいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) いい取組だと思いますので、ぜひ進んでやっていただきたいと思います。ありがとうございます。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) 予算書80ページです。 企画費、人口問題・定住化促進対策事業の第二の成人式開催支援事業補助金25万円につきましてお聞きをいたします。 事業の概要ということでお聞きをするわけですけれども、何年か前にこういった事業が始まったというふうにも聞いております。変化があるのがないのかも含めましてお知らせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 宮田企画部理事。 ◎企画部理事(宮田尚喜君) 第二の成人式開催支援事業についてでございます。 若者のUターン志向や出会いと交流を創出するために、この第二の成人式を開催するグループに対して5万円を上限に補助金を交付するものでございます。 市外に出た若者のUターンや婚姻、出生数の増加といったものに結びつけ、本市の地域活性化、地方創生に寄与することを目的といたしまして令和2年度から始めた事業でございます。 なお、実績につきましては、コロナ禍で大人数による会食が自粛されたということもございまして積極的な情報発信が行えなかったということで、実績はございません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) 実績がないというようなことでありますけれども、コロナ禍の中でこういったことを再度予算立てするという、若者のUターン志向ということも重要ですし、出会い、交流ということも今おっしゃったとおり非常に大事なことだろうなと。人口増という、定住化ということでの取組だと思うんですけれども、これ2年間実績がないという状況があるということ。それから、私一つ、第二の成人式という、成人式というのは二十歳の方の代名詞みたいなところを私、感じるわけでありますので、いいネーミングというんですか、こういったこともぜひ検討していただいて、この事業が本当に人口問題、定住化につながるような企画である、ただ5万円を5グループに配布して何とかやってくださいというような、市の取組の熱意があまり感じられんなと僕は感じるんですけれども、ぜひそこら辺、あれば再度答弁をお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 宮田企画部理事。 ◎企画部理事(宮田尚喜君) 令和4年度につきましては、新型コロナウイルス感染症の状況を注視しながらしっかりと制度の周知もしていきたいと思いますし、いろんな実績がある中で見直してまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) ぜひしっかり取組をお願いをいたしたいと思います。 次に、同じく予算書の80ページです。 7番、特急新幹線対策事業ということで、まず設計業務委託料というのが410万3,000円ということでございますが、この予算が何なのかということを、まずお聞きをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 新幹線開業後に県の並行在来線が準備されますが、JR武生駅と王子保駅間に新駅設置を準備会社のほうで進めてまいりますが、駅前広場に関しましては市のほうで単独で整備していくということで、令和4年度におきましては本市で実施いたします駅前広場、この整備のための基本設計及び現地測量調査、これらの委託料になります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) 市として担うべき駅前広場ということでの設計業務委託料ということですが、高校の近いところもございますので、特徴的なものというようなものを何か考えられているのであればお聞かせをいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 駅前広場につきましては、現段階では車の乗り入れができる乗車スペース1台分とロータリー程度ということで、自転車置場も含めまして最低限のことを今考えておりますが、今後設計を進めていく中で要望等、また必要な事項があれば検討していく、そういったことを考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) 利用する方は高校生の方がほぼだと思います。しかしながら、地元の要望ということも十分に組み入れながらというか、そういう声を聞くような場所もぜひ設けていただいて、この設計に当たっていただきたいなというふうに思います。 次に、並行在来線新駅設置支援事業補助金のことでございますが、これは何なのか、具体的な内容をお示しいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 並行在来線の新駅設置支援事業補助金624万5,000円でございますが、これは先ほど市の単独で新駅の駅前のロータリーの基本設計を行うという答弁をさせていただきましたが、これは駅本体に関しまして並行在来線の準備会社が実施する新駅整備の基本設計及び測量地質調査に係る費用、これを県と本市で2分の1ずつ負担をするということで、2分の1の負担分としまして市負担分として計上したものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) 分かりました。 それで、次の出資金について、3,240万円ということでございますが、これの詳しい説明をぜひお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 第三セクターであります県の並行在来線準備会社への出資金ということになりますが、出資総額につきましては県、市町、民間企業全体合わせまして20億円ということで合意ができてるところでございます。また、新幹線開業が1年遅れたということで、そこにかかります経費につきまして鉄道・運輸機構のほうで約6.2億円を出資するということで協議が調っておりまして、出資金総額は約26億2,000万円という形になっております。そのうち、本市負担分といたしましては4,740万円ということでございまして、既に1次出資分につきましては令和元年度1,500万円出資を行っているところでございます。今回は、その残り分ということで3,240万円を予算計上いたしまして、出資時期につきましては、準備会社が正式に会社として成立後の7月頃ということで予定をしてるところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) 開業ということになった場合に一日の乗降客数であるとか、または年間の売上げというんですか、計上という、その収支について何か数字をつかんでおられるのか、あったら教えていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 収支見込みにつきましては、現在の乗降者数を現状維持するという仮定の下に、令和6年度から令和16年、向こう11年間の収支の計画を立てております。その結果、11年間、令和16年の収支、累計赤字といたしましては約70億円ということで見込んでおりまして、この70億円に関しましては経営安定化基金ということで、今の出資金とは別に県と沿線市町で半分ずつ、50%ずつを令和5年度から順次準備で負担していくというような考え方を持っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) あと次に、一つ気になるのは駅名なんですけれども、これを決めるというか選考の過程というものが今何か具体的なものがあるんであればお知らせをいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 今現在全くそこは白紙といいますか、まだ協議の場にもなってないということでございますので、またそのときになりましたらお知らせをさせていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) 駅名については越前市らしい、文化が薫るようなというものをお願いしたいなと思いますし、駅が置かれる高校が近いというようなことで、県内の方誰もがぴんとくるような名称、こういったことも設置する自治体としては、そこら辺はしっかり協議の場でお示しをいただきたいなというふうに思います。 次に、84ページ、越前市の地域貢献活動支援事業補助金ということでお聞きをいたします。 自主的に地域活動を行う市民団体や学生団体に補助金を交付するというようなことでございますが、こういった事業の経過というんですか、現状をお知らせいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 竹中総務部理事。 ◎総務部理事(竹中忍君) 現状はというお問合せでございますが、令和3年度、本年度でございます、補助実績につきましては13団体でございまして、内訳は学生団体が11団体、市民団体が2団体となっております。 事例といたしまして、武生東高校の生徒さんたちによる性の多様性や地域魅力をPRする取組であったり、福井高専の生徒さんによる生き物への思いやりや環境を守ることの大切さを子供たちに学んでもらう取組や、仁愛大学の学生によりますコロナ禍で落ち込んでいる地域を元気づけるための取組、具体的に言いますと花火大会の実施と動画を配信するというようなことをしていただいておるところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) 学生の方が越前市をPRする、または越前市のことをもっと知っていただくということ、それを市民に対して情報発信をする、そして改めてふるさとというものを見直していただくという、そういった取組かなというふうにも思います。 それで、学生さん方のいろいろな市との関わりというんですか、いろいろな形で指導、助言等もしたりする、また学生さん方の活動によって市としても少し忘れていたことがあるとか気づきというんですか、そういったこともあるのかなと思うんですけれども、そういった協議はどのような形で進められておるのか、お聞きをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 竹中総務部理事。 ◎総務部理事(竹中忍君) 進めるに当たりましては、学生さんや市民団体が市内各地域の資源を活用していただくということはまずですし、世代を超えた活動や他の団体と連携することによりまして地域や団体の活性化にも寄与しているところだと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) 高校、ちょっと私、関係があるんですけど、探求というようなことでいろいろな分野で子供さん方協力して、また発表の場なんかも設けたりもして、クラスを超えて活動しているというようなことを目にいたしております。そういった中で、実際いろんな協議やら話合いをしながら一つの事柄について深掘りもしているなということで感心した覚えもあるんですけれども、再度お聞きするんですけど、子供さんやら学生さんと地域の関わりも含めて、どのような効果や今後に期待すること、あればお聞きをいたしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 竹中総務部理事。 ◎総務部理事(竹中忍君) まず、先ほども申し上げましたように、いろんな団体と連携することによって地域の活性化がますます高まってくると思いますし、地域の活力を向上させるための目的を今後も引き続き達していっていただけると大変いい事業になるなと考えております。なお、各団体の特色である取組を現在行っているところですが、報道にも各種取り上げられることでその成果が認められていると感じております。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) この間も報道で、東高校ですか、ありましたので、そういったことでは市民としても少し何か充実感というんですか、一つアップしたなというような感じを受けました。ぜひ続けていってほしいなというふうに思います。また、市としてもしっかり支援もお願いをいたしたいと思います。 次に、126ページのひとり親家庭等自立支援事業のうちの、高校生の通学定期代の助成金ということでの270万円の内容なんですが、具体的に教えていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) ひとり親家庭等高校生通学定期代助成金の内容ということでございますが、こちらは県の助成と合わせた助成ではございますけれど、対象を児童扶養手当の受給世帯、越前市ひとり親家庭等医療費助成受給世帯または市民税所得割非課税世帯の、その世帯の高校生が対象となっておりまして、高校通学に必要な定期券、こちらにつきましてはバスや電車、JRなどなんですけれど、この購入費に対する制度でございまして、本市では県の助成と合わせて購入費の2分の1を助成しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) 対象の要件は分かりましたが、昨年の実績、人数等が分かれば教えていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 実績といたしましては、62世帯に対しまして定期代の半額を助成しております。平均月8,000円程度の費用に対しまして、月4,000円程度の助成をさせていただいている状況でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) それで、新年度の対象人数というのはどのようにつかんでいらっしゃるのかということなんですけど、ただ今年ぐらいから県立高校試験が早くなったということはいいんですけど、私立のほうへどうも何か人気というんか流れてるというようなことも耳にするんですけれども、そういうことになりますと、この対象の人数が増えるような気もするんですが、その辺はどのようにつかんでいらっしゃるのかお聞きをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 毎年ですが、2月から3月にかけまして全中学校の3年生に通知を全て出しておりまして、こちらの通知につきまして4月から6月の間に申請をしていただきたいということでお呼びかけをしております。今年度もそのつもりでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) では、具体的な人数についてはしっかり把握ができるということで理解をいたしました。 それで、お隣の越前町なんかでは、うちと地域性が違うというのは分かるところでございますが、所得制限なしということで、全員に対して助成をしているというふうにもお聞きをするんですが、本市も対象を少し拡大するというようなお考えがないのか、今コロナ禍でいろいろ家庭事情もあるかと思いますので、そういう厳しい声を耳にするところもありますので、その辺についての検討はされないのかお聞きをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 今年度の予算につきましては、現行を維持した予算で制度設計させていただいております。そこの中で、議員のおっしゃっているところで言いますと、実はひとり親家庭等というところの名称のせいかもしれませんが、ほとんどの方がひとり親家庭の方で、住民税非課税世帯の方の利用がとても少なくて、こちらにつきまして周知をもっと何かしらできないかなということを考えておりますので、低所得世帯対象の制度として充実していきたいと考えております。 それですので、これまで同様な助成という形ではございますが、利用できる方、対象の方に漏れなく伝わるようにしていきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) 周知の方法というのも大事ですし、名称というんですか、ここから受ける印象というものもありますので、その辺は十分に協議をしていただいて、一人でも多くの方にこの制度が届くように、しっかり市としても検討をしていってほしいなというように思います。 次に、133、134ページの新型コロナウイルスワクチン接種事業についてお聞きをいたします。 まず、この事業は3回目ワクチンであるとか5歳から11歳の子供さん方の接種事業ということになろうかと思いますが、その内容についてお聞きをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 山崎市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事(山崎智子君) 令和4年度のこの事業概要につきましては、3回目接種となります追加接種と5歳から11歳の子供の接種の接種体制を確保いたしまして、速やかかつ円滑に接種を進めていくということが主な事業の内容となっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) それで、追加接種の全体的なスケジュール、これをお知らせいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 山崎市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事(山崎智子君) 昨年12月から始まりました3回目となります追加接種につきましては、医療従事者や高齢者施設などの入所者、従事者はおおむね終了しまして、追加接種の対象となる高齢者につきましては約6割が2月末頃までに接種を終えると見込んでおります。 また、保育士、学校関係者につきましては2月19日と26日に集団接種会場を設けるなどしまして、3月末までにおおむね終了できるよう、優先的な接種を進めております。 また、対象者全ての追加接種の間隔が6か月以上に短縮されましたことを受けて、昨年8月までに2回目の接種を終えた方約3万9,000人には接種券の発送が完了しております。それで、これらの方につきましては遅くとも4月中頃までには接種できるように取り組んでまいります。 追加接種の実施期間は今年9月末までとなっておりますので、できる限り速やかに接種ができるよう計画的に接種を進めていきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) 9月末までということで、私らのところへも接種券も届いてきておりますので、速やかな接種ということも必要かなというふうに思います。 それでもう一つ、自動車借り上げ料360万円の内訳と、このタクシー送迎のサービスの周知方法、これがしっかり市民に届いているのかどうか、状況というものがあればお聞きをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 山崎市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事(山崎智子君) 自動車借り上げ料360万円のうち210万円が、お一人で接種会場に行くことが難しい方への乗合タクシーの借り上げ料となります。 今年度の実績につきましては、今のところ35人となっております。 周知方法といたしましては、接種券送付時に同封します案内チラシに掲載しているほか、市のホームページや今年1月号の広報紙にも周知をしております。また、各地域包括支援センターの支援だよりへの掲載、また気がかりな方へのお声かけもしていただくようにお願いをしております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) しっかり、自分で会場へ行けない方というのもたくさんいらっしゃるというふうにも聞いております。そういった方々がぜひこういったサービスを利用できるという、そういうような体制、環境を整えるということも大事かなと思いますので、ぜひ周知につきましてはさらに強めていただければなと思います。 それで、5歳から11歳のワクチン接種につきましての全体的なスケジュールというんですか、こういうものもお知らせをいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 山崎市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事(山崎智子君) 5歳から11歳のワクチン接種のスケジュールでございますが、子供の接種券につきまして、今月2月14日に発送いたしました。 集団接種と個別接種を併用して行う予定でございます。集団接種につきましては、3月は武生中央公園総合体育館、4月は市民プラザたけふを予定しております。医療機関につきましては、市内11か所の医療機関での実施を予定をしております。 今後のスケジュールとしましては、3月8日から接種を開始いたしまして、6月末までにおおむね終了できるように接種計画を立てております。 なお、5歳から11歳の子供のコロナワクチン接種につきましても全体の接種同様、実施期間も令和4年9月末日までとなっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) それで、想定の接種率は先ほど75%というふうにもお聞きをいたしました。それで、そこに向けてしっかり、これも保護者に対しての周知も必要かなと思いますので、ぜひそこも学校や保育園等も通じての連携も取っていただきたいなというふうに思います。 それで、私、専門的なことは分からんのですけど、5歳から11歳の方のワクチン接種と大人のワクチン接種、こういったいろいろ薬とかワクチンの違いというんですか、そういうものも聞くんですが、この際聞いておきたいので、ぜひ教えていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 山崎市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事(山崎智子君) 5歳から11歳のワクチン接種につきましては、ファイザー社製の小児用のワクチンで、小児専用の製材として濃度が調整されているものを使用いたします。有効成分の量が12歳以上で接種する量の3分の1となりまして、接種回数のほうは12歳上と同様、3週間間隔で2回の接種をいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 川崎悟司君。 ◆(川崎悟司君) なかなか終わりの見えないコロナの感染状況でありますし、連日300人を超えるという県内の状況もございます。 そして、特に若年層というんですか、そういう方々が今回多いなというようなことがありますし、オミクロンというんですか、また新たな株も出てくるというような状況もありますので、市としてもそういった体制については各課連携をしながらしっかり対応していってほしいなというふうに思います。 以上で終わります。  ──────────────── ○議長(川崎俊之君) ここで申し上げます。 本日の会議は、議事の都合により、これをあらかじめ延長いたします。  ────────────────(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) 私は、1項目だけお聞きをいたします。 74ページの地域ブランディング事業で、今日これまでも中西議員とかが質疑をされまして論議をされてきましたが、本来であればそこで分かるはずなんですけれども、分からないんで、また質問をいたします。 18日に初日がありまして、明くる日、先ほど部長もおっしゃってましたけど、福井新聞にメタバースに越前市再現をということで記事が載りまして、これで分かりやすく説明していただいてありがたいなと思って読んでたら、市内各地で撮影した写真データを組み合わせて実物そっくりの立体的な町を構築、そこでイベントを開くなどして仮想空間から越前市を盛り上げようとしてるって、これ読んだらなお訳分からなくなったんですけど、どこに実物そっくりの立体的な町をつくるんだよみたいな、どこへ行けばいいんだよとか、それから下のほうにはデジタルツインという空間内で美術展や音楽ライブを開くなど様々なサービスを付加した状態がメタバースで、ネットを通じて訪れる人を楽しませることができる。 不思議な世界だと思うんですが、それでいろいろ見ますと150万円というこの予算でどこまでできるんかなということなんですよね。これは自宅のパソコンから参加する、自分のアバターでお訪ねしていって、パソコンの中でちょこちょこちょこちょこと回って歩く、昔何かアメーバピグとか何かそういうのがあったと思うんです、知らなかったらいいんですけど、そういうものなのか、それとも私らがゲーム感覚で見るのは、ヘッドセットをかぶって、そこでもう360度よその世界になって、例えばそこに越前市が再現されて、その中で美術館とか何かいろいろあったりとかするのかなと。いわゆる没入感、自分がすっぽりその世界に入っちゃうと、そういうことができるとなると相当な予算でそこそこの遊園地とかイベントをするところへ行かんとできないと思うんですが、この予算て、どこまでを今のところ求めてるのか、それに引き続き最終形を求めて進んでいく継続的なものなのか、その辺教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長
    ◎総務部長(西野吉幸君) 私も決してその分野明るいわけではないので、よく似た感じでの御説明になって申し訳ないんですけれども、まず150万円でできるというところももちろんあるんですけれども、それ以外に、先ほど御説明させていただいた中に602万円の委託料の中に、そのコンテンツを制作する委託料というところで200万円を計上してございますので、そちらのほうでもメタバースに使っていけるような素材というものが出来上がってくるというふうに考えております。ゲームを新たにこしらえるということになると何億円という金額がかかってきてしまうんだろうというふうに思っておりますけれども、ただ、今こういう技術の進歩というのが非常に速くて、結構複数のスマートフォンであったりタブレットであったりで意外に簡単にできるようになる、技術革新というんでしょうか、それとこのスピード感も、通信の規格が5Gという世界に入ってきている中でかなりスピードが速く、画像の処理等も速くなってきている、そういったことでかなり進んできていると思ってます。実際に、たくさんのお金をかければすばらしいものができると思うんですけれども、そういうお金をかけなくてもできる時代になってきておりますので、そういったことを各大学であったり市民の団体であったり、そういった専門家の方をやっていただけることを私どもは支援していく、そのためのお金というふうに考えていただきたいなというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) 部長もよく分からないなりに御説明をいただいてるということでありますけれども、結局は自宅からのパソコン参加型になってくんですか。そういうパソコンの画面の中であっち行ったりこっち行ったり、そういうイメージですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) パソコンといいますか、スマートフォンであったり、あるいは本当に立体的な空間の中に入っていこうというのであれば、いわゆるバーチャルリアリティーといいまして、先っぽに大きな画像みたいなのを映し出すサングラスの大きいようなもの、そういったものをかけて入っていくような、そういったものもできるというところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) その辺にしておきます。 それから、コンテンツの充実と外部発信力の強化、今もちょっとおっしゃいましたけれども、これまでもユーチューブなんかをずっと見てますと越前市の公式チャンネルそれから越前市役所のページとかありますよね。それで、宝をつむぐまち越前市とか、これしばらく見てるといきなり市長がアップで登場する、非常にインパクトのある動画ですけれども、非常によくまとめられたもんだと思いますし、それから職員の方の、越前市で未来をつくる職員インタビューということで、それぞれの方が越前市の魅力とか勤めやすい市役所ですよとかおっしゃってらっしゃるんですが、こういうように様々な、ほかの方々も越前市の食とグルメとかいろんな町並み探訪とか動画を配信されてますね。非常に楽しいんですけど、これ以上に、さらに今後どのような計画を持ってこうした予算をつけて計画を、これ以上どうしていこうとされてるのか、その方向性をお聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) 実際に今回予算を持たせていただきましたのは、メタバースであったりTVerであったりコンテンツの磨き上げ、そういったことに関しての予算計上でございます。じゃあそれがずっとどういったところまでいくのかというのは、実際これ走りながら何が効果的か、一番これが今の時代に合ってるかというのも十分検証しながらやっていく必要があると思っております。ですから、例えば来年もメタバースをやるかどうかというのは今の段階では断定も明言もできませんし、TVerについてもその年代、地域を絞って広告を打ち出しますけれども、その検証をしっかり行った上でどれが一番いいか、また検証していきますので、走りながら考えさせていただきたいというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) 地域のブランディングということで、越前ブランドを形づくる、そういうための取組というのはもういろんな形でやっていただかなきゃいけないし、私らもそういうネットなんかで越前市とかそういう動画とかを見ると、やっぱり関心を持って非常にうれしく楽しく見ちゃってやってるんですけれども、今回CMの制作、それから配信ということで242万円、これアプリTVer、民放5社のテレビ番組が見れるということで公式サービスなんですけれども、今回このTVerを選んだという理由、ほかにもテレビ東京とかいろんなところでこういう動画配信をやってると思うんですけど、そういうのも比較されてTVerにしようというふうに決めたという、何か決定打はあるんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) 地域ブランディングのプロジェクトチームのほうで、一番お金をかけて効果的なものがTVerであろうという、そういう結論に至ったと。それの理由といたしましては、とにかく若い人たちがテレビ番組を見るのにテレビで見るんじゃなくして、テレビ番組が終わった後1週間、その番組をずっといつでも好きなときに見れますから、そういった形に変わってきている。そうすると、広告の出し方もTVerについては出すエリアとそのターゲットの年齢、年齢とか事前に登録するようになっておりますので、それを絞った形で私どものほうに来ていただきたい年齢に対して効果的なPRができるということで、こちらのほうを選定して市のほうにこれが一番いいと思いますよという、そういうプレゼンをいただいたその結果、この予算計上に至ったというところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) こういったCMの作成費とかあると思うんですけれども、このTVerではいわゆる配信料とかそういうのは発生しないんですか、CMの。普通のテレビですと、地上波ですと15秒で40万円とか50万円とかべらぼうなお金ですけど、これはどんなですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) 242万円の内訳を申し上げさせていただきたいと思います。 まず、CMの制作費といたしまして100万円を考えております。そして、今ほどおっしゃられましたオンエア料いわゆる放送料でございますけれども、それが大体100万円でございます。そして、総合の管理費、あと税金もかかりますので、それを合わせて242万円という金額でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) この配信料、放送料100万円というのは、これは1年間ということですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) まず、1か月間で100万円ということでございますので、まず1か月間配信をさせていただいて、その結果をやってきたいと。まず、作るために期間も必要になりますので、その期間も考えていきたいということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) 私もTVerはずっと見てるんですけど、「相棒」とか、ああいうのを見逃したとき見るんですけど、ユーチューブというのは広告を飛ばせますけど、TVerは強制的に待ってなあかんですよね、じっと。ですから、そういう点であまり人気がないということも聞いたことがあるんですが、逆に言えばCMは必ず見てもらわなきゃいけないという、これを見てる人については。そういう意味では、ユーチューブは飛ばされちゃうからこれのほうがいいかなとは思うんですけど、結果的に1か月やっていただいて、その結果によってはもうやめますよとかあるいは引き続きやりますよとか、100万円毎月払いますよとか、そういう状況ですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) しっかりその結果、先ほど議員おっしゃられましたように、このTVerのいいところはCMをカットできないので、それをしっかり見ていただいて、どのぐらいの方が、どの年代の方が見ていただいているかというのをしっかり検証してからまた次年度のほうに臨んでいきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 山田市長。 ◎市長(山田賢一君) 今回は、なかなか情報を届けるのが難しいという状況の中で、TVerというのがターゲットを絞って明確に相手に伝えることができるんじゃないかという観点からこれを使いたいと。1か月間流して大体15万回ぐらい流れるようですけれども、その間流してみて、じゃあターゲットにちゃんと届いたかとか、その効果があるかというのを実証して、もし効果があるようであれば、このTVerというものを使っていくと。そういうための予算として上げさせていただいているということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) 私もTVerを見てますけど、そんな行政の広告とかをあまり見たことないんで、これから、意図的にその広告というのは見れるもんですか、チャンネルが決まってるんですか。いろいろありますよね、番組が。どこを見たらそういうのって。とにかく見てればたまたま見れたという、そういうもんなんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) 地域を限定してということでございますので、例えばうちのほうで新幹線がずっと続いていって、北関東エリアを中心に映してほしいということになれば、そのエリアの方々にお届けするというような、そういう配信の仕方になりますので、例えばテレビのように全国一斉同じCMが流れるとかそういったものではございませんので、よろしくお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) これはいつから流れる予定ですか、これからつくるんでしょうけど。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) まず、制作にかからなくてはいけませんので、それが完成してからということになりますので、令和4年度のどちらかというと後半のほうにオンエアということになろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 前田修治君。 ◆(前田修治君) 了解しました。その時期にしっかり見せていただきたいと思います。 以上で終わります。 ○議長(川崎俊之君) 議案第9号の区分1に対する質疑を終了いたします。  ================ ○議長(川崎俊之君) 本日はこれをもって延会いたします。 次会は明日25日午前10時から再開いたします。        延会 午後5時00分〔 参 照 〕┌─────────────────────────────────────────┐│            予   算   付   託   表            ││ 総務委員会                                   ││  議案第 2 号 令和3年度越前市一般会計補正予算(第9号)           ││   第1条(歳入歳出予算の補正)の第1表歳入歳出予算補正            ││     歳入全部                                ││     歳出第 1 款 議会費                          ││     歳出第 2 款 総務費(ただし、1項10目情報化推進費のうち3個人番号カ ││           ード利用環境整備事業、3項戸籍住民基本台帳費及び7項1目生 ││           活安全対策費のうち2交通災害共済事業を除く。)       ││       第 9 款 消防費                          ││       第12款 公債費                          ││   第2条(地方債の補正)の第2表地方債補正                  ││   第3条(繰越明許費の補正)の第3表繰越明許費補正中             ││     追加第 2 款 総務費                          ││  議案第 9 号 令和4年度越前市一般会計予算                  ││   第1条(歳入歳出予算)の第1表歳入歳出予算                 ││     歳入全部                                ││     歳出第 1 款 議会費                          ││       第 2 款 総務費(ただし、1項7目企画費のうち3ふるさと納税推進事 ││           業、10目情報化推進費のうち4個人番号カード利用環境整備事 ││           業、11目多文化共生推進費のうち1外国人市民相談事業、3項 ││           戸籍住民基本台帳費並びに7項1目生活安全対策費のうち9交通 ││           災害共済事業及び11消費者対策事業を除く。)        ││       第 8 款 土木費中2項3目道路新設改良費のうち5交通安全施設整備事 ││           業                             ││       第 9 款 消防費                          ││       第12款 公債費                          ││       第13款 諸支出金中2項繰出金                   ││       第14款 予備費                          ││   第3条(債務負担行為)の第3表債務負担行為(ただし、総合窓口案内業務委託料 ││     及び企業立地促進補助金を除く。)                    ││   第4条(地方債)の第4表地方債                       ││   第5条(一時借入金)                            ││   第6条(歳出予算の流用)                          ││ 教育厚生委員会                                 ││  議案第 2 号 令和3年度越前市一般会計補正予算(第9号)           ││   第1条(歳入歳出予算の補正)の第1表歳入歳出予算補正            ││     歳出第 2 款 総務費中1項10目情報化推進費のうち3個人番号カード利用 ││           環境整備事業、3項戸籍住民基本台帳費及び7項1目生活安全対 ││           策費のうち2交通災害共済事業                ││       第 3 款 民生費                          ││       第 4 款 衛生費(ただし、1項4目環境対策費及び5目合併処理浄化槽 ││           費並びに2項清掃費を除く。)                ││       第10款 教育費                          ││   第3条(繰越明許費の補正)の第3表繰越明許費補正中             ││     追加第 3 款 民生費                          ││       第10款 教育費                          ││  議案第 3 号 令和3年度越前市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)     ││  議案第 4 号 令和3年度越前市介護保険特別会計補正予算(第2号)       ││  議案第 5 号 令和3年度越前市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)    ││  議案第 9 号 令和4年度越前市一般会計予算                  ││   第1条(歳入歳出予算)の第1表歳入歳出予算                 ││     歳出第 2 款 総務費中1項10目情報化推進費のうち4個人番号カード利用 ││           環境整備事業、11目多文化共生推進費のうち1外国人市民相談 ││           事業、3項戸籍住民基本台帳費並びに7項1目生活安全対策費の ││           うち9交通災害共済事業及び11消費者対策事業        ││       第 3 款 民生費                          ││       第 4 款 衛生費(ただし、1項1目保健衛生総務費のうち8公衆浴場振 ││           興対策事業、9狂犬病予防事業及び10飼い主のいない猫対策事 ││           業、4目環境対策費並びに5目合併処理浄化槽費並びに2項清掃 ││           費を除く。)                        ││       第10款 教育費                          ││   第2条(継続費)の第2表継続費                       ││   第3条(債務負担行為)の第3表債務負担行為中                ││     総合窓口案内業務委託料                         ││  議案第10号 令和4年度越前市国民健康保険特別会計予算            ││  議案第11号 令和4年度越前市介護保険特別会計予算              ││  議案第12号 令和4年度越前市後期高齢者医療特別会計予算           ││ 産業建設委員会                                 ││  議案第 2 号 令和3年度越前市一般会計補正予算(第9号)           ││   第1条(歳入歳出予算の補正)の第1表歳入歳出予算補正            ││     歳出第 4 款 衛生費中1項4目環境対策費及び5目合併処理浄化槽費並びに ││           2項清掃費                         ││       第 5 款 労働費                          ││       第 6 款 農林水産業費                       ││       第 7 款 商工費                          ││       第 8 款 土木費                          ││       第11款 災害復旧費                        ││       第13款 諸支出金                         ││   第3条(繰越明許費の補正)の第3表繰越明許費補正中             ││     追加第 5 款 労働費                          ││       第 6 款 農林水産業費                       ││       第 7 款 商工費                          ││       第 8 款 土木費                          ││       第11款 災害復旧費                        ││       第13款 諸支出金                         ││  議案第 6 号 令和3年度越前市水道事業会計補正予算(第3号)         ││  議案第 7 号 令和3年度越前市工業用水道事業会計補正予算(第2号)      ││  議案第 8 号 令和3年度越前市下水道事業会計補正予算(第2号)        ││  議案第 9 号 令和4年度越前市一般会計予算                  ││   第1条(歳入歳出予算)の第1表歳入歳出予算                 ││     歳出第 2 款 総務費中1項7目企画費のうち3ふるさと納税推進事業    ││       第 4 款 衛生費中1項1目保健衛生総務費のうち8公衆浴場振興対策事 ││           業、9狂犬病予防事業及び10飼い主のいない猫対策事業、4目 ││           環境対策費並びに5目合併処理浄化槽費並びに2項清掃費    ││       第 5 款 労働費                          ││       第 6 款 農林水産業費                       ││       第 7 款 商工費                          ││       第 8 款 土木費(ただし、2項3目道路新設改良費のうち5交通安全施 ││           設整備事業を除く。)                    ││       第11款 災害復旧費                        ││       第13款 諸支出金中1項公営企業費                 ││   第3条(債務負担行為)の第3表債務負担行為中                ││     企業立地促進補助金                           ││  議案第13号 令和4年度越前市水道事業会計予算                ││  議案第14号 令和4年度越前市工業用水道事業会計予算             ││  議案第15号 令和4年度越前市下水道事業会計予算               │└─────────────────────────────────────────┘...